東京丸の内で、南信州の特産品のアレが、クリスマスツリーになっちゃったらしい!
12月に入って、クリスマス気分も盛り上がっていることと思いますが
今日は、とっても美しいクリスマスツリーを調査してきました。
場所は、東京丸の内
東京でも、毎年クリスマスツリーが話題となるある場所で
南信州の特産品が、クリスマスツリーになっちゃったということなんです。
その場所、というのが東京駅から徒歩1分
赤レンガで有名な東京ステーションホテルの目の前、「KITTE」というビルの1階
多くの人が行き交う中、入口を入るとすぐに見えてきました、光り輝く大きなツリーがエントランスホールの真ん中に!!!
さあ!このツリーは何でできているのでしょう?
調査に出かけた日も、そのツリーの周りには大勢の人が訪れていて
毎年見に来るんだけど・・・という方が多いこと多いこと
さらに、今年のツリーが今までと全然違うのに、ちょっとした戸惑いと期待を持って見ているのが感じ取れました。
これまでは、大きなもみの木に飾り付けられた定番のクリスマスツリー
でも今年のツリーは、もみの木がありません。
目の前に展開されているツリーは、木も何もない、あるのは天井から吊るされた無数の丸い物体
一体これは何で作られているのか?
このKITTEでのイベントの担当者 竹内奈穂さんにお話伺いました。
その正体はこちら!
水引のクリスマスツリー
会場には、大小様々な水引で作られた球体のオブジェが天井から1000個以上つるさげられ、高さ16mの大きなツリーが作られていました。
その一つ一つに入れられたLEDの灯りと、そこに差し込む様々な光の演出で、繰り広げられるクリスマスツリー
この今まで見たこともないようなクリスマスツリーを手がけたのは飯田市の木下水引さん
大手広告代理店さんと組んでのプレゼンだったそうですが
日本独自の素材であるという事、その素材で洋のものを演出、その日本らしさが注目を集めているようです。
11/20から始まったこのイベントでは
毎日、夕方5:10から30分おきに6パターンの音楽に合わせた、
イルミネーションプログラムの演出が行われています。
時間になるとツリーの周りに多くに人が集まり、みなさんスマホ片手に、その演出を楽しんでいらっしゃいました。
この球体で何かを演出するということは、これまでやったことがなかったわけではないようなんですが
その中に、LEDのライトを入れるというのには苦労したそうで、そのライトがなるべく見えないように、でも、その光はきちんと出せるように、会場には使われている1000個の水引のボールのような球体が、展示されていたんですが
いい具合に隙間が空いていて、デザイン的にもおしゃれ、そのままリビングに飾っておいても素敵というようなデザインでした。
でも、大小様々ではあるんですが均一のものを作り上げるのは本当に大変だったそうで、熟練の技術をさらに磨いて作り上げていったそうです。
水引は機械で結ぶことができないので、全て手作業。
その全てが手作業で、このツリーが作られていると思うとさらに感動が深まります。
さらにこのクリスマスツリー
ツリーの真下に入って見上げることもでき、その姿は、今までのツリーでは見ることのできないとっても素敵な世界。
日本独自の素材であるという水引の良さは、これから、現代の文化と融合して、さらなる発展を遂げていくだろうと思います。
オリンピックを控えているからこそ、日本らしいもので、おもてなしをする素晴らしさ、もっともっと水引で今までにない新しい文化を作って私たちをワクワクさせて欲しいです。
「またまたロックフェス?今度は鍋だよ!」
今日はちょっと変わったロックフェスを調査してきましたよ!
南信州では、ただのロックフェスじゃない、とてもロックフェスとは結びつかなそうなものがコラボしたロックフェスがあります。
「焼肉ロックフェス」
名前だけで、注目集めちゃいそうなロックフェスなんですが
名前だけ聞いたら、それに負けず劣らずのロックフェスが
来週の日曜日12/15に飯田市で行われます。
一体どんなロックフェスなのか?調査してきました。
その舞台は、飯田女子短期大学。
鍋のロックフェスであることには違いないんですが
その鍋が、そんじょそこらで食べられる鍋ではないんです。
以前この番組の中で、調査したことがある、ある鍋のロックフェスなんです。
私がお邪魔した場所には、キラキラ輝く女の子たちがいっぱいでした。
その子たちがこの鍋を盛り上げるみなさん、どんな皆さんなのか?
