「伊那谷に『洗濯王子』なる人がいるらしい?どんな人~♡

「王子」と名のつく人は大抵…♡♡♡

 

閑静な住宅街にひときわ目を引く真っ白な家

明らかに他の家とは違う雰囲気

 

早速、訪ねてみることにしましたよ

こんな家が目の前に現れたらちょっと気になります

 



ドアを開けた瞬間

爽やかな風が、サ〜〜〜っと吹いてきたかのような爽やかさ

まさに「洗濯王子」

 

その人の名は、洗濯家 中村祐一さん

 



洗濯王子とこの真っ白な建物

この中はどうなっているんでしょうか?

 

中はこちら!



中も目にまぶしい真っ白の世界

 

ここを王子様は「アトリエ」というんです

画家さんもアトリエがあるんだから

洗濯家にもアトリエがあっていい

と・・・

この真っ白いアトリエには

対面キッチン風のテーブルに、染み抜き用の機械やアイロンがあり



壁際には、いろんな種類の洗濯機が4台並び乾燥機も

その棚の上には何種類もの洗剤が並び

どれを見てもおしゃれの一言です

 

実は洗濯を人に教え始めたのは中村さん20代の頃

10年前には「洗濯王子」という名前は付けられていたようなんです

洗濯界では有名な王子様が満を持して建てたのがこのアトリエ



ここに写っているビーカーや小さな洗濯機(拡散器)を使って

実験したり、テストをしたり

料理教室ならぬ、洗濯教室をここで開催するそうです

確かにお料理教室や収納アドバイザーはたくさんいけれど、洗濯教室ってないですよね

 

洗濯を教え始めたきっかけは何だったんでしょう?

 

実は王子様は伊那のクリーニング店の3代目

お店に来るお客さんと話していると

あまりに洗濯の事を知らない人が多いのに奮起

一般の人に洗濯を教えたいと洗濯家の道に進みました

 

最初はその仕方を教えていましたが

今では、対面キッチンが現れたことでお料理が楽しくなる女性が増えたように

洗濯で生活を変えたいと洗濯を中心としたライフスタイルの提案をする場として

このアトリエを作ったんだそうです

 

ではどんな正しい洗濯のヒントがあるのか?

それは来週お届けします

*************************************

 

ということで来週になりました~

今回は実践編!!!

 

私たちがやっている洗濯は「洗濯風」であって

この世の中に本当の「洗濯」と呼べるものはないとまでおっしゃる王子様

洗濯家 中村祐一さん

では、本当の洗濯とはどんなものなのか?

 

王子様の洗濯の知恵袋

ちょっと開いて、聞かせていただきましょう!

 

まずは王子おすすめの洗濯機は?

なんと!理想的なのは自分好みの洗濯をすることができる

二層式の洗濯機

全自動に押されなくなりつつあるのかと思っていたら

今でも5%の需要を保つ不滅の洗濯機

 

ただ、今更二層式には…

という方も多いでしょう

 

全自動洗濯機はどうなのか?

 

王子様曰く

縦型で、細かく時間設定などができるものがおすすめ

たたき洗いができるドラム式は汚れ落ちはいい

でも、洗濯ものの量などに気を付けて!

という事で、それぞれの利点や使い方を理解して、自分に合ったものを選ぶというのが大事とおっしゃっていました

 

王子様のアトリエに置かれていた洗剤の種類8種類

これは販売用としても用意されていました

 

このアトリエで勉強すると洗剤のレシピを自分で作れるようになるそうです

いろんな洗剤の組み合わせで自分好みの洗剤を作ることも可能

そのレシピは王子様から伝授してもらってみて下さい

 

次は苦手な家事の常に上位を争っているというアイロンがけ

これもちょっとしたコツを知るだけで効果的な仕上がりが期待できるみたいなんです

それは、蒸気の当て方

行きは蒸気を当てて、帰りは止める

そんなちょっとしたことを知っているだけで仕上がりは随分違うそうです

 

そして、洗濯の最終段階 干す という作業

あなたは、どんなことにこだわって干してますか?

 

私はなんといっても、太陽の光に当てて殺菌効果!

 

っていう感じなんですが

 

王子様の口からは意外な発言が…

 

「外に干したら衣類がかわいそう」

 

私、耳を疑いました

 

太陽の殺菌効果は?

