松本大学に、若さはじける56歳の学生がいるらしい。

若さはじける56歳って!
しかも大学生って・・・。
今回も、ちょっと不安を抱えながら調査に向かいました。

 

松本大学。

 

駐車場についてあたりを見渡していたら、
遠くの方から軽やかに走ってこちらに向かってくる男性が。
私の目の前でぴたりと止まり、爽やかな笑顔で、

「どうも、こんにちは。吉江です。」

わ・・・若い。56歳に見えない。目がキラキラ輝いている!!

 

吉江 俊浩さん。56歳。
松本大学 人間健康学部 スポーツ健康学科 3年生。

「では、私が入っているゼミの研究室にご案内しますね。」

どうして吉江さん、こんなに若くはつらつに見えるんだろう・・・。

 

研究室にいた学生さんたちにも聞いてみると、

 

「確かに吉江さんは若いですよ。いつも目を輝かせています。
僕らも圧倒されるぐらい。
こういう56歳、あこがれちゃいますね。目標にしたいです。」

という声が、あちらからもこちらからも。

 

吉江さん。あなたはナニモノ!?

 

「もともとは会社員で、コンピューターのエンジニアとして仕事をしていました。
会社員時代にぎっくり腰になって、それをきっかけにダイエットを始め、
1年で20キロの減量、リバウンドなしということを達成しました。
そんな中、リストラにあい、会社を辞めました。
そこで、自分のウエイトコントロールの経験を記録した本を書き、
あちこちで講演もするようになりました。
講演活動をしていると、もっと勉強して専門知識を身につけたい、
って思うようになり、だったら大学へ行こう!
ということなんです。」

 



 

現在はこの2冊の本を出版し、精力的に公演活動をしています。
でね。やっぱり、この方の生きる姿勢が素敵なんです。

 

「リストラにあったおかげで、
これまでには出会うことがなかった素敵な人たちと知り合えた。
お話をすると、みなさん本当に素晴らしいことをなさっているんです。
私はその都度とても影響を受けて、2冊目の本を書いたり、講演活動が広がっていったり、
野菜ソムリエの資格をとったり。
自分の好奇心に素直になったら、今までよりも元気になったんです。
好奇心がこんなに健康にプラスんだ、って自分でもびっくりしています。」

 



 

好奇心。
子どもの頃は、当たり前のように持っていたはずなのに、
いつの間にかどこかに置き忘れてしまっていませんか?
吉江さんはきっと、会社を辞めたことをきかっけに、
もう一度、どこかに置き忘れていた好奇心を取り戻そう、
人生を思いっきり楽しもう、って思ったんじゃないかな。
だからこそ、こんなにキラキラ輝いて見えるんだろうな。

 

「大学で自分はスポーツ健康学科で筋肉について専門的に学んでいますが、
同じ学部に健康栄養学科があります。
そのほかにも総合経営学部、今年からは教育学部もできました。
自分の学びを深めると同時に、いろんな学生たちと交流も深めていって、
それを地域活動に活かしていきたいと考えています。
みんなが健康に活き活きと生活している地域を目指して。」

 

吉江さんの活動は、これからどんどん広がっていきそうですね。
想像以上に若さがはじめる、56歳の大学生でした。
元気をもらえましたよ!!

 

松本の塚原でした。

木島平村に!あの幻の魚がいるらしい?

あの!が付く幻の魚って言ったらどんなお魚が思い描きますかね?
あの!幻の魚。あの!!あの!!

あの!幻の魚がいるよ!見においで~。と木島平村に住む。
浦山宏一さんに誘われて・・・。のこのこと行ってみました。
お邪魔しましたのは、浦山さんのご自宅。立派なお庭に立派なご自宅。


ご自宅のお庭にある。椅子に腰かけながら・・。さらにお茶いただきながら、
まずは、あの!幻の魚って何ですかねぇ。

浦山さんに聞いてみました。


あの!幻の魚とは、体長が1.5メートルになる巨大な魚で、資料によると!
2メートルになったものも発見された。
さらに!今では北海道の一部にしか生息していないという
まさに!幻の魚が、浦山さんのご自宅のお庭の池にいる。

これは・・・。池に行け。行ってみたい。その幻の魚とは?一体・・。

あの!幻の魚とは、「イトウ」です。イトウ。
日本最大の淡水魚としてしられていまして、
県内でも養殖されていて飼っている場所はあるんですが、
浦山さんのようにご自宅のお庭の池で半分趣味。


