噂の調査隊「小野子にんじんの畑で、白いにんじんが?」

今日は久しぶりに気持ちよく晴れ渡り、伊那谷も穏やかな一日となっていますよ☀

今回は、先週に引き続き、飯田市上久堅の小野子地区で採れる小野子にんじんのなぞに迫る第2弾!
先週は、「小野子人参の畑にごぼうを蒔くと白くなる」という噂に迫りましたが、これは、その種自体が「白ごぼう」という元々白いごぼうだったという事で噂の真相がまさに「白」だったわけなんですが・・・

その取材の途中で、新たに興味深い噂が飛び込んできました!!!

小野子人参クラブ会長の長沼善朗さんによりますと・・・

小野子にんじんはもちろん赤いんですが、同じ白でも、この畑からは毎年3~5本くらい「白いにんじん」が出るというのです。

その白いにんじんがこちら!!
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大根みたいに白いでしょ!!

さらに今年はこんな人参も!!!
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でも、どうしてまた、赤いはずのにんじんが白く変化して、毎年少しづつ出るのでしょうか?

この調査が、予想外に大変で、地元の農業試験場から農業普及センター、県の野菜を専門に調べている機関に、種屋さんまで、あらゆる所に聞きまくりましたが、はっきりした答えは出ず。
というか、長野県ではにんじんという極めてポピュラーな野菜の研究は行われていないという事で、公共の電波であるラジオで、専門的な事が正確に言えない。
というんです。
それはそうですよね~

でも、ラジオで話す事はできないけど、皆さん丁寧にいろんな事を教えてくださって、そのお話を総合すると・・・

まず、赤いにんじんが白くなるのに考えられる理由は2つ。

一つ目は、まさに突然変異。
オレンジ色を作る「カロテン」という色素成分が、突然作れなくなってしまった為に起こる場合。

二つ目は、「先祖帰り」。
にんじんの先祖には、元々白や紫や黄色いものがあり、100万本に1本くらいの確率で、先祖の色を出す事があるんだそうです。

また、種には、純系と言って1種類の種からできているものもあれば、F1(雑種)といって、何種類かの種を掛け合わして作られているものもあり、雑種の場合は、そういうものが出る可能性をもっているという事でした。

でも、それが毎年何本か出るというのは珍しく、もしかしたらもっと違う理由があるのかも?
と話してくださった方もいらっしゃいました。

いずれにしても、起きにくい事ではあるけれど、起きてももおかしくない事のようでした。

そしてさらにさらに、今までは気にも止めず捨てていた白いにんじんに、新たな展開が出てきたんです!!!

会員の内のお一人が、この白いにんじんに興味持ち、家に白いにんじんを持ち帰って畑に植えて、種をとったそうなんです。
実際、見せてもらったんですが、普通の赤いにんじんの種と全く同じ、ちょっと毛の生えた種でした。
これを蒔いて、にんじんがなるのが来年の今頃。
この種から白いにんじんが育つかは全くわかりませんが、メンデルの法則でご存知のように、白いにんじんから取れた種を蒔き、そこからできた白いにんじんから採れた種をまた蒔きと何度も繰り返しているうちに、白いにんじんが栽培できるようになる可能性も考えられるそうです。
本当に根気のいる作業で、最低でも5〜10年はかかるだろうと専門機関の方が話してくださいました。

もう一つ気になるのが、その白いにんじんの味。
毎年採れるものですが、小野子の皆さんは誰も食べたことはなく全部捨ててしまっているようなんです。
そこで、実は絡まった方の白いにんじんをいただいてきていたので
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私が初生試食!しちゃいました。

するとすると!
にんじんのいい香りがしっかりして、しかも味が濃い、そして甘~~~い♡
まさに、赤い方の小野子にんじんと同じ味わいでした!!!

これはいける!!!

今年とった白いにんじんの種から、うまく育ってだんだんと白いにんじんが収穫できるようになるといいですね♡

「小野子ではめでたく紅白のにんじんが採れるようになりました~~~!!!」

とリポートできる日が来ることを願いたいと思います☆

    今回の取材で小野子にんじんのファンになってしまった 西村容子 でした☆

11/24噂・松本市のダークネスレストラン!ざる蕎麦を真っ暗闇で食べられますか!?