と伺うと、日差しによるダメージの方が大きい

紫外線による色褪せや、ほこりや花粉の汚れ

いろいろ考えたら、部屋干しが一番

 

ぼくは外に干すことはありません

 

とはっきり!

 

特に、お風呂の換気の利いた中はとてもいいそうです

 

さらに室内で干して匂いがつくのは、ちゃんとした洗濯ができていない証拠だそうです

ちゃんと洗濯学びましょう!

 

どうですか?

毎日のことですから、洗濯学びなおさなきゃ?

みたいな気分になっちゃいます

 

今回の調査はなんとも爽やかな、驚きに満ちた調査でした

 

 

洗濯王子の隣でいることが恥ずかしくなってしまった 西村容子 でした♡

 

 

 

 

 

世界に認められたカメラマンは、ひまわりを植える男?

この時期になると、いろんな所でひまわりを植えて

ひまわり回廊とか迷路とかを作って話題を集めるところもありますが

 

この「ひまわりを植える男」の方

この方、カメラマン

しかも世界で認められたカメラマンみたいなんですよね〜

 

世界で認められたカメラマンとひまわりの素敵な関係

 

今回は駒ヶ根市に調査に伺いました

伺いましたのは、駒ヶ根市中沢にオフィスを構える



下宮伸一写真事務所の下宮伸一さん

 

黄色と白のワーゲンのビンテージバスで移動する移動写真館ととしても有名な方です



そんな有名なカメラマンとひまわりっていったいどんな関係があるんでしょうか?

調査してみました

 

下宮さんが大切にしているのが

「つなぐ」という事

 

「つなぐ写真」を撮り続けるのが自分の役目

 

その「つなぐ」仕事をしている自分の目の前に広がる農地が

後継者がいないためにつながれていかない

それを、見過ごすことはできなかったそうなんです

 

さらに、下宮さんは写真を撮る時

その被写体の後ろに映り込む風景にもこだわっているんです

普段のリアルな表情、その場所だから意味がある写真

その一枚の写真の中にストーリーが見える写真を撮りたいというのが

すべての写真に共通するコンセプト

 

そのコンセプトと、下宮さんが本来果たすべき目的「つなぐ」が一緒になった時

ひまわりが必要だったんです



この広大な農地を借り、種を買い、一緒にひまわりを植えませんか?

と呼びかけた「ひまわりプロジェクト」

自分の蒔いた種から作られるストーリーを考えながら種をまき

数カ月後そこで写真を撮る

 

赤ちゃんをお持ちのお母さんから、カップルまで

多くの方々が種をまきに集まってくれたそうです

来る方々も自分たちの夢をこのひまわりの種に託したんでしょうね〜

 

去年は、ハート型に種をまき

そのハートの真ん中で素敵な写真を撮ったカップルがいたそうです

その写真がこちら!



種をまかなかった真ん中の部分の草取りは下宮さんが期間中気を配りやり続けたそうです

みんなのストーリーある写真のために

ひまわりの管理はたった一人でこなしたそうです

 

そうしてとられたこの写真は世界の舞台に立つことになりました

 

下宮さん、様々な写真コンクールなどで受賞歴は数知れず



そんな中でも

世界が認めたカメラマンと胸を張って言えるのは

去年2017年の写真界のオリンピックと言われる

WPCワールドフォトグラフィックカップに日本代表に選ばれ出場

なんと、日本人初のファイナル トップ10に入り世界ランク9位に入ったからなんです

その時の作品がこちら!



そして、「ひまわりプロジェクト」の中から生まれた

先ほどのひまわりの中で撮った1枚もまた

今年2018年の同じWPCの日本代表に選ばれました

 

常に自分は黒子

被写体を輝かせるために裏方に徹する

 

そして、この「ひまわりプロジェクト」を通して

人に言われたかやるのではなく

自分で汗を流し自分のストーリーを作り上げていく素晴らしさを感じてほしい

 

そして、自分はそれぞれの家族の思い出や歴史を「つなぐ」

人がいなくなったとしても残る写真の重要性を大切に

「つなぐ写真」を撮り続けたい

 

そんな風に話してくださいました



今回はひまわりを通して

生き方を考えさせてもらえた

素敵な調査でした

 

下宮さんの写真大好きな 西村容子 でした♡

 

安曇野市豊科郷土博物館が今、葬儀場になっているらしい。

博物館でお葬式やってる、ってこと!? どゆこと???

