「喬木村には変わった館長さんがいるらしい!?」

喬木村にいる変わった館長さんってどんな館長さんなんでしょう?

 

館長さんにもいろいろありますが

その館長さんがいる場所もその館長さんと少なからず関係がありそうな…

 

村を調査して歩いていると

畑仕事をしているおじいちゃんから有力な情報が!!!

教えてもらったのが

椋鳩十記念館という場所

早速、尋ねてみることにしました



お話伺いましたのは

椋鳩十記念図書館の塩澤真由美さん

 

椋鳩十さんはご存知でしょうか?

大自然を舞台に人と動物が共に生きる世界を物語とした児童文学作家

「大造じいさんとガン」「月の輪熊」は

小学校の教科書にも掲載され、思い出深い物語の一つに挙げる方が多いみたいです

その動物好きな椋鳩十さんの記念館にいる変わった館長さん

 

塩澤さんによると

館長さんはお一人ちゃんといるんですが

もう一人の館長さんがちょっと変わっているとか・・・

よく図書館を利用する方々にお話し伺ってみると

「かわいい」

「あんまりあいそがない」

「抱かれたり、寝転がったり、アイドルみたい」

と見方は様々

 

その館長さんのお仕事は?

と言うと

お客さんのあいさつしたり、写真撮影に応じたり来客対応がメイン

外にふらっと出て行ってしまう事もあり

外回りも大事な仕事なんだとか

 

是非その変わった館長さんに合わせていただきたいとお願いすると

「どこにいるかな~さっき外回りから帰ってきてたみたいだけど・・・」

と館内をウロウロ

「涼しいところを探して歩いてると思うんですよね~」

と話していると・・・

 

にゃ~

 

と・・・・・

私に近づいてきた猫ちゃん

 

もしかして・・・

「館長さんですか?」

と聞くと

 

にゃ~~~~

 

「そうだにゃ~」

って言っているように私にすり寄ってきたんです

 

 

そうその変わった館長さんとは

猫館長さん

名前を「椋にゃん」というそうです

 

「椋にゃん」という名前は、昔この図書館で猫のキャラクラーを作った時

子供達に名前を募集して、「椋にゃん」と名付けらたキャラクターの猫がいました

そのキャラクターの猫は茶色のとら猫

私の目の前に現れたのがこちら



同じ茶色のとら猫

 

この猫館長さんとそのキャラクターが似ていることから「椋にゃん」と呼ばれるようになったそうなんですが

とっても不思議なことがありまして・・・

実はこの猫館長さんある時この図書館に迷いこんできた猫だったんです

その迷いこんできた日が

なんと

1月22日 椋鳩十先生の誕生日の日だったんです

 

椋先生自身も猫をご自宅でいっぱい飼っていたらしく

椋先生は白い猫がお気に入りだったそうですが

娘さんの猫が椋にゃんと同じ茶色のとら猫だったそうで

そんなところもご縁を感じちゃいますね

 

さらに椋ニャンには、すごい才能があるようなんです

 

それは、塩沢さんによると

とっても人っぽいという所

しかも、椋にゃんはおしゃべりするらしいんです

話しかけると「にゃん」と相槌を打ってくれるそうなんですが

そのタイミングが実に人間っぽいと

 

私も初対面で、それを感じていたので納得

 

そんな猫館長さん

ファンも多いようでこのあいだのゴールデンウィークには

関西方面から、わざわざ椋ニャンに会うためにお越しになってくださる方もいたようで

FBも椋ニャンの話題が載るとすごいアクセス数になるそうです

←熱くて休んでいる椋にゃん

 

人気者の猫館長さんですが

今年からは非常勤になってしまって

日曜日と木曜日と毎月22日(にゃんにゃんの日)にご出勤になるそうです

お会いになりたい方は、その日にどうぞ



だそうですが(笑)

 

椋にゃんに癒されまくった 西村容子 でした

「飯田の町は14体もの番人で守られているらしい!?」

どんな番人に守られているというのでしょう?