以前、うわさの調査隊で取り上げたダークネスレストランの回
(暗闇での食事体験イベント)は、お聞きいただけましたでしょうか。
その第2回目のイベントが松本市「ホテルモンターニュ松本」の協力の下、
11月15日(土)に開かれました。


今回も指導して頂いたのは、イベントを企画された、
松本視覚障害者福祉協会 理事 田中秀長さんです。


会場が真っ暗な上に、(係員に手を引かれ入場する参加者)
(場内写真はフラッシュ禁止ですべてぼけてます。スミマセン)

全員アイマスク着用。

今回はお料理がオードブルが一皿に3種類
、刺身も三点盛り、そしてなんと言っても目玉はざる蕎麦です。
真っ暗闇で食べるには難易度が高い。
会場は料理替えの時以外はもちろん真っ暗。
参加者は40名ほどで前回より健常者が増え、議員さんやマスコミも多く、
松本みすず高校の放送部も取材に来ていました。

テーブルセッティングが右利き用なので、
実際に体験した放送部の女子高生は左利きということで、
よりハードルが高かったようです。

いよいよコース料理が開始され、
先ほどの左利きの高校生も悪戦苦闘、テーブルはすごいことになっていました。
瓶からコップへこぼさないように飲み物をつぐのがこれまたヒト苦労。
ついだ量も分からない。
コース料理も佳境に入りいよいよ今回の目玉!?
刺身の三点盛りとざる蕎麦です。
刺身は一切れをつまむのもつけ醤油につけるのも非常に難しい。
ざる蕎麦は、つかむ蕎麦の長さが一定ではないので、うまくそば猪口に入らない。
蕎麦が散乱し、セイロに敷いてある簀の子はひっくり返っておりました。

取材の高校生は参加してみて、
「目の不自由な方用に設置されていたモノが今まで気づかなかったが
今後は注意してみるようになると思う」
「困っている人がいたら声をかけるようにしたい」
「放送部として今回の取材したことを多くの人に伝える重要性をすごく感じている」
といった声が聞かれました。

田中さんは今後は目の不自由な方や車椅子の方に寄り添ったお手伝いについて
考えて貰うランチバイキングを来年2月頃に予定しているとのこと。
また、暗闇でのお化粧や、お金の札や小銭の違いを体験して貰うことも考えているそうです。

互いにいたわり合う社会はもちろん重要ですが、
弱者も健康な人も、それぞれが寄り添って笑いながら楽しく生きていける環境を
実現させることこそが今一番必要だと思います。
            このシリーズはまだまだ続ける・根本豊でした

生坂村の柿の石鹸。あんなことや、こんなことに、いいらしい。

今回は、東筑摩郡生坂村の話題。

生坂村では、村でとれた柿を使って、
柿のエキスを練り込んだ石鹸を作っているんだって~。

って聞きまして。

 

これ。

 

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なんで柿? どんな石鹸??

気になることだらけだったので、早速、生坂村へ行って来ました。

お話をうかがったのは、生坂村商工会の 木藤岡 小百合さん。

 

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「生坂村は柿に木が多いんです。

なので、柿を使って村の活性化がはかれないものかと試行錯誤して、

今から7年前に、柿渋茶せっけんを開発したんです。」

 

確かに、生坂村へ入ると、柿の実がたわわに実った木をたくさん見かけました。

柿の木が多いな、という印象があります。

商工会もここに注目したんですね。

 

「東京で行われた石鹸フェアに出品するなど、
少しづつではありますが、PR活動をしていて、

じわじわとその良さが知られてきているようです。

これで村が元気になったらいいな、っていう想いで、頑張っています。」

 

村を元気にしてほしい、という願いを込めて作られた石鹸。

いったいどんな石鹸なんでしょうか?

中身はこんなかんじ。

 

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オレンジ色かと思いきや、真っ白なんです。

匂いも、柿の匂いはないんです。

私、今朝、洗顔に使ってみました。

泡立ちがとてもよくて、泡はかなりもっちり。

で、洗顔の後につっぱらないみたい。
「しっとり」を保ってくれているかんじがしましたよ。

 

柿渋のタンニンと茶葉のカテキンを練り込んであるんですって。

キャッチフレーズは、

においスッキリ、よごれサッパリ、お肌ツルツルスベスベ。

いいでしょ~~??

