「オリンピックイヤー開幕!天龍村で行われている壮大なプロジェクトとは!?」
2020年01月09日
今年最初の木曜日の噂の調査隊は
いよいよ開幕した、オリンピックイヤーにふさわしい噂を調査してきました。
もう、今回は、この天龍村の温かさに私自身が感動してしまう素敵な噂でした。
実は、2年ほど前から天龍村で取り組まれている活動なんですが
それが、村を動かし、いまでは本当に素敵な大きなプロジェクトへと発展して
数々の賞まで受賞しているという活動
その活動が生まれたのは、なんと天龍中学校
子供達の思いが、村を動かしているのです。
そのプロジェクトの名前は「天龍村ハンガープロジェクト 」
今、高校1年生になる、天龍中学校の生徒さんが、技術の授業でハンガーを作っている時、
その頃、オリンピックの施設に天龍村の木材が使われることが決まり
そのプレゼンにも、村長さんと一緒にいった経験もあったため、オリンピックというものが近く感じられるようになっていた生徒さんたちが
村を元気にしたい!天龍村をもっと多くの人に知ってもらいたい
という思いで、2020本のハンガーを作り、アスリートにとだけたいと地道に作り始めました。
その時、そんなの無理だと大人が突っぱねてしまえばそれで終わり。
でも天龍村の大人たちはそうではなかった
校長先生は、これを達成した先にある素晴らしい生徒たちの心の未来を想像し
やらせてあげたいという思いで、村に相談。
村のそれを快諾し、このプロジェクトが立ち上がりました。
すると、村の議員さんから大工さん、老若男女問わず多くの人たちが
下は6歳から上は80歳代まで、月に1〜2回、学校の技術室で行われる製作会に来て、手伝ってくれるようになったんです。

学校まで来られないデイサービスのおじいちゃんおばあちゃんたちも
「オリンピックに参加しているようで嬉しい」といって
デイサービスの方で、ハンガーのヤスリかけを手伝ってくれたりしています。

こうしてコツコツ作り続けた結果、12月末の段階で後150本を切るまでになっているんです。

でも、これをさらに、アスリートの元に届けるという目的も果たさなくてはいけません。
一番最初に全校で出かけて渡したの、レスリングの吉田沙保里選手。
直接手渡した時は、ずっと夢を描いて作り続けてきた思いが叶った喜びで
多くの生徒さんの忘れられない思い出になっているようでした。
こうしたアスリートへの道筋を作ってくれているのも
やはり、子供達の夢を果たさせてあげたいという思いで動いてくれる大人たち。
特に永嶺村長さんは、そのルートを積極的に作り、いろんなアスリートにハンガーを届けてくれました。
先輩の意志を継いで、いま活動している天竜中学校の生徒さんたちも
新たな取り組みとして、自分たちで送りたいアスリートを話し合って決めて
自分たちから手紙を書き、その思いを伝えてハンガーを届ける
という取り組みもしています。
例えば、御嶽海さんだったり、大坂なおみ選手だったり…
でもこれは、直接本人のところへ届けるのはそう簡単ではなく、でも、諦めず思いを届け続けているようでした。
こうした地道な取り組みは、多くの大人の心を打ち
「長野県ふるさとの森林づくり賞」や
「ボランティア・スピリッツ・アワード 北関東・信越ブロック賞」を受賞し、
全国表彰式に招待されるなど数々の賞を受賞することができています。
自分の村の木がオリンピックに使われることが決まり
オリンピックが手の届かない遠くにあるものでもないことを感じ
自分たちにも何かできないかと思いつき
天龍村で取れた木材でハンガーを作り、アスリートに送りたいと思い夢を描き
その夢を、村の大人たちが真剣に一緒になって叶えようとしてくれる村
こんな村って他にあるのかな〜
と思うほど、調査をしていて感動の連続でした。
そしてこの活動が
様々な人の心の中に、様々な素晴らしい贈り物を届けてくれているようでした。
それは「つながり」というもの。
アスリートとのつながりばかりでなく、お手伝いに来てくれる村人同士のつながり
いろんなつながりをこのプロジェクトは作ってくれました。
2020本全部をアスリートに届け切るためには、まだまだ時間がかかることでしょう。
オリンピック開催まであと7ヶ月
それまでに届け切れるといいですね。応援し続けたいと思います。