鬼門に1体、その他、縁起の悪い方角に1体と、いろんな所に番人がいるんでしょうか?

厳つい番人かな~?

おっきい番人かな~?

と思いきや・・・・・

 

 

 

きっかけとなったのはこちら!



分かります?

飯田市を代表する時計台ハミングパル

ただ今改修中ですが

 

そのてっぺんのこちら!



このお人形さんの名前が「時の番人」
飯田の丘の上のことならこの人

飯田市の商業・市街地活性課 西さんにうかがってみると

公園作ったり、案内板作ったりする時、

その場所や施設によって担当部署が変わっても

何か!という時に、お人形を!という事になることが多く

14体もの番人が生まれたそうです

まさに日本一の人形劇の街ならでは!

 

3月にりんご並木の動物園よりに作られました東屋の屋根の上あらわれたこの番人



「夢の番人」をきっかけに

あらためて、この14体の番人が注目されるようになりました

 

ではその他の番人紹介しますね(順不同です)

 

飯田駅の凄横にありますアイパークという公園にいるのは「出会いの番人」



アクアパークIIDAという市民プールにいるのが「水の番人」



市役所と動物園の間にある駐車場にいるのが「風の番人」



飯田駅前の案内板の上にいるのが「結いの番人」



飯田市勤労者福祉センター サントピア飯田の向かいにある時計塔にいるのが「ふれあいの番人」



飯田市街地の真ん中を走る通り町の交差点に点在しているのが5体

「太陽の番人」



「誕生の番人」



「雲の番人」



「実りの番人」



「空の番人」



これらは2012年、6年前に作られたのに、新しく生まれた「夢の番人」の登場を機に今年名前がつけられました

 

あと、飯田駅前の路線バスと高速バスの停留所にそれぞれいる2体





実はこれにはまだ名前が付いていません

 

以上14体の番人が飯田の街を見守るかのように存在するんです

 

でもこんなにたくさんいるのにこの番人の存在を知る人は本当に少ないんです

なぜ市民の皆さんがあまり気がつかないかというと

それぞれみんな、屋根の上であったり、信号の上であったり、看板の上であったり

私たちの目線よりかなり高いところに置かれているんです

 

それがなんとも人形らしいと言いますか

妖精のような神秘感がまたいいんですよね〜

 

しかも

これ、多くが銅板でできていまして、芸術性の高さを感じませんか?

実はこのほとんどは地元が誇るすごい芸術家の方の作品なんです

 

その方の名は、国際舞台で活躍する銅版画家 今村由男さん

 

国内はもとより海外でも展覧会や、招待を受けて各国の現地で創作活動を展開したりと世界で認められている芸術家です

海外の看板の造形としての芸術性の高さに触れてきた今村さんが提案することによって

次から次へ20年ほどかけて作られ続けた番人達

 

人形劇の街として芸術を受け入れる素地がある飯田市だからこそ

この多くの番人達が存在しうるのかもしれませんね

 

今年は人形劇の街40周年ということで

世界人形劇フェスタも行われます

 

改めて注目された14体の番人達

飯田にお越しの際はいつもよりちょっと目線を上げて

番人達を探してみるのも楽しいかもしれませんね

 

 

今回初めてこの14体の番人を知り、街を歩くのが楽しみなった 西村容子 でした

乗鞍へ行くと、鳥になれるらしい。

すもも祭りが終わって、乗鞍はいよいよグリーンシーズンです。

キラキラ輝く新緑に囲まれて、澄んだ青空にカッコウの鳴き声が響いて、

まだ白い乗鞍岳が目の前にど~ん・・・。

松本から車で1時間の別世界。

鳥になれなくても、十分気持ちいいです。

でも。

今回は鳥にならなくてはなりませぬ。

・・・

標高1300メートルのあたりにある、いがやレクレーションランド。

30年ぶりに大規模なリニューアルをして、

この5月1日からオープンしています。

ここで、鳥になれるらしい。

 

そうです。ご想像の通り。

 

リニューアルの大きな目玉の一つとして、

アドベンチャーパークを作ったんですね。

森の木々と自然の地形を生かして設計された、樹上のアスレチック。

木から木へと移動しながら様々なアクティビティにチャレンジします。

AコースとBコースがあって、総距離が約400メートル。

アクテビティの数は19。最高飛び出し高さがなんと、9メートル!!