のように飼っていらっしゃる方は、珍しいですよねぇ。
「イトウ」釣りの好きな方ならすぐにどんな?魚かわかると思いますが、
改めて。「イトウ」どんなお魚なのか?聞いてみました。


乱獲などで・・。他にも、様々な理由はあると思いますが、
かなり数が減ってしまったことから幻の魚と言われるようになった。
所説ありますが、小説家の「開高健」さん。
釣りとウィスキーをこよなく愛した方。
開高さんが幻という言葉をイトウに使ったことからでは?ないか?
釣り好きの少年の漫画。有名なものがありましたが!この漫画にも登場して。
三平の背丈より大きいのでは?みたいな「イトウ」が登場。
私はこれで「イトウ」知りました。「イトウ」は、サケ科のお魚ですが、
サケと大きく違うのが長く生きる。
浦山さんも最長で26年飼い続けた。
現在いる「イトウ」は、12年のものがいる。かなり大きくなっていました。


ここまで、大きくするの大変。10年以上はたまた20年以上ですから。

さらに、木島平村だからこそ!という点も大切なポイントでした。

そりゃそうだ。手間と時間と愛情かけて育てていますから・・。
食べたらおいしいのはわかっていても浦山さんは、
食べられない。食べてみたいけど食べられない。
幻の魚と言われるもう一つの理由は、長く生きて大きくなると美味しい白身の魚で、
高級魚になる点もあるからなんです。県内でも手に入ると・・。

高級なレストランあたりで出されることもあるようですが、なかなか。私たちの口に入ることはないのかしら?食べたことありますか?

浦山さんも、大きくなると!出すそうです。
最終的には食べてもらいたいと思って飼っていますから。
でも、ご本人は、食べることはできない。今のお話の中でさらっと出てきましたが、同じ池の中にイワナもいます!さらに、チョウザメも飼っていらっしゃるんです。

「イトウ」凄い。サメ食べちゃうの。両顎が丈夫で歯はかなり鋭い。
漢字で魚へんに鬼って書いてイトウとすることもあるぐらい。顔も怖い。
大きくなったりすると、仲間同士で食べちゃったり。伝説では、鹿を飲み込んだ?


なんて話が飛び出すくらいなんです。チョウザメ食べちゃうのわかりますよね。

ご自宅のお庭は、オープンガーデンになっていますので、
自由に「イトウ」「チョウザメ」「イワナ」「信州サーモン」見に
来て下さい。とのことです。目印は・・・。
木島平村の内山手すき和紙体験の家すぐ近くです。

調査員 竹井純子

小諸に今、あつイーご当地グルメがあるらしい!?

製作費9500円の市のPR動画「小諸あつイー!!」が話題となっている小諸市には、
同じく今、熱い~ご当地グルメがあるのだそうです。

お話を伺いに行ったのは小諸商工会議所。副会頭の塩川さんにお話を伺って驚きました。そのご当地グルメは…

始まりは群馬県太田市!?

何故に群馬県???

実は小諸市と太田市は、その昔いた呑龍上人(どんりゅうしょうにん)という偉いお坊さんが行き来していたというご縁がるのだそうです。4年前、太田市の名物「太田焼きそば」と小諸ならではの食材をコラボレーションさせるという企画がイベントであり、その時できた小諸版太田焼きそばが、そのあつイーご当地グルメにつながったという事です。

さて、その小諸らしい食材とは?
どんな焼きそばになったのでしょう♪♪♪

答えは、お味噌です!
小諸市は古くからある味噌蔵があり、小諸の歴史とお味噌は切っても切れないものなのです。

その時は、そんな小諸市産の黒大豆でできたお味噌―黒味噌とひき肉を和えた肉味噌を使った焼きそばが出来上がったのだそうです。

その小諸版太田焼きそばを商工会の皆さんで持ち帰り進化させました。使用する油は浅間山麓に広がる菜の花畑から採れた菜種油。そして、スーパーフードとも言える栄養価の高い小諸産のエゴマをトッピングした焼きそばです!名づけて「こもろん味噌焼きそば」♪イベントごとに登場し、人気の焼きそばとなっていったそうです。

そんなこもろん味噌焼きそばが更に広がりを見せ、黒味噌ベースの肉味噌を使った料理を小諸市の各飲食店で提供するようになった「こもろん味噌グルメ」というのが、今日の答え あつイーご当地グルメです。