で、無添加だから安心なのです。

 

木藤岡さんは、

「加齢臭にもいいそうですよ。

それと、フキンなどをこれで洗うと、汚れがさっぱり落ちて、白さが際立ちます。

使い心地が良いし、無添加で安心なので、リピーターが増えているようです。

ぜひ試してみてください!」

とおっしゃっていました。

 

でね、値段なんですが。

今、こういう無添加の天然素材を使った石鹸って、けっこういいお値段するんですよね~。

この生坂村の柿渋茶石けんは、定価が900円。

でも、生坂村で買うと、750円!!

公共の宿 村営やまなみ荘と、直売所かあさん家、それと生坂村商工会で販売中。

詳しくは 生坂村商工会 電話 0263-69-3047 へどうぞ。

 

噂の調査隊「小野子人参の畑にごぼうを蒔くと、白くなるって本当?」

先週に引き続き、今日も「おいし~い」話題お届けしますよ!!!

今日は、本当に私が耳にした噂の真相を探るべく、調査を開始しました。

本当にそんなことがあったらすごくない!?!?

という、私の興味半分に出かけてきたわけなんですが・・・

その噂というのは、先日、南信州のJA祭に出かけた女性からのものでした。

JA祭で、「小野子にんじん」というにんじんを試食したらとてもおいしく、おばちゃんと話していると隣にあったごぼうに目がいった。
話を聞いてみると、そのごぼうは、小野子にんじんの畑に植えると白くなるらしい・・・

と言うのです。

まずは、その小野子にんじんとはどんな人参か?という所から始めなければいけませんよね。

「小野子人参」というのは、飯田市上久堅の小野子地区で採れる人参の事なんですが、ただの人参じゃありません。
10年ほど前から、小野子人参クラブの皆さんによって、復活させられた昔ながらの人参。
一体どんな人参なのか?
小野子人参クラブの会長 長沼善朗さんにお話伺うと・・・

とにかく、そのにんじんはすご~く長い!!!

ご覧あれ!!!こんな感じ!!!

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背の高い男性の肩から膝下くらいまで!!!
長いものは90cmほどにもなるそうです。
よく出るものでも30cmから50cmだと言いますから、いつもスーパーなどで見かけるにんじんを思うと
「これ人参???」って感じですよね。

でも、長沼さんたちにとっては、こちらの方が普通の人参で、今の短根系と呼ばれるにんじんの方が改良型で、
「本当のにんじんはこっち!!!」と言う感じなんだそうです。

この小野子にんじん、かつてはこの辺りでは、名の通った人参だったそうです。
長沼さん自身、お歳暮に配り歩くのが仕事で、もう少し上のおばあちゃんたちは背負子でにんじんを行商に歩いたほど売れたんだそうです。
でも、いつの間にか廃れてしまっって、作る人もいなくなってしまっていました。

それはこの長さ故・・・という所があるんです。
この長~い人参、土の中にまっすぐ下に伸びていますから、収穫がとても大変。
昔は、鍬一本で、その脇を深く掘り、人参を掘り出していくという手間のかかる作業だったそうです。
今では、BFを使っての作業ですから、相当な重労働だったのが分かります。

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しかも、人参は種から芽を出させるのがとても難しいんだそうです。
兼業農家も増えてきて、そんな手のかかる野菜はどんどん作られなくなってしまったんですね。

でも、それを復活させたのがこの方々!!!

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小野子にんじんクラブの皆さん。
この日は、掘り出しの作業にたくさんの方々が参加していました。
これは、皆さんが一番楽しいというお茶の時間(^0^)v

小野子にんじんを愛するみなさんは口々に、その魅力を語ってくれます。
「とにかく甘い!!色がいい!!」
「甘くておいしくて小野子の人たちみたいなんだに♡」
「昔ながらのあの香りが好き」
などなど・・・

私もいただいてみたんですが・・・
本当に甘くて、生で食べてもおいしいんですが、油との相性かよくて、葉っぱと一緒に、かき揚げ風に天ぷらにしたんですが、さらに甘くなってすごくおいしかったです。
うちの子なんて
「お菓子みたいに甘いね〜」
と言ったくらい!

この甘さを出すのはやっぱりこの土地

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同じ種を他の場所に蒔いてもこんなに甘くはならないそうで、この土に含まれるミネラル成分が、その甘さの秘密なんだそうです。

その土が、ごぼうを白くするのか????

さあ!本題です!!!




長沼さんによると・・・



そんなことは・・・・・・・・・ない!!!!