このアクティビティーの中にジップラインというものがあります。

ハーネスという命綱に任せて、両手両足を大きく広げ、

木から木へ、シャーーーっと移っていく。

そうです。これが「鳥になれる」スポット、ということなんです。

今回は、これに挑戦してみよう~ってことなんですね。

 

「私、高所恐怖症じゃないから、大丈夫。

高さ9メートル、83メートルのジップラインがある、

Bコース、いってみよう~。」

ハーネスを装着して、意気揚々とBコースへ向かう塚原。

マイクに紐をつけて、首から下げています。

音声もバッチリだ。

でも。

この時はまだ、自分の身の上に何が起きるか、わかっておりませんでした。

 

 



 

さあ。スタートです。

スタッフの方に、

「ではまず、3メートルほど登っていきましょう。」

と言われていきなり不安に。

だってこのはしご、ロープと木でできていて、グラグラ揺れるんだもん。

 



 

そしてこの後に続くアクテビティ―の数々。

 



丸太から丸太へと移動して進んでいくんです。

少しでも気を抜くと、揺れる揺れる・・・。

しかも、この高さですよっ!!



怖いし、手足はだんだんプルプルしてくるし、

でも終わりが見えないし・・・。



これはブランコです。

「生田ちゃ~ん!」

と叫んでいる姿です。

だってさ。

ブランコに乗って遊んだことはありますよ。

でも、ブランコからブランコへ移りながら進んでいく、なんて。

気を抜くと、足がびろ~んって開脚してしまいます。

下を見ると、地面ははるか下。冷や汗・・・。

カッコウが一生懸命鳴いて応援してくれていました。

でも、そんなの耳に入りません。

もう、必死。汗だく。

・・・

・・・

・・・

ところが。

 



 

実はこの辺りから、私の気持ちに変化が生まれてきます。

だんだん、気持ちよくなってきたんです。

何とも言えない浮遊感。

森につつまれて風を感じて、大自然に遊んでもらっていることを実感できるって、

こんなに気持ちがいいとは! まさに未体験ゾーン。

 

これ、めちゃめちゃ楽しい!!!!

 

さあ。

最後のジップラインです。

高さ9メートル、長さ83メートル。

いちばん高いポイントで、いちばん長い間、鳥になれる場所。

 



この、飛び出す瞬間が、やっぱり怖い。

行く? どうする? でも・・・

行きましょう!!

 



ぎゃ~~~~。

 



鳥になれました。

鳥は、ものすご~く気持ちいいです。

達成感とともに、チャレンジ終了。

 

生まれ変わった、いがやレクレーションランド。

ここを拠点にいろ~んな楽しい遊びを発信して、

乗鞍の魅力をもっともっと多くの人に体験してもらおう、

という気持ちを込めて、

乗鞍BASE(のりくらベース)と名付けたそうです。

 

松本市山岳観光課の塩原さんは、

「開発にあたって一番大事にしたのは、地元の皆さんの声です。

乗鞍を愛している方々、その魅力を知り尽くしている方々に、

積極的に携わっていただいて、リニューアルしました。

ここを基地にして、めいっぱい自然と遊んでいただけます。

ぜひ何度も足を運んでください。」

とおっしゃっていました。

 

自然は常に違う顔で私たちを迎えてくれます。

だからこそ、いつ行っても楽しいし気持ちいい。

この夏は生まれ変わった乗鞍で、元気に遊んじゃいましょう!!

 

松本の塚原でした。

 

 


塩尻市立自然博物館には 今、 虫と人が展示されているらしい。

虫と人!?