というわけで、行ってみました。

 

建物の中に入ると、張り紙が。

『郷土家 告別式式場 →』

よく見るやつですよねぇ。まさか。。。本当に葬儀場なの!?

矢印に沿って階段を上ると特別展示室。

部屋の前に「忌中」という札が。

恐る恐る展示室の中に入ってみると、線香の香りが漂い、お経を唱える声も。

あまりに不安なので、ここから先は学芸員の宮本尚子さんに一緒に行ってもらいましょう。

 

「どうぞ中にお入りください。

ぐるっと見ていただくと、お葬式の一連の流れがわかるようになってます。

昭和30年代~40年代、安曇野では、

自宅で看取って自宅でお葬式を挙げ土葬をする、というのが一般的でした。

今回はその頃のお葬式を紹介しています。」

 

安曇野市豊科郷土博物館の企画展「どうする?葬式 どうなる?葬式」

人が亡くなるところから埋葬するところまでを紹介しているんです。

その中にはとてもリアルに再現された展示もありまして・・・。

 



 

自宅で死に水をとって、湯灌して、北枕で寝かせる。

屏風はさかさまに立て、枕元にはナマダンゴ。

通夜の後は納棺します。

その棺がこちら!

 



 

えっ? 桶??

 

「この辺りは昭和53年(1978年)に火葬場ができるまで、

土葬が行われていました。

土葬の場合は、こうした桶の形をした座棺とよばれる棺が使われていたんです。

座棺はとても小さかったので、通夜の後死後硬直した遺体を、

バキっと折って縄で縛って、この中に入れたそうです。」

 

納棺して葬儀を行い、その後で出棺します。

棺を家から出して墓場へ送るんです。

 

「これを野辺送りといいました。

多勢の人が飾り物を持ったりして葬列を作り、近親者が棺を担ぎます。

この時に位牌を持つのが跡取りの役割。

だからこの野辺送りで、その家の跡取りが誰なのか、

みんなに知らせることができる仕組みになっているんです。

当時はこれ、とても重要だったんです。

跡取り問題は、揉め事のもとになりやすかったようなので。」

 



 

これが棺桶を運ぶためのもの。

豪華に飾り付けられていて、これを親族で運びます。

 

「墓地に着くと、棺を置いて、参列者がその周りを左回りで3回まわります。

引導を渡す、という儀式で、これが故人との最後のお別れなんです。」

 

そして土葬のシーンも、かなりリアルに再現されていました。

 



 

※リアルでしょ!? 渾身の作なんです!笑 (宮本さん)

 

それにしても、なぜ今回、お葬式を取り上げたんでしょう?

 

「一昨年から人の一生というテーマで展示をしてきました。

一昨年は誕生から成人、昨年は結婚式。

そして今年はお葬式を取り上げました。

生きとし生けるものは必ず死を迎えます。

死を考えることは、そこに向かって生きていくことを考えることでもあります。

核家族化が進み、家で看取ることも少なくなった今、

人の死に触れる機会があまりありません。

昭和30年代、自宅で死を迎え葬式をおこなっいた頃の人々が、

どの様な考えのもと死者を送っていたのか。

展示をご覧いただいて、

人生の最後について考える機会にしていただきたいと思っています。」

 

 

私、展示されている座棺に入ってみたんです。

体験用に用意されたものなので、実物よりは大きくて、

だからバキバキしなくても入れました!笑

中に入って蓋をされると、真っ暗です。

そこで私もやっぱり考えた。

「死ぬ時は、あ~楽しい人生だった、って思いたいな~。

ということは今、何をするべきなんだろう?」

死を思うことで、今どう生きるかを考える。

大事なことを考えるとてもいい機会なんじゃないかと思います。

でね。

ぜひおすすめしたいのが、この企画展の講演会なんです。

 

特別講演会

「どのように死と向き合うのか 死と葬儀の民俗をみつめながら」

講師:山田慎也さん(国立歴史民俗博物館准教授)

日時:8月4日(土)13:30~15:00

会場:豊科交流学習センターきぼう 多目的ホール

参加費:100円(資料代)

お申込み:前日までに豊科郷土博物館へ電話で。

豊科郷土博物館 0263-72-5672

ホームページもぜひご覧ください。

こちらです。http://azuminohaku.jp/

 
企画展「どうする?葬式 どうなる?葬式」は

8月26日まで開催していますよ!!