んだそうです。

どんなににんじんを甘くする土でも、ごぼうの色は変えられませんよね~~~~(^-^;;;)

じゃあ、どうして白いごぼうなんていう噂が・・・・

実は、そのごぼうの名前は「ミトヨウシロハダゴボウ」というごぼうなんだそうです。
よく読んでください!
「ミトヨウ白肌ゴボウ」!!!

わかりました?

元々白い肌のごぼうなんだそうです。
ですから、このごぼうは、どこに蒔いても白くなる!
そういう事でした(^0^;;;)

見てください!

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土をちょっととると、こんなに白い肌が出てきます!
こんなにきれいな白いごぼうはこの辺りでは珍しく、その上、にんじんがとっても甘いので、この畑で白くなったんじゃないかと思ってしまっってもおかしくないかもですね。

でもでも!!!!
ゴボウは白くならないんですが、

なんと!!!!

長沼さん・・・


にんじんが白くなる

って言うんです!!!!

その真相は・・・・また来週お送りします。

お楽しみに!!
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     小野子にんじんのあまりの甘さに虜になってしまった 西村容子 でした♡






噂の調査隊:新しい飯山駅開業!ホームにあった鐘はどうなった?

来年3月14日の北陸新幹線 金沢延伸に伴い、約300メートル南にできた。新幹線 飯山駅に統合される
JR飯山線 飯山駅が11月8日土曜日。現地での営業をおえました。

8日午後3時から「ありがとう飯山駅」と銘打ったイベントに行ってみました。

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飯山駅は1921年大正10年に開業。90年あまりにわたって飯山の玄関口として親しまれてきました。
途中。寺の町・飯山のイメージに合った入口にと!お寺をイメージした駅舎入口に変わり。

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なんと!駅のホームには!鐘楼が。「七福の鐘」といいます。大晦日には除夜の鐘として訪れた皆さんに、突いてもらっていました。

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もちろん普段の駅の利用の際にも自由に突くことが出来ました。
営業を終えた飯山駅は、取り壊しが決まっていて、皆に愛された「七福の鐘」の今後が心配されていました。

イベントでは「七福の鐘」をみんなで突いて飯山駅に別れを告げようと大勢の皆さんが来ていらっしゃいました。
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初めて鐘をつく人。駅との思い出に浸りながらつく人。様々ではありましたが・・・。

この「七福の鐘」今後もホームから移転し、存続が決定しました。旧駅舎の解体に伴い一旦保存されたのち、
旧駅舎前にある雪と寺のまちシンボル広場に、来年の新幹線開業までには新たに設置されるそうです。

駅のホームにある鐘楼ではなくなりましたが、これからも、飯山市街地への玄関口となる広場で、
皆さんに親しまれながら存続できること。本当にうれしく思います。
翌日9日には新しい飯山駅が利用され、これからの新しい飯山の玄関口となる新飯山駅と

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共にこれからも多くの方に愛されるといいなあ~~~。と思います。

噂の調査員 竹井純子

11/17噂・茅野市で、江戸時代の芝居舞台が復活したって!?

何度か番組でも話していますが、私は44年以上、演劇に関わっています。
私たちは劇場でないところで芝居を上演したりしますが、
ほとんどの芝居では、役者が演ずる「舞台」が欠かせません。
西洋の場合、記録に残る最も古い舞台は、古代ギリシャ演劇の野外劇場です。
日本では神話に登場する「天の岩戸」の舞台が最古?ではないでしょうか。
又日本独特の様式として「農村舞台」というものがあります。
神社の祭礼などで歌舞伎などをそこで上演奉納するのですが、
江戸時代からは地芝居が盛んになって各地に「舞台」が作られました。
その後歴史や文化の変遷で地芝居は衰退し、それに伴い地方の舞台は閉ざされていったのです。

そういった中、茅野市槻木地区で、復活した舞台があります。

この復活事業に深く関わった、茅野市民館を支え、
市民の文化の発展を願って活動を続ける「NPO法人サポートC」原房子さんに伺いました。


「三年前に市内にある4カ所の舞台巡りツアーで槻木舞台を訪れた際、
槻木区の知名度を上げ、ここに人が訪れてくれるようになったら嬉しいと、
区長さんが仰ったことから、50年も閉ざされていた舞台を開けてみませんかと
申し上げたのがきっかけです」

県内に沢山あった舞台でもこの槻木舞台は大きい方だそうです。
この舞台は大山祇神社の境内前にあり、1862(文久2)年の建造です。
神社の前の大きな野外広場を青空観客席とした荘厳な舞台です。