塩尻市立自然博物館は、今から23年前に、蝶の博物館としてスタート。

10周年を機に自然博物館と名前を変え、

蝶だけでなく昆虫や植物なども展示しています。

現在、世界の蝶の標本4500種、5万頭。

日本の蝶220種、甲虫類2000種を収蔵しています。

 

すごいね。

 

なるほど。ここには常に、虫が展示されているんですね。

でも、人って・・・。

しかも50人も!!!!! って噂なんですよ。

えぇぇ。そんなにぃ? どーゆーこと?

館長の野溝 美憲さんにうかがいました。

 

「今企画展を開催していましてね。

タイトルが、『昆虫と人~蟲に魅せられた人々』。

虫だけでなく、それにかかわった人たちを紹介しています。

蟲という字を使ったのは、

この漢字、もとは

人間も含めてすべての生物、生きとし生けるものを示す文字・概念

ということなんですね。

日本人は昔から、世界的に稀な蟲を愛でる国民だったようです。

昆虫たちと、それに魅せられた人々。

そしてそれに係るエピソードを紹介しています。

どうぞ、中へお入りください!」

 

 



 

標本とその上にパネル。

 

 



 

 

「ここでは、蝶の採集に情熱を注いだ人たちの偉業を紹介しています。

でも、ここに紹介している方たちは学者さんではありません。

例えば瓦職人だったり、会社の重役さんだったり。

でも、この瓦職人のトリバネアゲハという貴重な蝶のコレクションは、

大英博物館の標本数を上回っているといいます。

この重役さんは退職金をつぎ込んで、それまで生態や形態が不明だった

テングアゲハの調査をしにヒマラヤ山脈のふもとへ。

彼らが魅せられた蝶の標本を下に展示しています。」

 

 

標本を見ると、ため息が出るほどの美しさ。

これに魅せられてしまった人々が、

こうして命をかけてこんな偉業を成し遂げた。

標本とパネルでとてもよくわかるようになっています。

それだけではありません。

 

 



 

中学の国語の教科書に出てきた、ヘルマン・ヘッセの「少年の日の思い出」。

覚えていますか?

このお話に出てくるクジャクヤママユっていう蛾。コレです!

あとね。

 



 

手塚治虫さんのコーナーも。

名前の由来になったオサムシっていう虫の標本も展示されています。

それから、喜多川歌麿や葛飾北斎が描いた美しい蟲たちの作品も。

展示ひとつひとつから、人々の蟲たちによせる想いが伝わってきます。

 

「標本の裏にある様々なエピソードを伝えたかったんです。

そこに命を懸けた人もいるんです。

ここで紹介している人々は、生き物に対して深い愛情を持っている。

そんな先人たちのそんな姿や想いを知ることが、

自然をもっと知ろう、見ていこうという気持ちになるひとつのきっかけになったら。

そんな想いでこの展示を企画しました。」

と野溝館長。

私自身も、蟲たちに魅せられた50人の生き方を知って、

自然に対する気持ちが変わった気がします!!

 

塩尻市立自然博物館博物の企画展

「昆虫と人展 ~蟲に魅せられた人々」

7月8日まで開催しています。

入館料は大人300円、中学生以下無料です。

休館日は月曜と6月5日、6日。

詳しいお問い合わせの電話番号は

0263-53-6342 です。

 

 

「駒ヶ根市の赤穂地区の小中学校は、全校、校歌が同じらしい!? Part1」

あなたは自分の出身校の校歌って歌えますか?

 

駒ヶ根市の赤穂地区出身の方々は

私が調査した限りですが、どの方も、すっと校歌が出てくるんです

 

この校歌が同じという

私たちから見たら「え〜〜〜〜」という現実

そんなウソのような現実が起こっているのが

赤穂地区にある、赤穂小学校、赤穂東小学校、赤穂南小学校、赤穂中学校と

小学校3校に中学校1校の計4校

 

 

駒ヶ根市の中で赤穂地区というのは全体の8割ほどを占める地域だそうで

そのすべての学校が、校歌が同じって

駒ヶ根に生まれ育った半数以上の人が同じ校歌が歌えるということになります

 

なぜ、4校全てが同じ校歌になったんでしょうか?