そして、そのロックフェスとは?伺ってみました。
このロックフェスの鍋を盛り上げているのは、飯田女子短大、下伊那農業高校、飯田女子高校の三校の皆さん。
その三校の生徒さんが、作る鍋は・・・
「吉鍋」
題して「吉鍋ロックフェス」
「吉鍋」というのは
あの演歌歌手の吉幾三さんがやっていた鍋で、その鍋の中身に野沢菜漬けと高野豆腐が入っていることで、野沢菜漬けの生産量県内一の南信地域と、高野豆腐の産地でもある南信州、その特産品が使われているということで、地元の漬物業者の方が、吉幾三さんの許可を得て「吉鍋」と銘打ってご当地鍋にしようと動き出したのが始まり。
私が、調査した頃は、内臓好きの南信州人が大好きなモツを入れて、信州味噌で仕上げる
というものだったんですが、多くの皆さんに浸透していくうちに
野沢菜と、高野豆腐を味噌味でというのが吉鍋の定義としてこのロックフェスでは取り入れられたようです。
ではそもそも、この吉鍋ロックフェスとはどんなロックフェスなのか?
このロックフェスを主催する、飯田女子短期大学の奥井現理先生にお話伺いました。
実は、このロックフェス、各校の鍋のバトルが展開されます。
さらに、各校の軽音楽部のバトルもあって、それぞれに投票することができます。
つまり、飯田女子短大、下伊那農業高校、飯田女子高校の三校のオリジナル鍋を、音楽を聴きながら食べ比べ、美味しいバトルをするということなんです。
しかも、バンドの方は、下伊那地域にある高校のほとんどの軽音部に声がけをし、各高校の軽音部の音楽バトルも展開するという企画
なぜか、軽音と鍋の相性がいいらしく、今回で4回目になるんですが、毎回大好評なんだそうです。
これまで考案された鍋をご紹介しましょう。
まず、みそミルク吉鍋、もち入りキムチーズ吉鍋、下農版 洋風トマトジュース豆乳吉鍋
短大さんは、短大と旭松さんで考案した、「カミンこうや」という、かみごたえのある硬めの高野豆腐を使うのが特徴。
下農さんは、自分たちで作ったトマトジュースを使っているという
このバトルでしか食べられない味わいが希少価値を高めています。
他にも、南信州キムチ吉鍋、みそ豆乳吉鍋、豆乳吉鍋トマトピューレ添えと、ちょっと興味をそそられる鍋ばかり
そして気になるのは、今年の鍋。
まず、女子短の皆さんは、カレー味の吉鍋に挑戦するそうです。
初めての組み合わせなので、野沢菜とカレーが合うかどうかがが心配だったそうですが
これが、とっても美味しかったです。
塩抜きした野沢菜を使って、程よく漬物の味が残った野沢菜と、味噌としょう油をベースにした和風カレーの味がお上品にベストマッチング!
ここでしか食べられない、美味しい鍋をいただくことができます。
下伊那農業高校さんの鍋は、学校で栽培したお茶を使ってうどんを作り、それを和風だしの吉鍋に入れた鍋。
お茶の味は抑えて、香りを楽しめるように作られたうどんが、吉鍋とどんなコラボレーションを見せてくれるのか、とっても興味深い。
飯田女子高校さんの鍋は、シークレット!来てからのお楽しみ!ということで、本当に、いろんな楽しみ方ができそうです。
12/15(日) 飯田女子短期大学の食堂で行われます
ロックフェスは10:30から始まって、鍋の提供は13:00〜
入場も、試食も無料ということですので、お気軽にお出かけください。
全種類食べたら、お気に入りの鍋のところに、割り箸を入れるのをお忘れなく!
寒くなって来たし、鍋食べたくなっちゃいますね。
今回は、いただいた鍋があまりにおいしすぎて、写真を取るのを忘れてしまいました(汗)
是非是非行って、いただいてみて下さい。
女の子たちの吉鍋に、興味津々になってしまった 西村容子 でした。