東御で盛んになってきている坊ちゃんって何!?
2017年06月05日
東御市で今、坊ちゃん が盛んになってきているそうです。
しかもそれは、東御市長も「坊ちゃんの町」として支援しているという程なのだとか。
三年程まえにクラブもできて、坊ちゃん人口も年々増えてきているとの事。
今ではあちこちの施設やイベントで坊ちゃんが見られるのだそうです。
坊ちゃん…。
ヘアスタイルを坊ちゃんカットする事なのでしょうか。
それとも、夏目漱石の「坊ちゃん」を愛読する事とか…?
一体どんな事なのでしょう。
私も「可愛い坊ちゃんを見てみたい!」と思い、坊ちゃんの練習会におじゃましました。
練習会で教えて頂きました。
「坊ちゃん」だと思っていたそれは、「ボッチャ」の間違えで、イタリア語でボールという意味なのだそうです。

会場で使われていたのはお手玉より少し大きい白・赤・青3色のボール。
これを、障がい者の皆さんが一生懸命投げたり、ころがしたりしていました。


車椅子に乗っている方も何人もいらっしゃって、中にはボールを転がす滑り台のような器具を使っている方もいます。
勾配具の「ランプ(またはランプス)」というそうです。
最初にジャックボールという白いボールを投げ、その後、赤・青それぞれ6球ずつのボールをジャックボール目掛けて
投げたり、転がしたりしていかに近づけるかを競っていました。

皆さんは、このスポーツをご存知ですか?
これが「ボッチャ」というスポーツで、ヨーロッパで重度脳性麻痺者や四肢重度機能障害者の為に考案されたパラリンピックの正式種目ともなっています。ボールを投げる事ができない人も、ボールを転がす為のランプの向きや高さを介助者に伝える事ができれば参加できるというものなので、幅広い方が楽しむ事ができるスポーツと言えます。
東御市では、約三年前にとうみユニバーサルスポーツクラブという体育協会所属のクラブが発足してボッチャの普及活動に取り組んでいます。クラブでは月一回のボッチャ練習会を開いたり、大会の企画や出場、あとは市内の福祉施設でもボッチャの交流大会が開かれたり、市のチャレンジデーでもボッチャ体験という事で多くの方がボッチャに挑戦してみたという事です。
ボッチャのボールを持ってみると、
意外と重たい…。
それほど激しさは感じられないスポーツですが、意外と体のいろんな機能を使って行われている事が分かります。
運動機能を鍛えるという意味でも素晴らしいスポーツなのだそうです。
とうみユニバーサルスポーツクラブは、四肢重度障害者や要介護高齢者などのスポーツを行う事が難しいとされる方々にスポーツの場を提供して、皆で楽しむ環境を作り上げたという点が評価され、公益財団法人運動器の10年日本協会の「平成28年度運動器の10年 日本賞」を受賞しました。
ボッチャのような障害者スポーツをとりまく環境はまだまだ厳しいものと言えますが、東御市だけではなく長野県としてもボッチャへの関心が高まって、誰もが楽しめるようになっていくと良いですね♪
☆☆☆イベント情報☆☆☆
平成29年7月1日(土)
東御中央公園第一体育館に2016リオ・パラリンピックの銀メダリスト日本代表のボッチャ選手がやって来るというイベントがあります。ボッチャの体験会やボッチャセミナーも開かれるそうですので、興味のある方は東御市の公益財団法人身体教育医学研究所に問い合わせてみてください。
斉藤 美穂
しかもそれは、東御市長も「坊ちゃんの町」として支援しているという程なのだとか。
三年程まえにクラブもできて、坊ちゃん人口も年々増えてきているとの事。
今ではあちこちの施設やイベントで坊ちゃんが見られるのだそうです。
坊ちゃん…。
ヘアスタイルを坊ちゃんカットする事なのでしょうか。
それとも、夏目漱石の「坊ちゃん」を愛読する事とか…?
一体どんな事なのでしょう。
私も「可愛い坊ちゃんを見てみたい!」と思い、坊ちゃんの練習会におじゃましました。
練習会で教えて頂きました。
「坊ちゃん」だと思っていたそれは、「ボッチャ」の間違えで、イタリア語でボールという意味なのだそうです。

会場で使われていたのはお手玉より少し大きい白・赤・青3色のボール。
これを、障がい者の皆さんが一生懸命投げたり、ころがしたりしていました。


車椅子に乗っている方も何人もいらっしゃって、中にはボールを転がす滑り台のような器具を使っている方もいます。
勾配具の「ランプ(またはランプス)」というそうです。
最初にジャックボールという白いボールを投げ、その後、赤・青それぞれ6球ずつのボールをジャックボール目掛けて
投げたり、転がしたりしていかに近づけるかを競っていました。

皆さんは、このスポーツをご存知ですか?
これが「ボッチャ」というスポーツで、ヨーロッパで重度脳性麻痺者や四肢重度機能障害者の為に考案されたパラリンピックの正式種目ともなっています。ボールを投げる事ができない人も、ボールを転がす為のランプの向きや高さを介助者に伝える事ができれば参加できるというものなので、幅広い方が楽しむ事ができるスポーツと言えます。
東御市では、約三年前にとうみユニバーサルスポーツクラブという体育協会所属のクラブが発足してボッチャの普及活動に取り組んでいます。クラブでは月一回のボッチャ練習会を開いたり、大会の企画や出場、あとは市内の福祉施設でもボッチャの交流大会が開かれたり、市のチャレンジデーでもボッチャ体験という事で多くの方がボッチャに挑戦してみたという事です。
ボッチャのボールを持ってみると、
意外と重たい…。
それほど激しさは感じられないスポーツですが、意外と体のいろんな機能を使って行われている事が分かります。
運動機能を鍛えるという意味でも素晴らしいスポーツなのだそうです。
とうみユニバーサルスポーツクラブは、四肢重度障害者や要介護高齢者などのスポーツを行う事が難しいとされる方々にスポーツの場を提供して、皆で楽しむ環境を作り上げたという点が評価され、公益財団法人運動器の10年日本協会の「平成28年度運動器の10年 日本賞」を受賞しました。
ボッチャのような障害者スポーツをとりまく環境はまだまだ厳しいものと言えますが、東御市だけではなく長野県としてもボッチャへの関心が高まって、誰もが楽しめるようになっていくと良いですね♪
☆☆☆イベント情報☆☆☆
平成29年7月1日(土)
東御中央公園第一体育館に2016リオ・パラリンピックの銀メダリスト日本代表のボッチャ選手がやって来るというイベントがあります。ボッチャの体験会やボッチャセミナーも開かれるそうですので、興味のある方は東御市の公益財団法人身体教育医学研究所に問い合わせてみてください。
斉藤 美穂