 

今年で校歌100周年を迎える赤穂小学校の 飯澤隆 校長先生にお話を伺うと

 

赤穂小学校はこの地域最初の尋常高等小学校として誕生

戦後になって、中学校を分離し小学校のすぐ隣に作られ

今でも小学校と中学校が廊下でつながれているほど近い存在

その二つを分離する時

小学校から分離されたんだから校歌も同じで

と言う事で同じ校歌を歌うようになったのではという事でした

 

小学校中学校に分かれたけれど、二つは一つ

と考えればなんとなく校歌が一緒っていうのも納得いきますね

 

でも他の2校はそれぞれはなれたところにあります

それがなぜ一緒なんでしょうか?

 

 

それは

まず昭和の時代

赤穂小学校規模が大きくなり過ぎたことを理由に

赤穂東小学校が誕生

その時、同じ赤穂だからという事で

同じ校歌に

そして平成になって

また同じように、赤穂小学校規模が大きくなり過ぎたことを理由に

赤穂南小学校が誕生

その時も、同じ赤穂だからと、同じ校歌になったそうです

 

それが当たり前のように実現してしまっているのは

きっと、赤穂という地域の地域性なのかもしれませんね

 

しかも、この校歌が作られた100年前の先生たちが

熱く討論に討論を重ねて、校歌に入れる言葉を選び

それを初代校長の息子さんに作詞を頼み、関わる人すべてが赤穂に関わる人にこだわりました

 

その様子は、赤穂小学校の歴史が綴られた本にきちんと書き残されていて

赤穂の生まれ育つ子供達に伝えたいメッセージが強く込められていたのでしょう

 

そんな歴史と地域の皆さんの思いで一緒になってしまった

4つの小中学校の校歌

 

 

実は同じと言っても、各校微妙に違うオリジナリティーがあるそうなんです

 

来週はその違いと、この校歌を歌い続けてきた各学校の卒業生の皆さんにお話伺います

 

校歌一つで話に花が咲く

 

そんなことがあるそうです

 

ということで、ここからがPart2

 

4校の校歌が同じ同じと言っていますが

実はその校歌、それぞれに微妙に違うんです

 

まず、元々のオリジナルは赤穂小学校の校歌

その校歌と赤穂東小学校の校歌はキーが違う

赤穂南小学校はキーは赤穂小学校と同じですがアップテンポ

 

さらに違うのが間奏のあるなし

赤穂小学校の校歌には間奏がありませんが

赤穂東と南には2番と3番の間に間奏があって

その間奏の雰囲気も2校とも、随分違うんです

 

そして中学校

中学校は、アカペラの4部合唱

随分大人っぽくなって感動さえ呼ぶ校歌

校歌が成長する感じさえします

 

それぞれにその学校らしさを出そうとした努力が伝わる4校の校歌

 

この違いが

実は、駒ヶ根市民の最高のお酒のつまみになるそうで

お酒が入って学校の話になると

よく校歌の話になり、みんなで校歌を歌いだしちゃう

 

駒ヶ根の信濃の国のような歌になっちゃてるみたいに見えます

 

多くの人の口から出てきた言葉

「赤穂の団結力」

歌にはそんな力があるんですね~

 

何度も聞くうちにその校歌を覚えてしまった 西村容子 でした♡

下諏訪の あのミスター〇〇が鮮やかな転身をとげたらしい!

ミスター〇〇とは、ミスター御柱。

ミスター御柱とは、4月から下諏訪町観光案内所の所長に就任した小松直人さん68歳のことです。

小松さんといえば木遣り…というくらい有名な方。現在は下諏訪木遣り保存会の顧問ですが、

長年にわたり会長をつとめ、様々なかたちで 木遣りの継承に貢献してきました。

御柱の取材をするときには、ほとんどのマスコミ関係者が何らかのかたちでお世話になると

いっても過言ではない方。

私も昔から存じあげていますが、木遣り師としての面しか知りませんでした。

 