松本に、世界中から注目されているカレー屋さんがあるらしい。

今、松本の街は多勢の外国人観光客でにぎわっています。

「お・も・て・な・し」を頑張っているお店も多く、

居酒屋さんやお蕎麦屋さんなどは、

松本ならではの山賊焼きやお蕎麦などを味わってもらおうと、

英語のメニューや看板を掲げ、

外国人が気軽にぶらりとお店に入れるように工夫しています。

そんな中、なぜカレー屋さん?

ぜんぜん松本っぽくないんですけど・・・。

 

この方が、「心当たりがある」と言うんです。

 




松本裏町はしご横丁 DOON食堂インド山の

アシシュ・シルプカーさん。

 

「この前、トリップ・アドバイザーの人から電話がかかってきて、

あなたのお店がトリップ・アドバイザーの

『外国人に人気の日本のレストラン』

ランキング11位になりました、って言われたんです。」

 

ええええ?

トリップ・アドバイザーって、

世界中の旅行者に人気の口コミサイトって聞いているよ?

そこでランキング11位!?

ええええ?

 

確認してみました。

 

トリップ・アドバイザー広報の古賀小百合さんが、答えてくれました。

「おっしゃるとおりトリップ・アドバイザーは、

6億3000万件以上の口コミを掲載しておりまして、

全世界で4億5500万人の訪問者がある、

世界最大の口コミサイトです。

今回のランキングは、昨年の4月から今年の3月までの1年間で、

投稿され口コミの数と5段階評価によって出しました。

DOON食堂インド山さんは確かに、11位にランキングされております。」

 

ほんとだった!!!

 

でもどうして?

アシシュさんは、

「旅行者は松本に来る頃には日本食に飽きているのかもしれないですね。

何かほかのものも食べたいな、って気分の時に、

インドカレー。笑」

っておっしゃっていましたけれど、

人気の理由はそれだけではなさそうです。

 

アシシュさんがこのお店を開いたのは2年少し前。

それまでは日本で11年ほど、サラリーマンをしていたそうです。

サラリーマン時代、趣味として作っていた料理が、

家族や友達に大好評。

みんなのリクエストもあって、会社を辞めてお店をオープンすることに。

 

「私が作るのは、学生時代にお母さんの手伝いをしながら覚えた家庭料理。

お袋の味なんです。

だからみんなが安心して食べてくれるんじゃないかな。

世界に一つしかない自分の母親の味を、

世界中の皆さんに美味しいって言ってもらえて、とても嬉しいです。」

 

心を込めて作るおふくろの味だから、みんなに愛される。

そういうことだったんですね~。納得!!

でも、アシシュさんはこう言います。

 

「私たちは毎日心を込めて、一生懸命美味しいカレーを作ります。

でも、それだけじゃこれほどの人気にはならないと思うんです。

ここに来てくれたお客さんが、この味を気に入ってくれて、

口コミに書いてくれる。

お客さんたちの愛が、この小さなお店を育ててくれていると思っています。

だから、感謝の気持ちでいっぱいです。」

 

人気の秘密は「愛」!

母の愛、作り手の愛、お客さんの愛。

その愛がスパイスに込められます。

メニューは主に3種類。

チキンカレー、キーマカレー、豆カレー。

それぞれに調合を変えてあって、香りも味わいもまったく違うんです。

どれも辛さはまったく無し!

テーブルのオリジナル・スパイスでお好みの辛さに調節するんです。

ぜひ、世界中に人気のカレー。

食べてみてください!!

おいしいよ

 

 

 

このキラキラしたものは何?阿智村のはは木ぎ館で海を渡るあれのアレがみられるらしい!?

今日はすっごく綺麗なあるものを求めて阿智村まで行ってきました

 

それは海を渡ってくるものに関係していて

一般的に目にするアレとは

全く違うものに見えます

 

私も友人のFBの写真で見てビックリ!

これ何?