このラジオをお聴きになって、アスリートの皆さんに繋がる道をご存知の方がいらしたら
ぜひ、天龍中学校まで、ご連絡をしていただきたいと思います。
本当に、オリンピックイヤーの幕開けにふさわしい、素敵な噂を調査しお伝えできたことが、
私自身、幸せ気分にさせてくれました。
天龍村の温かさに感動をもらった 西村容子でした。
いよいよ開幕した、オリンピックイヤーにふさわしい噂を調査してきました。
もう、今回は、この天龍村の温かさに私自身が感動してしまう素敵な噂でした。
実は、2年ほど前から天龍村で取り組まれている活動なんですが
それが、村を動かし、いまでは本当に素敵な大きなプロジェクトへと発展して
数々の賞まで受賞しているという活動
その活動が生まれたのは、なんと天龍中学校
子供達の思いが、村を動かしているのです。
そのプロジェクトの名前は「天龍村ハンガープロジェクト 」
今、高校1年生になる、天龍中学校の生徒さんが、技術の授業でハンガーを作っている時、
その頃、オリンピックの施設に天龍村の木材が使われることが決まり
そのプレゼンにも、村長さんと一緒にいった経験もあったため、オリンピックというものが近く感じられるようになっていた生徒さんたちが
村を元気にしたい!天龍村をもっと多くの人に知ってもらいたい
という思いで、2020本のハンガーを作り、アスリートにとだけたいと地道に作り始めました。
その時、そんなの無理だと大人が突っぱねてしまえばそれで終わり。
でも天龍村の大人たちはそうではなかった
校長先生は、これを達成した先にある素晴らしい生徒たちの心の未来を想像し
やらせてあげたいという思いで、村に相談。
村のそれを快諾し、このプロジェクトが立ち上がりました。
すると、村の議員さんから大工さん、老若男女問わず多くの人たちが
下は6歳から上は80歳代まで、月に1〜2回、学校の技術室で行われる製作会に来て、手伝ってくれるようになったんです。

学校まで来られないデイサービスのおじいちゃんおばあちゃんたちも
「オリンピックに参加しているようで嬉しい」といって
デイサービスの方で、ハンガーのヤスリかけを手伝ってくれたりしています。

こうしてコツコツ作り続けた結果、12月末の段階で後150本を切るまでになっているんです。

でも、これをさらに、アスリートの元に届けるという目的も果たさなくてはいけません。
一番最初に全校で出かけて渡したの、レスリングの吉田沙保里選手。
直接手渡した時は、ずっと夢を描いて作り続けてきた思いが叶った喜びで
多くの生徒さんの忘れられない思い出になっているようでした。
こうしたアスリートへの道筋を作ってくれているのも
やはり、子供達の夢を果たさせてあげたいという思いで動いてくれる大人たち。
特に永嶺村長さんは、そのルートを積極的に作り、いろんなアスリートにハンガーを届けてくれました。
先輩の意志を継いで、いま活動している天竜中学校の生徒さんたちも
新たな取り組みとして、自分たちで送りたいアスリートを話し合って決めて
自分たちから手紙を書き、その思いを伝えてハンガーを届ける
という取り組みもしています。
例えば、御嶽海さんだったり、大坂なおみ選手だったり…
でもこれは、直接本人のところへ届けるのはそう簡単ではなく、でも、諦めず思いを届け続けているようでした。
こうした地道な取り組みは、多くの大人の心を打ち
「長野県ふるさとの森林づくり賞」や
「ボランティア・スピリッツ・アワード 北関東・信越ブロック賞」を受賞し、
全国表彰式に招待されるなど数々の賞を受賞することができています。
自分の村の木がオリンピックに使われることが決まり
オリンピックが手の届かない遠くにあるものでもないことを感じ
自分たちにも何かできないかと思いつき
天龍村で取れた木材でハンガーを作り、アスリートに送りたいと思い夢を描き
その夢を、村の大人たちが真剣に一緒になって叶えようとしてくれる村
こんな村って他にあるのかな〜
と思うほど、調査をしていて感動の連続でした。
そしてこの活動が
様々な人の心の中に、様々な素晴らしい贈り物を届けてくれているようでした。
それは「つながり」というもの。
アスリートとのつながりばかりでなく、お手伝いに来てくれる村人同士のつながり
いろんなつながりをこのプロジェクトは作ってくれました。
2020本全部をアスリートに届け切るためには、まだまだ時間がかかることでしょう。
オリンピック開催まであと7ヶ月
それまでに届け切れるといいですね。応援し続けたいと思います。

このラジオをお聴きになって、アスリートの皆さんに繋がる道をご存知の方がいらしたら
ぜひ、天龍中学校まで、ご連絡をしていただきたいと思います。
本当に、オリンピックイヤーの幕開けにふさわしい、素敵な噂を調査しお伝えできたことが、
私自身、幸せ気分にさせてくれました。
天龍村の温かさに感動をもらった 西村容子でした。