こもろん味噌グルメは小諸市の飲食店13店舗で提供されています。
商工会のすぐ近く、商店街にあるHARADA(ハラダ)さんのこもろん味噌グルメを頂きました♪

 



こもろん味噌を使ったボロネーゼ「コモローゼ」です(笑)
鉄板にのった味噌ソースのパスタです。ジュージューとすごい音をたてながら出てきました。鉄板なので、おこげのような感じになって美味しかったですよ~↑
お味噌ベースなので食べなれた味のようにも感じました。コクのあるお味噌とひき肉がとても合います!これは他のお店のこもろん味噌グルメも食べてみなくては…(うっしっし)

 



蕎麦の上にこもろん味噌をのせたメニュー、ピザ、メンチカツ、肉まん、クレープ、鍋、ラーメン…色々なメニューがありますよ!どれも美味しそう♪

 



観光案内所や各店舗にこもろん味噌グルメをまとめた「こもろん味噌グルメBOOK」を置いています。これを手に入れて是非色々なお店に行って試してみてください。

小諸の新ご当地グルメは新しくも懐かしいお味の美味しいグルメでした☆

 

 

斉藤 美穂

うわさに続きが生まれた? あの大提灯に強力な助っ人が登場したらしい!


諏訪市の大手町に並木通りと呼ばれる場所があります。

上諏訪駅の西口近くから高島城へ向かう道で、

けやきの大木が両側にあるため並木通りと呼ばれています。

 

並木通りでは、昭和20年代の中頃から手作りの大提灯をケヤキの木に飾ってきました。

高さが3m、直径が2mほどの大きな提灯です。

昭和40年代には道の両側に 30基ほどが飾られており、

ぼんぼりも飾るなどとても華やかだったそうです。

◇昭和44年の写真  ↓



その当時の賑わいの名残を今に伝えるものが、この大提灯で

上諏訪の夏の風物詩の一つになっています。

 

元々は、地元の商店主さんたちが制作してきましたが、

昨年から組織が変わり、新たに有志の皆さんにより結成された

「並木通り大提灯保存会」に伝統が引き継がれています。

そして昨年、大提灯の部品が50年ぶりに新調されたというのが以前のうわさです。

 

ここからがうわさの続き…

その大提灯作りに今年は、とても強力な助っ人が登場しました。

諏訪清陵高校書道部の皆さん、直接関わったのは2年生の部員4人です。

 

実は、大提灯…昨年の8基から10基にと2基増えました。

新しくスポンサーとなったのが、保険代理店『アストのほけん』という会社で、

地元のコミュニティFMに高校生にスポットを当てた番組を持っています。

その縁があって、諏訪清陵高校書道部と保存会を結んでくれた…という次第だそうです。

 

書道部の皆さんですが、文字を書いただけではありません。

提灯作りから手伝っています。6/1に紙切り、6/16には紙貼りに参加しました。

 

そのあたりの様子を「並木通り大提灯保存会」会長の藤原 千弘(ちひろ)さん聞きました。

『若いせいか飲み込みも早くて、こっちがモタモタしているうちにどんどん進めてくれて、とても助かった。孫のような高校生の参加で保存会員も楽しそうだった。』そうです。

 

そして6月18日、いよいよ大提灯に文字を入れました。

午後1時半ころから部員の一人、宮原めぐみさんが龍の絵を描き始めます。

宮原さんは美術を選択授業にするなど、絵をかくことが大好きだそうです。

練習を重ねたとはいて、下絵なしで描き進めていく様子にはびっくりしました。

◇だいたいの当たりをつけます



◇竜のラインです



◇まずは竜の絵を描きます









2時頃から文字を書き始めましたが、選んだ言葉は『意気軒昂』の4文字、

一人が一文字ずつ書き入れていきます。

 

◇意を書いたのは 藤森真梨子さん ↓



◇気を書いたのは 宇治芽美さん ↓



◇軒を書いたのは 有賀彩乃さん ↓



◇昂の文字と龍の絵を描いた 宮原めぐみさん ↓

保存会の皆さんや取材のマスコミ関係者が見守るなか、

15分あまりで文字を書き上げました。

そのあと、諏訪清陵高校書道部の名前、朱色の落款を入れて完成。



◇名前と落款を入れます



龍を描き始めてから1時間ほどと、本当に素晴らしい集中力でした。

何を書くかは一任されたそうですが、なぜ『意気軒昂』という言葉を選んだのか…

『大提灯作りを保存会の皆さんと一緒に行い、皆さんが元気に提灯を作っているところを見て選ばせてもらった』とのことでした。

◇最後に挨拶 ↓



当日、付き添いできていた顧問の小宮山健司先生のお話では、

書道部員は全部で16人、そのうち2年生は4人だけすが、とても仲が良いとのことです。

さすがのチームワークぶりを発揮。

かなりの凹凸があり墨ののりも違うため苦労したようですが、

心と込めて精一杯仕上げてくれました。

 