今回の転身の前はどのようなお仕事をしていたのか、初めて聞きました。

ずーっと製造業一筋だそうです。一番長く務めた会社は37年、その後いくつかの会社を経て

この3月末に、4年ほど勤めた会社を退職。製造業から離れ、下諏訪観光案内所の所長に就任することになったという次第です。

下諏訪観光案内所長 小松 直人 さん ↓



小松さんが観光案内所の所長になることを知った人の反応はというと…

『いやぁ適任だね、ぴったしカンカン!』と九分九厘の人が言うとのこと。

最近は海外からの観光客も多いので、慣れない英語にたまにマレー語が飛び出したりしながら応対しているそうですが、

とても感謝をされることが多く逆にありがたいと思うそうです。



調査に訪れている間も、次から次へと観光客が訪ねてきます。

その一人ひとりに丁寧に応対する小松さん。

面倒見が良くて、フットワークが良くて、素晴らしいお仕事ぶりだと感じました。

一人ひとり丁寧に対応します ↓



新しい仕事がスタートする直前の3月なかば、小松さんはマレーシアを訪れました。

小松さんはかつて、マレーシアに3年余り単身赴任をしていたことがあるそうです。

タイとの国境に近いクアラペルリスという町にある工場で技術指導をしていました。

その時に木遣りの衣装を持参して木遣りを歌ったりしたので、現地の方から「ミスター御柱」と

呼ばれるようになったのがミスター誕生のきっかけだったようです。

 

今回の転身にあたり、『もう一度マレーシアを訪れたい…』という心残りだった部分を

きちんとクリアしました。20年ぶりにマレーシアを訪れ、旧交を温めてきたとのこと。

このあたりも鮮やかだなぁ…と感じる理由です。



で…この転身にあたり個人的には気がかりなことが一つありました。

とにかく御柱が大好きな小松さん。取材中も、ちょっと目を離すと 観光客の方に御柱の説明を

していることがありました。観光案内の内容が、御柱の話に偏ってしまわないかなぁ…と。

『(駅前の)タクシーの運転手の友だちもいる。今に木遣りを歌いだすぞ…と言われるけれど、そこは様子をみて(笑)。

御柱について聞かれればいくらでも話すけれど、そこは自分でちゃんとバランスを取っている』とのことです。

 

室内にご自分のおんべが、きちんと飾られていました。

何しろ、あの下社の木落坂の上にセリ出た 御柱の 先端で 何度も木遣りを歌った経験を

お持ちの方ですから、御柱について語り始めたら 時間がいくらあっても足りない。

だからこそ、ご自分でバランスを取るように心がけているようです。

そして、これから諏訪地区全体の観光案内ができるように、勉強したいと話していました。

 

新しい仕事がスタートして1か月が経ちました。

観光案内所と下諏訪の旅館組合の事務局を兼ねている。それらの仕事を一通り覚えたので、

これからは、自分なりのやり方を考えていきたいとのことです。

この日も、標高の高いところにあるご自宅の山桜の花が入口に飾られていました。

 

『おいでなして下諏訪』

下諏訪町観光案内所は、JRの下諏訪駅の駅舎の一画にあります。

改札口を出て、建物の外へ出たら そのまま右折。建物沿いに歩いて行った端にあります。

様々なパンフレットや、割引券などがありますので、まずはここへ立ち寄ってみてください。

 

下諏訪町は、コンパクトで街歩きにとても向いています。

そして、観光案内所には基本的に小松さんがいます

何時間くらい 下諏訪に滞在できるかを最初に伝えるといいかもしれません。

時間のある方は、小松さんの御柱体験段をじっくりと聞いてみてください。

 

※お問合せ:下諏訪観光案内所:0266-28-2231 (水曜定休)

下諏訪駅の改札口です。出たらすぐに右折↓



駅舎の端に観光案内所があります ↓



調査隊員:土橋桂子

飯田市ではメ~~が草刈りに大活躍しちゃうらしい!?

