下諏訪の あのミスター〇〇が鮮やかな転身をとげたらしい!

ミスター〇〇とは、ミスター御柱。

ミスター御柱とは、4月から下諏訪町観光案内所の所長に就任した小松直人さん68歳のことです。

小松さんといえば木遣り…というくらい有名な方。現在は下諏訪木遣り保存会の顧問ですが、

長年にわたり会長をつとめ、様々なかたちで 木遣りの継承に貢献してきました。

御柱の取材をするときには、ほとんどのマスコミ関係者が何らかのかたちでお世話になると

いっても過言ではない方。

私も昔から存じあげていますが、木遣り師としての面しか知りませんでした。

 

今回の転身の前はどのようなお仕事をしていたのか、初めて聞きました。

ずーっと製造業一筋だそうです。一番長く務めた会社は37年、その後いくつかの会社を経て

この3月末に、4年ほど勤めた会社を退職。製造業から離れ、下諏訪観光案内所の所長に就任することになったという次第です。

下諏訪観光案内所長 小松 直人 さん ↓



小松さんが観光案内所の所長になることを知った人の反応はというと…

『いやぁ適任だね、ぴったしカンカン!』と九分九厘の人が言うとのこと。

最近は海外からの観光客も多いので、慣れない英語にたまにマレー語が飛び出したりしながら応対しているそうですが、

とても感謝をされることが多く逆にありがたいと思うそうです。



調査に訪れている間も、次から次へと観光客が訪ねてきます。

その一人ひとりに丁寧に応対する小松さん。

面倒見が良くて、フットワークが良くて、素晴らしいお仕事ぶりだと感じました。

一人ひとり丁寧に対応します ↓



新しい仕事がスタートする直前の3月なかば、小松さんはマレーシアを訪れました。

小松さんはかつて、マレーシアに3年余り単身赴任をしていたことがあるそうです。

タイとの国境に近いクアラペルリスという町にある工場で技術指導をしていました。

その時に木遣りの衣装を持参して木遣りを歌ったりしたので、現地の方から「ミスター御柱」と

呼ばれるようになったのがミスター誕生のきっかけだったようです。

 

今回の転身にあたり、『もう一度マレーシアを訪れたい…』という心残りだった部分を

きちんとクリアしました。20年ぶりにマレーシアを訪れ、旧交を温めてきたとのこと。

このあたりも鮮やかだなぁ…と感じる理由です。



で…この転身にあたり個人的には気がかりなことが一つありました。

とにかく御柱が大好きな小松さん。取材中も、ちょっと目を離すと 観光客の方に御柱の説明を

していることがありました。観光案内の内容が、御柱の話に偏ってしまわないかなぁ…と。

『(駅前の)タクシーの運転手の友だちもいる。今に木遣りを歌いだすぞ…と言われるけれど、そこは様子をみて(笑)。

御柱について聞かれればいくらでも話すけれど、そこは自分でちゃんとバランスを取っている』とのことです。

 

室内にご自分のおんべが、きちんと飾られていました。

何しろ、あの下社の木落坂の上にセリ出た 御柱の 先端で 何度も木遣りを歌った経験を

お持ちの方ですから、御柱について語り始めたら 時間がいくらあっても足りない。

だからこそ、ご自分でバランスを取るように心がけているようです。

そして、これから諏訪地区全体の観光案内ができるように、勉強したいと話していました。

 

新しい仕事がスタートして1か月が経ちました。

観光案内所と下諏訪の旅館組合の事務局を兼ねている。それらの仕事を一通り覚えたので、

これからは、自分なりのやり方を考えていきたいとのことです。

この日も、標高の高いところにあるご自宅の山桜の花が入口に飾られていました。

 

『おいでなして下諏訪』

下諏訪町観光案内所は、JRの下諏訪駅の駅舎の一画にあります。

改札口を出て、建物の外へ出たら そのまま右折。建物沿いに歩いて行った端にあります。

様々なパンフレットや、割引券などがありますので、まずはここへ立ち寄ってみてください。

 

下諏訪町は、コンパクトで街歩きにとても向いています。

そして、観光案内所には基本的に小松さんがいます

何時間くらい 下諏訪に滞在できるかを最初に伝えるといいかもしれません。

時間のある方は、小松さんの御柱体験段をじっくりと聞いてみてください。

 

※お問合せ:下諏訪観光案内所:0266-28-2231 (水曜定休)

下諏訪駅の改札口です。出たらすぐに右折↓



駅舎の端に観光案内所があります ↓



調査隊員:土橋桂子

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日替わり調査員

月曜日 根本 豊 東信担当

寺山修司の演劇実験室「天井桟敷」に所属していた演劇人。
福島出身で標準アクセントがいまだに身につかない。無類の酒好き。

火曜日 竹井 純子 北信担当

SBCのラジオカーレポーターを経て、調査隊員に。
中野市出身、豪快な笑い方が特徴。愛用の手提げバッグのデザインが下品と評判。

水曜日 塚原 正子 中信担当

ロック好き。電話するとだいたいエレベーターに乗っている。謎多き女性。
松本市出身。中学・高校のあだ名は「かっぺ」。

木曜日 西村 容子 南信担当

元民放テレビ局のアナウンサー。3人の子どもを育てながら、おもしろいネタがないかとアンテナを張りめぐらしている。への字まゆげがチャームポイント。飯田市出身。

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