保存会の皆さんはこれからがたいへん。

7月9日にすべての大提灯10基をケヤキの木に飾ります。

高い木の枝に吊るす作業も全部自分たちで行います。

 

並木通りの大提灯は7/9~9/2(土) 新作花火大会まで飾られています。

午後6時~午前2時までは灯りが点ります。

風が吹いたり、大雨が降ったりすると大提灯を下ろすため、管理がたいへんです。。

そして、諏訪清陵高校の書道部の皆さんが書いてくれた『意気軒昂』が見られるのは

この期間だけ。ひと夏だけです。ぜひぜひ、見にいらしてください。

 

調査隊員:土橋桂子

☆長野市中条には、とんでもない!田植えがあるらしい?

田植えの経験は?ありますか?
今は、機械植えが主になると思いますが・・。
子供たちの食育から、手植えの体験など行われることが最近ありますが!
なかなか。手植え体験をしたことがある方。減ってきていますよね!
なんと!長野市の中条では!とんでもない田植えが行われているらしい?
ということで、行ってみましたよ。長野市中条。

とんでもない!田んぼにも入らず・・・。まるで!田んぼの畔から捨ているようにも見える。
これが?本当に田植えなのかもわからない。
まさに!とんでもない!とんでもないのか?とんでいるのか?

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先ほどは、お天気の良い。まさに田植え日和の日に。大勢の皆さんが集まって
立派に育った苗を田んぼの畔から。捨てているかのような光景を
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本当にこれが田植えなのか?気を取り直し。
田植えらしき行動をしている方に声をかけてみました。
まさに!とんでもないものいや・・・。飛んでいました。

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なんと!苗を投げてピューンって。投げ入れるだけの投げ植えという。
何ともとんでもない田植えだけど・・。苗は飛んでいるの。驚きの田植えですが!
こんな方法で!本当に田植えできるのか?お話し聞いてみました。

投げ植えは、まず。田んぼの中に入りません。田んぼの畔から遠くに投げたり。
足元に落としたりして投げる。だから、きれいに整理されて植えられていくのではなく。
バラバラ。言葉があまりよくないかもしれませんが・・。雑に投げてくの。
苗も普通の作り方ではなく。大久保さんがおっしゃっていたように。
ポット状。お花のポット。1センチ×1センチぐらいで、バトミントンのシャトルを思い出してもらうとわかりやすいかしら?白のゴムの部分が根。だから、

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投げると必ず。根の部分が下になって落ちていく。
落下の力で苗が田んぼに植えられていく。でも、横になってしまうこともありますが、
柔らかい田に時間が経つと。自然に苗が起き上がってくる。
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これが!根の付きも良い。っていうからびっくり。
あえて。この投げ植えを行うのは?なぜか?大久保さんに聞いてみました。

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私は、最初思ったのは、機械が入らない場所の小さな田んぼだから・・。
昔からこういった田植え方法があると思っていたんです。違うの。
ここ7年から8年前から始まった田植え方法で。
機械だって入れようと思えば、入るの。だけど大久保さんは、
機械で植えるよりも根の張りがよくいい稲が育つこの方法を取り入れているそうなんです。
小さいお子さんでもできる。田んぼの中にはいらないので!あまり服も汚れない。
ならば!少しはお手伝いになるかも?
体験させてもらいました。

楽しい。メリットいっぱいの投げ植えに聞こえるのですが。
最近は、長野市中条のこの地区では大久保さんのように投げ植え行うお宅が減っている。
それは、やはり。機械のほうが早い。人手不足ということもある。
あと。あまり大きな田んぼだと。真ん中まで苗が届かない。
さらに平地に広がる田んぼもダメで。棚田でないと上から投げ入れないということがある。
代掻きも。田植えの直前にやって。柔らかくなってすぐに投げ植えしないといけない。
苗もポット状に作るのでうまくできないこともある。今年は、大久保さん宅でも、
うまくいかず・・。買ってきたそうです。
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ただ。やり始めると。
楽だし。腰痛くない。子供でもできる。収穫量も増える。
大久保さんはこれからもこの投げ植えスタイルで行きたいそうです。

佐久穂町にはややこしい名前のお店があるらしい!?