って感じだったんですが

 

長野県内でもこの姿を簡単に見られるところは珍しく

しかも、見られる期間もたったの1週間ほどという

超レアなもの

 

あれのアレがこちら!!!



さあこれはなんでしょう?

多くの方が

「キラキラした宝石みたい」

といいます

お話いただいたのは

園原ビジターセンター はゝ木ぎ館の北林夏布さん

 

私が最初に見せてもらったのはこちらだったので



どう見ても綺麗な実〜〜〜って感じだったんですね

 

でもでも、その正体は・・・

こちら



海を渡るアサギマダラのさなぎでした~~~~~

 

実は、アサギマダラのさなぎを見られるのはとても珍しいらしく

そもそも、見つかりにくい場所でさなぎになるので、自然界で見つけるのは結構大変

 

ではなぜここではさなぎを見ることができるのかというと

 

5年前に、蝶の企画展をやったのがはじまり

その時に、観察飼育をしてみないかと専門家の方に提案されて始めたそうです

 

その観察飼育

っていうものをしているところが県内では珍しく

 

5月の終わり〜6月の初め頃にメスの卵を持った蝶を連れてきてもらって

卵を産み、卵から羽化した幼虫が大きくなるまで2週間

それがさなぎになって1週間

1ヶ月ほどの飼育です

 

でも、その飼育活動は1ヶ月だけで終わるわけではありません

 

この1カ月のために1年かけて、アサギマダラが食べる草を育てます

 

1年かけて育てた草をモリモリ食べて大きくなった幼虫がさなぎになり

ここには30を超えるさなぎがあちらこちらに点在しています

ここにも

 ここにも 

こんなとこにも

  

こんなとこにも



管内のあちらこちらで美しい宝石のようなさなぎを見ることができます

 

そんな観察を続けていると

自然の神秘を感じることや

生命の不思議を感じる出来事に

驚かされることがいっぱいあるそうです

 

さなぎの中は液体

一カ月間一緒にいると

誤って幼虫を踏んでしまったり

さなぎを壊してしまったりすることがあって

その時、幼虫の中には緑の液体がある事

さなぎの中身は透明の液体である事がわかるそうです

 

蝶は、芋虫から蝶になるまでに

一旦液体になって姿かたちを変えていくんです

 

この日は、最後の幼虫がさなぎになったばかりの日

今朝さなぎになったばかりのちょっと柔らかめのさなぎを見ていると

北林さん、アサギマダラの幼虫の面白い行動の話をしてくれました

 

アサギマダラはさなぎになりたくなると

自分の好きな場所を探して

大好きな葉っぱから離れて長い旅を始めるんですね

ですから、葉っぱから離れて動いている幼虫を見ると「あ〜さなぎになりたいんだな〜」って分かるそうなんですが

場所を決めると

ぶる下がるためにその接着面に糸を張ってそこに足を引っ掛ける

マジックテープにような要領でぶる下がるそうなんです

そしてそのあと…

 

北林さんが言うには

「服を脱ぐそうです」

そして

その服がさなぎの下におちているんです

こちら!



幼虫のきれいな模様と触覚、頭、本当に脱いだ後の服のようになっています

 

さらにこのさなぎをよく見ると

真ん中に本当に綺麗な金色のぽつんがあるんです



芸術作品のような模様ですが

 

これは蝶になるときはなくなり

残ったからにも残らない

まさに神秘という感じなんだそうです

 

本当に、この美しさは虜になってしまうほどの輝きを放っていて

魅了されてしまいます

お話ししてくださる北林さんの話も分かりやすく、腸への愛も滲み出ていて興奮しきりの調査でした

 

今日電話をさせていただいたところ

まださなぎは20個ほど残っているということで、

この美しい姿、この週末あたりまでならなんとか見られそうということです

 

興味のある方、ぜひ阿智村のはゝ木ぎ館にお越しになってみてください

 

もうさなぎの虜になってしまった 西村容子 でした♡

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月曜日 根本 豊 東信担当

寺山修司の演劇実験室「天井桟敷」に所属していた演劇人。
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火曜日 竹井 純子 北信担当

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元民放テレビ局のアナウンサー。3人の子どもを育てながら、おもしろいネタがないかとアンテナを張りめぐらしている。への字まゆげがチャームポイント。飯田市出身。

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