茅野市には多くの舞台があり、この槻木地区だけでも舞台が2つもありましたが、
この地区の、仲買を通さない江戸との直接交易が、江戸の文化を直接持ち込み
独特の芝居文化を育んだのではないかということです。

大正から昭和30年代までは
地元青年団を中心とした「槻木柳川劇団」による芝居などが行われていましたが、
高度成長により衰退。舞台の損傷も激しくなっていました。
昨年から舞台の修復に着手し、約700万円の事業費をかけて舞台床、楽屋、
正面引き戸、桟敷席などを整備し、廻り舞台も修復なりました。
TVや映画にもなった下伊那郡大鹿村の伝統的な「大鹿歌舞伎」を招聘し昨年こけら落とし。
今年は岡谷市の小井川区壮年会が創作時代劇「半沢直助」上演して大賑わいだったそうです。

地区の願いは、子供たちが伝統や舞台を受け継いでくれることであり、
子供たちも舞台に立つことを夢見て頑張っています。

「地元の人から劇団復活を催促されている。
足腰も弱くなったがせっかく廻り舞台も改修したので、
こけてもイイから仲間を集めてもう一度やりたい」。
と仰るのは元槻木柳川劇団で活躍し、今年の復活舞台にも立った矢島丈了さんです。


原さんは「槻木区をはじめ、地元住民の熱意で舞台が再現できた。
催しを一過性のものではなく、地域に根付く文化として活性化に役立てたい」と話していました。
地元文化の伝承と、地区の活性化、何よりも子供たちに夢を与える舞台の復活から
この流れが今後も続いていくことを願います。
色々制約はあるでしょうが、ここだけでなく他の眠っている舞台も次々と復活して欲しいと思います。
芝居はほんと面白いですよ。
    
     芝居文化が地元に根付くことがハッピーになる秘訣と心底思う・根本豊でした


乗鞍で 熟年夫婦が行う挙式とは?

熟年夫婦、ですよ。
お子さんが巣立って、もう一度、新婚時代のように二人っきりになったご夫婦。
・・・ちょっと危険なお年頃?
会話が少なくなったとか、冷え切ってしまっている、とか・・・。
熟年離婚なんていう言葉もありますからねぇ。
で、この熟年夫婦のための挙式! 乗鞍でやってみよう、ということになったそうなんです。
題して、「乗鞍 天空の真婚式」
二人きりになった今、真実の結婚生活=真婚時代の始まり。
この節目を共に祝い、感謝し合う日にしよう、というコンセプトなんですね。

11月22日(土) いい夫婦の日に、限定24組のご夫婦で行うんですって。
「式」って、気になりますよね?
主な内容はね。
・真婚の誓い(愛と感謝のお手紙交換)
・ケーキカット
・真婚証明書の発行
・記念コンサート
などなど。
照れくさいかしら?
衣装もね、ウエディングドレス大歓迎! ですって!!
でも、それぞれのご夫婦らしい衣装でOKとのこと。
乗鞍ですから、山歩きの服装でも大丈夫だそうです。

で、何故? どうして乗鞍? ですよね。
のりくら観光協会 女性部 部長 中原 由紀子さん に伺いました。

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「乗鞍はスキー場があって、ペンションがたくさんあるところなんです。
私たち経営者は、映画『私をスキーに連れてって』の頃若かった世代。
彼に連れて来てもらった乗鞍に一目ぼれして、ペンションを始めた、
という人たちが多いんですよ。
あれから25年。子どもたちも巣立って・・・。
ペンション経営も冷え込んで大変だけど、夫婦の日常も冷えてしまっていたりして。」

そこへ、松本市観光大使の臥龍さんが訪れて、
「ペンション経営より、まずは夫婦が仲良く暮らすことが大事!
感謝の気持ちをお互いに伝え合って、添い遂げる思いを深めていきましょう。」
と、真婚式を提案したそうです。

「始めは自分たちだけでやってみようか、ということだったんですが、
どうせやるなら、みんなで!
と話がどんどん広がって、この企画が出来上がりました。
感動のイベントにしたいと、スタッフ一同、心を込めて取り組みます。
ぜひご参加ください!」
と中原さん。
たぶん、当事者が自ら申し込むことは、かなりハードルが高いのではないかと思うんですが、
お子さん、お孫さんからすすめられたら、もしかして・・・。
ご両親の大切な節目を、あたたかく見守ってあげるのも、素敵ですよね。

申し込み、まだ間に合うそうですよ。
参加料はご夫婦で3万円。
これには、式の費用と、1泊夕朝食付き料金も含まれています!
翌日の日曜日は、ご夫婦でご参加いただける各種オプショナルメニューもご用意。
とってもお得です!!