場所は佐久穂町穂積の八千穂駅前通りにあります。この辺りは江戸時代から続く酒蔵 黒澤酒造もあって古い街並みの面影が残る風情ある通りです。そのややこしい名前のお店も、もとは呉服屋さんだったという築140年の趣きある建物のお店でした。

ややこしい店名なのでお客さんが間違えて入って来てしまうそうでして、お店の入り口には説明書きの立札が立っています!!さて、そのややこしい店名とは…

 

「駅前食堂」です。

 

駅前食堂という名前のお店はあちらこちらで見かけますが、なんと!こちらの駅前食堂のすごいところは

ご飯ものが一切無いという事。つまり、食堂ではないのです!!

 

 



 

こちらの正式な店名は「喜劇駅前食堂」といいます。東京からIターンで佐久穂町に移り住んできた中村さんご夫妻が営んでいらっしゃって、今年で11年目になるそうです。井伏鱒二の映画喜劇シリーズがお好きだというご主人がお店の名前をつけたのだそうです。

奥様は店主兼女将。ご主人は番頭兼駐車場係り…というとてもユニークなご夫婦なのですよ♪このご夫婦のお店だからお店の名前も面白いのだとすぐに納得できるような感じがします。「喜劇」とついている事によって、フェイクだという意味を含ませているという事ですが、本当に紛らわしい名前ですね。飛び込みのお腹を空かせたお客さんに平謝りした事は何度もあるそうです(笑)

 

さて、肝心なのは佐久穂町の駅前食堂は何屋さんなのか…ですが、

雑貨屋さんです!!

 



 

各地の作家さんが作った物や、和服のリメイク品、外国の雑貨、骨董等々。興味深い面白い物が沢山並んでいます。素敵な雑貨店なので、県外からもお客さんがお見えになるのだとか。

 

そして、実はややこしい名前のお店は一軒だけではないのですよ~!

 

もう一軒は

「駅前理髪店」!!

 



 

サインポールもあります!!

正式な店名は「喜劇駅前理髪店」です。

この流れでいくと、皆さんお分かりですね。こちらは…

理髪店ではありません(笑)

 

サインポールを横目に喜劇駅前理髪店に入って行くと…

古いジャズのレコードがずらりと並んでいました!

 



「レコード屋さん…???」

とも思いましたが、違いました。

こちらは、喜劇駅前理髪店というギャラリーなのだそうです。

今はたまたまご主人のレコードを展示しているところだったようでして、普段は芸術家の作品を展示しているのだそうです。

 

それにしてもお店の名前には惑わされますね。でもそのギャップで生じる気の抜けるような空気感が一つの持ち味となっていて面白いと思いました♪食事はありませんが、是非、その空気を味わいに喜劇駅前食堂&喜劇駅前理髪店に行ってみてください。

 

 

 

斉藤 美穂

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下諏訪町では〇〇好きな人が集まる集まる講習会が行われているらしい!

下諏訪町でちょっと珍しい講習会が行われているとのうわさを耳にし、訪れたのは東鷹野町にある自転車の専門店、県下でもトップクラスのサイクリストマツザワです。

そのお店で行われるのは自転車の“チューブ交換”の講習会。
自転車、なかでもロードバイクが好きな人のための講習会です。

自転車と言えば、むか~しむかし乗っていたママチャリしか知らないという調査隊員なので、
まずはパンク修理とチューブ交換の違いから、店長の松澤 平吉さんに教えてもらいました。


パンク修理というのはチューブに空いた穴の補修をする方法。調査隊員は、子どもの頃おじいちゃんに直してもらったという思い出を持っています。それに対し、チューブ交換というのはチューブそのものをそっくり取り換える方法です。最近はロードバイクが人気を集めていますが、ロードバイクのチューブはたいへん細いため、パンク修理=チューブ交換になるそうです。

◇店内はこんな感じ ↓


では、どうして“チューブ交換”の講習会が生まれたのでしょう。
ツーリングを楽しむ人はかなりの長距離を走ります。
パンクをした時、近くに自転車屋さんがあるとは限りません。
そんな時に自分でチューブ交換ができればツーリングのリスクがぐんと小さくなり、安心して行動できる範囲が大きくなります。実際、今までに参加をされた方の中には、北海道をツーリングで巡るための準備としてチューブ交換を学びに来たという方もいるそうです。
プロならではのコツを直接知ることができる機会はそうそうありませんよね。