春の芽吹きの時期が終わり、だんだん暑くなってくると

ぐんぐん成長するのが雑草くんたち

 

その草取りはやってみるとかなりの重労働

それをメ〜〜がやってくれるというんです

 

メ〜〜といえばもう答え言ってるのと同じなんですが

草刈りをしてくれるのは

メ~~と鳴く白い動物・・・ヤギ

 

飯田市三穂地区の地域おこし協力隊としてやってきた

渡邊 捷揮(しょうき)さんが

三穂の、のどかな風景を見て、ハイジが心に浮かび

ハイジと言えばヤギ

そのヤギを活用した活動をしてみたいな~

って思ったそうです

 

そんな時、ヤギの草刈りとしての活用を知って

三穂にも導入しようという事でこの活動が始まりました

 

草刈りをするやぎさんの名前はさくらちゃん



 

でも

今でこそ飼っているう家を探すのが困難なくらいですが

もともと、この南信州とヤギは関わりが深い土地でもあったんです

 

渡邊さんの活動に協力してくださっている前自治会長の原さんに伺ってみると

この辺りでは、戦後、各家に1頭~2頭はヤギがいた時代があって

貴重なタンパク源として乳を飲んだりしていたそうです

ヤギの散歩は子供の仕事

ヤギは生活の一部になっていました

 

粉ミルクがなかった時代は

母乳の出ないお母さんが、成分が近いという事で、赤ちゃんに飲ませる乳として使われていたこともあったそうです

あのなんとも香ばしくて忘れられない味

田舎の文化の一つです

 

さらに飯田では

全国で唯一、子ヤギの競りが行われ

全国から子ヤギを求めて、多くの人がやってくる場所でもあるんです

 

最近は、肉や乳が目的ではなく

草取りのために購入する人も増えているそうなんです

 

その草取りの効果は?

と言うとこちら!!!



奥の方に見える草むら

最初はその草むらのように

全体が草に覆われていたんですが

今、手前はしっかり土が見えています

 

これが桜ちゃんの草刈りのあと

 

本当にいい仕事しているな〜という感じです

 

今はこうして実際に草を食べさせたり、お散歩がてら新しい草に出会わせたりして、苦手な草探しもしているそうです

ヤギにとって、ネギ系の草は良くないらしく吐いてしまうんだそうです

でもいろいろ経験することによって

自分で食べてはいけない草を判断し、その草だけは食べないということをしていくそうです



準備はしっかり整ってきています

 

今後どのようにしてお仕事をしていくんでしょうか?

実はすでに、と言うよりさくらが来る前から

ヤギが来たら家に来てほしい

と言うオファーは入っていて

早速にもお仕事できるようにはなっているそうです

 

 

そして、さくらちゃんには

もう一つ、大きな役割ができました

 

それは、子供たちへの情操教育です

さくらちゃんがいるのは、保育園のすぐ近く

 

子供さんたちは、行きも帰りもさくらちゃんに会いにやってきます

さくらちゃんは2歳の子でも近づけるほどの大人しさ

 

園長先生の小笠原久美子先生は

「桜ちゃんがそばにいてくれることで

大人の様な理屈ではない、実際の体験、感覚で

命と言うものを感じ、考える機会が出来た事は

本当にうれしい」

と話してくださいました

 

子供さん達、雨の降っている日は

さくらちゃんは寒くないのかな〜

渡邊さんはちゃんと見に行ってくれてるかな〜とか心配して

いろいろ話してくれるそうです

 

これから、いろんなお宅の草刈りに出かけながら

子供達とも仲良くしながら

三穂地区にかけがいのない存在になっていってくれるんだろうな〜

とあったかい気持ちになって調査を終えました



 

ヤギさんの穏やかさに感動の 西村容子 でした♡

 

 

 

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月曜日 根本 豊 東信担当

寺山修司の演劇実験室「天井桟敷」に所属していた演劇人。
福島出身で標準アクセントがいまだに身につかない。無類の酒好き。

火曜日 竹井 純子 北信担当

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中野市出身、豪快な笑い方が特徴。愛用の手提げバッグのデザインが下品と評判。

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