詳しいお問い合わせは、中原さん。
090-8329-6357 へどうぞ。

噂の調査隊「フルーツ?それとも…阿南町で採れるフルーツ○○」

伊那谷は、今年は赤の紅葉がとってもきれい☆彡
いい季節ですね~♡

秋は景色ばかりでなく、食べ物もおいしい季節。
今日は、実りの秋、おいしい話題お届けしま~す。

私、先日、阿南町への取材の帰り、国道151号線を飯田方面に車を走らせていたんですが、気になる看板を発見!!

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そこには、とても大きな字で「フルーツ大根」と書かれ、周りには野菜のイラストが・・・

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フルーツなの?野菜なの?
というわけで、その「フルーツ大根」を求めて、調査に出掛けました。


私がお邪魔したのは、下伊那郡は阿南町富草。
阿南町の玄関口と言う位置にある地域です。
役場の方に伺うと、ここで、その「フルーツ大根」は生産されているそうなんです。
富草支所でその生産に携わっている林茂人さんと待ち合わせをして、その畑に向かいました。
ところが行けども行けども着きません。
くねくねとした道を上り、どんどん道も細くなって行って、ようやくその畑に到着。
でも、近くには民家もありません。

そこには、大根がいっぱい植えられた畑が広がっていました。

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それほど広くはないのですが、この土地でしか採れない大根なんだそうです。

でもでも、お話を伺ってみると、この「フルーツ大根」、そういう品種ではなく、種はどのお店にでも売っているような一般的な品種。
「フルーツ」と言うのは、林さんたちがつけた名前なんだそうです。
でもフルーツと名付けるには、それなりの理由がもちろんあるわけなんです。

まず、このフルーツ大根、阿南町でもここ富草、しかも富草の中でもここ「かもめ」というこの土地でしか甘くならないそうなんです。

それはなぜか???

実は、ここの土は「第三紀層」と呼ばれる、7000万年前、人類が生まれる遥か昔の土が隆起してあらわれている土なんだそうです。

「第三紀層」と言うのは、南信州いろんな所に分布しているんですが、同じ第三紀層でもいろんな種類があるらしく、林さんの自宅の畑も第三紀層ですが、土の性質が違う、阿南町では「ひえごさば」という土質の土で、この甘さは出ないんだそうです。
おもしろいですね~

「第三紀層」からは、化石も多く出るという事で、その昔は海の底だった地層なんです。
ですから、ミネラル分か豊富に含まれているんだそうです。
そのミネラル分が、大根を甘くすると言われているんですが、その成分が場所場所によって微妙に違うらしく、フルーツ大根が採れるここの土は特別なんでしょうね。

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でもこんな山の中のこの場所で、なぜ大根を育てようと言う事になったんでしょうか?
それは、かつてこの地域が、日本三大桑園と言われた養蚕が盛んだった時代にさかのぼります。
当時、この辺りで育てた桑を食べた蚕の繭がとてもできがよく、それはここで育った桑がいいからだと言われていたんだそうです。
林さんは当時この土地の桑作りに携わっていた事があり、この土地の土目をよく知っていて、耕土が深くて、掘ってみると軽いこの土地で育てたいと思いこの土地を選んだんだそうです。
そう言われて、畑の周りを見渡してみると、辺り一面もう収穫されなくなってお化けみたいになった桑の木でいっぱいでした。

実は、この大根、かつては「第三紀層大根」と名付けられ売られていたんだそうです。
ある事をきっかけに、名前が「フルーツ大根」になりました。
なぜ「フルーツ大根」の名がついたんでしょう?

それは、数年前、飯田の合同庁舎でこの大根の即売会を開いたことがあったんだそうです。
その時、この大根を食べた合同庁舎の食堂「葵」のご主人が、その甘さにわざと大根を梨のような形に切ってお客さんに食べさせたところ・・・

「これ・・・梨ではないけどいったい何?」

と言う反応が続出!!!