参考までに、チューブ交換の講習会は基本的に火曜日の夜開催
参加費は初回が1500円、二回目以降は500円とのこと。
まずはお電話で問い合わせて欲しいそうです。

◇ ただ今、修理中 ↓


サイクリストマツザワには取材中も次々とお客様が訪れます。気軽に空気を入れてもらっては、お店の方とお話をして帰っていきます。そんなお客さまの一人にマイクを向けてみました。
『今の自転車はこの春サイクリストマツザワで購入したもの。その前の自転車は20年ほど愛用した。良いものを選んで丁寧に使用していきたい。マツザワのような専門店には、人と人としてのお付き合いが残っている。』そんなお話をしてくれました。この方は英語の塾を経営している方で、諏訪~岡谷くらいは普通に自転車で移動するし、塾でも年に2回ほど諏訪湖一周のサイクリングを行っているそうです。

下諏訪町で自転車の専門店を経営する松澤さんにこれからの夢を聞きました。
『しまなみ海道(広島県尾道市~愛媛県今治市)というサイクリングロードがあり、世界中からサイクリストがわざわざ訪れている。行政と一体となって大成功をおさめている。この下諏訪だけでなく、原村や冨士見まで含めた諏訪地域にも素晴らしい魅力があるので、全体がしまなみ海道に負けない、海外から観光客が訪れるような場所になることが私の夢です。』と答えてくれました。

とても大きな夢のように聞こえるかもしれません。
しかし…
最近、諏訪湖周のサイクリングロード計画が、県と地元の自治体との連携により実現に向けて動き始めました。また、ネットでたどり着いた海外の方が、サイクリストマツザワでロードバイクをレンタルし、諏訪の観光を楽しむという例も出てきているそうです。
実現不可能な夢ではありません。いつの日か叶うといいですね…。

店内で最も高価な商品

イタリアのブランド「ビアンキ」の「レパルトコルサ」約138万円 ↓


サイクリストマツザワは冷やかし大歓迎だそうです。
一度、寄ってみてください。

サイクリストマツザワ:下諏訪町東鷹野町4919
電話:0266(27)7736

調査隊員:土橋桂子

「上が熱々 下は青々 ってな〜んだ???」

さあ!今日はなぞなぞから始めてみましたが

このなぞなぞみたいな噂の答えお分かりになりますでしょうか?

 

これ即わかったら天才!

 

まずは簡単なヒントから行きましょうか!

ヒントその1

この噂の場所にいたのは下伊那高等学校に学生さん

 

これ結構大きなヒント

 

そしてもう一つのヒントは

初めてこの場所に来た時の生徒さんと先生の驚きでした

 

お話伺ったの下伊那農業高校のアグリサービス科の3年生

高橋颯太(そうた)さんと片岡優希さん,そして、矢野良(りょう)先生は

目の前に広がっていたのは、想像してなかった光景だった

っていうんです

 

その光景がこちら!!!

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一見、畑の見えますよね

そこにいたのは下農の生徒さんなんだから辻褄は合う

でも、ちょっと余計なもの写ってない???

 

近くに行ったらこんな感じ

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何が想像と違っていたかと言いますと

普通は低い位置にあるものが、生徒さんの背を超える高さにある

 

これ、畑の上に訳のわからない屋根が付いちゃってるわけじゃないんです

これ、太陽光発電のパネル

 

普通は低い位置にあるものですよね

でも、こちらは2mを超える高~~~い所に設置されているんです

高い位置に設置されているのでその下の土地を有効活用

畑として作物が育てられるという事なんです

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この写真を見ていただければわかるように

太陽光発電なので上は熱々

作物を育てるので下は青々となるわけなんですよね

 

でもこの場所に来るまでは

当然太陽光発電といえば低い位置にあるものという発想しかなく

その狭い空間で育てるには

大豆や葉物野菜くらいしか育てられないかな〜と考えてきたそうです

でも、想像とは全く違う光景に

急遽、育てるものも検討し直しました

 

これを設置したのは

NPO法人 信州自然エネルギー研究会

代表の林宗吉(そうきち)さんは

食料自給率やエネルギーの自給率を考えると

これは最高の設備と話してくださいました

 

