噂の調査隊「伊那で発見!日本一の石の庭園!その正体とは???」

お久しぶりで~~~~す♡

1か月ぶりでちょっぴり緊張気味で迎えた今日のOA・・・

でも、久保さんとキッシーが温かく迎えてくれて、なんとか放送できました~~~

(^ o^)v

よかった♡♡♡



さてさて、今日のテーマは「日本一の石の庭園」

長野県に、石で出来た日本一の庭園がある。その場所は伊那市。

そんな噂、聞いた事ありますか?



石で出来た庭園って、どんな庭園なんでしょうかね~

久保さんは、「滝も石でできてたりして」なんて想像力豊かな発想してましたが・・・

枯山水のような庭園なんでしょうか?それとも???



という事で、早速、伊那市に出掛けてきました。

その庭園は、伊那市西春近にあるお寺にあるという事で、深妙寺というお寺を訪ねました。

伊那谷を縦に貫く、広域農道沿いにあるお寺で、「あじさい寺」と言った方が有名なお寺です。

isiusu long

境内に上がっていくとは、ご住職の重盛 快典さんが迎えてくれました。

さっそく、その石の庭園とやらに案内していただこうと

「で、石の庭園はどちらですか?」

と伺うと・・・

「今、足元に広がっているのがそうなんですよ」

とご住職。

足元を見てみると、丸~い石が・・・

isiusu appu

これ、なんだかわかります?

きれいな模様のついた丸~い石。

これは「石臼」なんです。

おもに穀物などを砕くために使われた石臼が、こちらのお寺の境内に、びし~り敷き詰められているんです!!!



ご覧あれ!!!

isiusu keidai



isiusu sidumi

きれいでしょ~!!!

境内、結構広いんですが、玄関口となる石段から本道に向かって、そして、それに十文字を描くように各お堂や庫裏に向かってびっしり敷き詰められています。

大小様々、厚さも違う石臼がきれいにレイアウトされていて、あまりにその庭にとけ込んでいるので、改めて言われなければ、全てが丸い石である事も、どうして石が敷き詰められているかという事も、全く疑問に思わせないほど、お寺に溶け込んでいるんです。



でもどうして、石臼がこんなにも沢山このお寺に集まってきたんでしょうか?

この地域では、江戸時代頃から一般の家庭にも石臼が普及しはじめ、目立てをしながら大事に使ってもやはりダメになる時が来る。

その使えなくなってしまった石臼を寺院に奉納する風習が、この辺りにはあったんだそうです。

多くの人が、お寺に供養をお願いして、その集まった数

なんと、2000個以上!!!!

100個単位で奉納されているお寺も他にもあるそうですが、2000個と言うのはすごい数字。

この数が、日本一なんです!

isiusu tyuuronngu

筋の入り方も6面のものや8面のものや、ご覧のようにちょっとおしゃれな模様が入ったものまであるんですね。

そして、こうして並べられた石臼、雨が降るととってもきれいな光景を見せてくれるんだそうです。



石臼って、片方が若干お皿のようにくぼんでいて、そこに雨水がたまるんですって。

そうすると・・・

isiusu mizu

上手に撮れませんでしたが、そこにご覧のように景色が映りこんで、とってもきれいなんだそうです。

今の季節は、紅葉した葉っぱを映し出し、そして落葉が水に浮かび・・・春は桜、夏は青葉、冬は木々の間から見える青空も綺麗でしょうね。

全部の石臼がくぼんでいるわけではないので、所々にその美しい「水の鏡」が景色を映し出し・・・趣がありますよね~



さらにそればかりでなく、「祈りを込めてしきつめられている」とご住職話して下さいましたが、この石の上を歩くだけで、素敵な功徳がいただけるんだとか・・・

持ち込まれた石臼は、すべてのものに魂があるという考えの元、性抜きをした後、境内に並べられるんですが、その時、本来の石臼の「砕く」という役目を、ここでもはたしてもらうようにお願いするんだそうです。

何を砕くか???

それは、私たちの、108つあるといわれる「煩悩」。

この石段を歩くたびに、その煩悩は砕かれてきれいな心になって帰っていけるんですって(^-^)



ちょっと、行ってみたくなるでしょ☆

日本一の石の庭園とは、祈りを込めて敷き詰められた2000個を超える、石臼の庭園でした。



あじさい寺としても有名な深妙寺。

秋になっても、紫陽花がわずかですが、きれいに咲いていました。

isiusu ajisai2

isiusu ajisai

是非、お越しあれ♡♡♡



煩悩を消すために、何度も石臼の上を歩いてしまった 

情報わんさかGO!GO!ワイド らじ★カン 番組へメール radiko SBCラジオ

日替わり調査員

月曜日 根本 豊 東信担当

寺山修司の演劇実験室「天井桟敷」に所属していた演劇人。
福島出身で標準アクセントがいまだに身につかない。無類の酒好き。

火曜日 竹井 純子 北信担当

SBCのラジオカーレポーターを経て、調査隊員に。
中野市出身、豪快な笑い方が特徴。愛用の手提げバッグのデザインが下品と評判。

水曜日 塚原 正子 中信担当

ロック好き。電話するとだいたいエレベーターに乗っている。謎多き女性。
松本市出身。中学・高校のあだ名は「かっぺ」。

木曜日 西村 容子 南信担当

元民放テレビ局のアナウンサー。3人の子どもを育てながら、おもしろいネタがないかとアンテナを張りめぐらしている。への字まゆげがチャームポイント。飯田市出身。

< 2014年11>
S M T W T F S
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
QRコード
QRCODE
インフォメーション
長野県・信州ブログコミュニティサイトナガブロ
ログイン

ホームページ制作 長野市 松本市-Web8

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 5人
プロフィール
SBCラジオ