誰一人「大根ですか?」と言った人はいなかったんだそうです。

それを継起に、フルーツと間違えるくらい甘い大根だから「フルーツ大根」にしようと生産者の皆さんで決めて、今回のフルーツ大根が誕生しました。

久保さん、キッシーも、その甘さに驚き!!!
本当にみずみずしくて、シャリシャリ感は本当に梨の様!
甘さも梨と同じと言うわけにはいきませんが、甘さが後を引くというか、しばらく口の中に甘みが残る感じ。

サラダなどにして生でいただくのもいいんですが、林さんのおすすめは、「ブリかま大根」なんだそうです。
煮ると、とっても柔らかく煮えるんです。

何百万年も前の土が、おいしい野菜を作る。

なんか大地の恵みってすごいな〜

フルーツ○○とは、梨と間違えるほど甘くてみずみずしい、大根の事でした。

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    いただいたフルーツ大根で今夜何を作ろうか楽しみな 西村容子 でした☆







11/11ラジカンで報告した根本寅さん追加情報です。

11月11日(火)のラジカンでご案内いたしました、わたくしネモトユタカの東京出演情報です。






上の写真は小さすぎました。詳しい情報は下記のアドレスをクリックしてください。

  http://www.imageforum.co.jp/terayama_srt/

と言うわけで、ラジカンのページを借りまして
ネモトユタカことラジオ寅さんの東京出没情報でした。
よかったら来てくなんしょない(「来てくださいませ」by福島弁)。

切ったら驚き!中野市のびっくりんご

リンゴ界に、見た目にも楽しいリンゴが登場しました。
こちらの黄色と赤みの強いリンゴ。
ぱっと見ると普通のりんごですが・・・。
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なんと切ってみると!中まで赤く色づいています。


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長野県中野市のリンゴ生産者で育種家の
吉家さんのお宅のリンゴ。

「なかののきらめき」と「いろどり」です。
実は!「中野のきらめき」は正式なお披露目に先立ち見せていただきました。

切ると中まで赤いリンゴは以前からあり、それらのリンゴは、
観賞用もしくは加工用として利用されていました。

吉家さんの娘さんが、幼稚園の時。「見た目にも楽しく
美味しいリンゴがあったらいいな~。」の一言で、吉家さん、改良を重ね
娘さんへのクリスマスプレゼントにと!「いろどり」という名のリンゴを作りあげ!
さらに彼女が小学校を卒業するまでにと
「いろどり」をもとに!全部で4種類の中まで赤いリンゴを作りだしました。
そのうち2種類を、地元・中野市の特産になればと、「中野のきらめき」「なかの真紅」は
生産者の方を中野市限定にするそうです。

苗の販売はすでに始まっていて、来年以降私達の手にも入るようになるのでは??と期待されています。

実際のお味は?これが。美味しい。切って食卓に乗せるとみんな口をそろえて「桃かと思った。」との感想。

味は、甘いだけのリンゴに比べ、酸味がやや強くさっぱりと食べられるリンゴです。

「なかののきらめき」は、そのままでも十分美味しいリンゴですが赤みがより強く出て、
さらにやや酸味が残るリンゴに仕上がっていますからこれから、真っ赤なリンゴパイ、
ロゼの色合いを持ったシードル、赤いリンゴジャムが登場するのでは?と期待が高まります。

大切な娘さんの喜ぶ顔が見たい。そんなお父さんの優しさから生まれたリンゴ。手に取ると!
そんな気持ちをずっしりと感じられる。素敵なリンゴのご紹介でした。

調査員 竹井純子


情報わんさかGO!GO!ワイド らじ★カン 番組へメール radiko SBCラジオ

日替わり調査員

月曜日 根本 豊 東信担当

寺山修司の演劇実験室「天井桟敷」に所属していた演劇人。
福島出身で標準アクセントがいまだに身につかない。無類の酒好き。

火曜日 竹井 純子 北信担当

SBCのラジオカーレポーターを経て、調査隊員に。
中野市出身、豪快な笑い方が特徴。愛用の手提げバッグのデザインが下品と評判。

水曜日 塚原 正子 中信担当

ロック好き。電話するとだいたいエレベーターに乗っている。謎多き女性。
松本市出身。中学・高校のあだ名は「かっぺ」。

木曜日 西村 容子 南信担当

元民放テレビ局のアナウンサー。3人の子どもを育てながら、おもしろいネタがないかとアンテナを張りめぐらしている。への字まゆげがチャームポイント。飯田市出身。

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