この取り組みは「ソーラーシェアリング」

と言って土地の有効活用も兼ね、農業と発電を同時にできるシステム

このソーラーシェアリングの普及を目指す東京の「市民ソーラー」という企業の協力を得て

993㎡の土地に84枚のパネルが設置されています

この企業が手がけたソーラーシェアリングは千葉県の匝瑳史(そうさし)についで2番目

飯田下伊那地域では初の試みとなりました

 

土地の半分は、下伊那農業高校の生徒さんが

もう半分は林さんたちのNPO法人は管理し

林さん達は、太陽の光をそれほど必要としない

ブルーベリーや里芋を中心に栽培されるということですが

 

下農の生徒さんたちは、ひまわりを栽培する予定だそうです

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実は、これには深い意味があるようなんです

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発電の下で油を作ろう!!!

という事らしく、エネルギーの下で、燃料を作る

と言う発想みたいなんですよね~

 

いずれにしても

太陽光発電も農業も

太陽の恵みで成り立つもの

同じ場所で二つの利点を生かせる

おもしろくなりそうだと矢野先生話してくださいました

 

さらに、このシステムは、地域でも大きな役割を果たすことになりそうで

信州自然エネルギー研究会と地元龍丘地区とは協定を結んでいて

災害時にはこの電力住民の皆さんが利用できるようになるそうです

何もなくなってしまうことも考えると

心強いですよね

 

なぞなぞみたいな噂から始まった

今日の調査隊でしたが

実は将来の日本のもつ課題を映し出す

とっても意味深い取り組みでした

img_4241 下農の生徒さんと先生☆

 

リポート中すぐ息切れしてしまう 西村容子 でした(^0^;;)

奈良井宿には、衝撃的なマリア様がいるらしい。

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初夏の奈良井宿。輝く緑と青空と、建物の色。

気持ちがいいですよ~。

でも今回の話題は「衝撃的なマリア様」です。

奈良井宿のちょうど真ん中あたりに、大宝寺というお寺があります。

 

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ここを入っていくと

 

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森の中にひっそりと。

 

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そしてこの境内をさらに奥に進むと、その「マリア様」が。

 

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えっ。

 

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首がない・・・。

 

大きさはほぼ、座っている人間と同じぐらい。

実際に近くで見ると、やはり怖いです。

2~3歩後ずさりしてしまうほど。衝撃的です。

 

深呼吸して、左側を見ると。

 

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マリア地蔵、とあります。

読んでみましょう。

『この石像は、昭和7年(1932年)の夏に、

地元に人が藪のなかになかば埋もれているところを掘り出したと伝える。

抱かれている嬰児が手に持つ蓮華の先が十字状になっているところから、

隠れキリシタンが観音像をよそおってひそかにまつったものではないかと言われている。』

 

もう一度、上の写真をよ~く見て下さい。

子どもを抱いたお地蔵さんに見えますが、

子どもが持っている蓮の花は、十字に見えます。

袈裟の下に、聖衣ともみえるものを着ています。

お地蔵さんに見せかけて、

隠れキリシタンが祈りをささげたマリア像なのではないか、

ということなんですね。

 

キリスト教は戦国時代に日本に伝えられましたが、その後弾圧をうけます。

江戸時代、1637年の島原の乱以降その弾圧は非常に厳しくなります。

最近マーティン・スコセッシ監督によって映画化された遠藤周作の小説「沈黙」は、

ちょうどこの時代を描いています。

この奈良井宿にも隠れキリシタンがいて、

お地蔵さまに見えるマリア像を作って、

密かに祈りをささげていたのではないか。

ということなんですね。悲しい歴史が生んだ石像なのかもしれない。

 

じゃあ、首がないのはどういうこと?

 

発見された時にはすでに、首がなかったそうです。

この像がマリア像だとわかってしまったら・・・。

首を切らざるを得なかった事情があったのではないか。

そんな想像もできますよね。

 

島原の乱が起こった天保年間、

奈良井宿には400軒の家があり、

人口2千人ぐらいだったと言われています。

そこにお寺が5つもあった。

つまり、この町はとても繁栄していたということなんです。

でも、その繁栄の陰にこのマリア様があって、

たくさんの祈りと涙を受け止めてくれていたのかもしれないんですね。

 

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現在の奈良井宿は、とてもゆったりとした時間が流れています。

弾圧されたキリシタンたちと共に、

彼らの悲しい祈りと涙を受け止めながら壮絶な運命をたどったこのマリア様が、

今は、奈良井宿の人々の暮らしを静かに見守ってくれているんでしょうね。


ぜひこの宿場町、ゆっくり歩いてみてください。



 

松本の調査隊員 塚原 正子でした。

☆千曲市の2つの星とは?

千曲市にある2つの星。梅干し・あんず?梅はまさに!これからがシーズン。
あんずもそうですが・・・。今回は違いますよ!
実は、ぜひ!信州噂の調査隊で千曲市の星を取り上げ調査してほしい!
こんなうれしいお話しをいただきましたので・・・。
早速。千曲市に行ってみました。今回の調査の依頼者は!
千曲市にある中学校の校長先生。
丑丸 明英(うしまるあきひで)さんです。

千曲市稲荷山にあります。社会福祉法人いなりやま福祉会「満天の星」
障害者の皆さんの作業所がまず、一つの星のようですが・・・。
千曲市にはもう一つ星があるようなんです。もう一つの星とは?

☆千曲市の2つの星とは?

夜空に輝く星。千曲市には夜景スポットとして大変有名な!
姨捨の夜景も素敵ですが!今回は!千曲市稲荷山にあります。
社会福祉法人いなりやま福祉会「満天の星」障害者の皆さんの作業所です。
こちらがまず1つ目の星。千曲市の中学校の校長先生
丑丸さんにご紹介いただきまして「満天の星」に行ってみました。


なんと!こちら「満天の星」には誰でも気軽に立ち寄れる喫茶店その名も
きらきらがありまして!お店の紹介をラジオ大好きな!
ラジオネームケンちゃんが紹介してくださいました。
こちらの作業室「満天の星」働く方も皆さんキラキラ輝く星のような笑顔ととても楽しそうに作業されている方ばかりで本当に素敵な場所なんです。改めて。この「満天の星」について。
理事長の酒井 勇幸(いさゆき)さんです。

二つの施設で約80名の方が働いていらっしゃるそうです。
お仕事も様々あるんですが、皆さん和気あいあい。楽しそう。
なんですが!しっかり働いていて。
とにかく。お話ししていても手は止めない。凄いですよ。
私なんかはお話し始めるとつい作業がおろそかになりがちなので・・。驚きでした。
そして!皆さんのお仕事さらに凄いことに。
このいなりやま福祉会の皆さんが手掛けた
「千曲染め」あんずの樹皮で染めた淡いピンクのナプキンが
千曲市の姨捨駅のラウンジで使われることにもなった。そうです。
姨捨駅のラウンジは、5月から運行が始まっています。
豪華寝台列車「トランスイート四季島」の停車駅の一つで注目されていますから。
皆さんのお仕事がさらに活躍していくのかな?と感じます。そんな皆さんの働く場が
実は!もう一か所増えるそうなんです。

新しい施設のお名前は「はなたば」素敵なお名前ですが!
この「はなたば」いよいよ開所されます。
そんな「はなたば」の完成とこれからの活躍にぜひ賛同いただきたいという思いから!
素敵なチャリティーコンサートを開催するそうです。


6月25日日曜日。千曲市更埴文化会館(あんずホール)にて14時開場。
15時開演のチャリティーコンサート。千曲市稲荷山出身のシンガーソングライターまりこさんお迎えして開かれます。入場料は、一人2500円。
お問い合わせは満天の星まで026-272-6645です。
多くの皆さんに参加していただきたいと思います。
千曲市の二つの星とは。千曲市稲荷山の「満天の星」と稲荷山が生んだスターシンガーソングライターまりこさん。
2つの星ご紹介いたしました。

調査員 竹井純子

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日替わり調査員

月曜日 根本 豊 東信担当

寺山修司の演劇実験室「天井桟敷」に所属していた演劇人。
福島出身で標準アクセントがいまだに身につかない。無類の酒好き。

火曜日 竹井 純子 北信担当

SBCのラジオカーレポーターを経て、調査隊員に。
中野市出身、豪快な笑い方が特徴。愛用の手提げバッグのデザインが下品と評判。

水曜日 塚原 正子 中信担当

ロック好き。電話するとだいたいエレベーターに乗っている。謎多き女性。
松本市出身。中学・高校のあだ名は「かっぺ」。

木曜日 西村 容子 南信担当

元民放テレビ局のアナウンサー。3人の子どもを育てながら、おもしろいネタがないかとアンテナを張りめぐらしている。への字まゆげがチャームポイント。飯田市出身。

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