このキラキラしたものは何?阿智村のはは木ぎ館で海を渡るあれのアレがみられるらしい!?
2018年07月05日
今日はすっごく綺麗なあるものを求めて阿智村まで行ってきました
それは海を渡ってくるものに関係していて
一般的に目にするアレとは
全く違うものに見えます
私も友人のFBの写真で見てビックリ!
これ何?
って感じだったんですが
長野県内でもこの姿を簡単に見られるところは珍しく
しかも、見られる期間もたったの1週間ほどという
超レアなもの
あれのアレがこちら!!!

さあこれはなんでしょう?
多くの方が
「キラキラした宝石みたい」
といいます
お話いただいたのは
園原ビジターセンター はゝ木ぎ館の北林夏布さん
私が最初に見せてもらったのはこちらだったので

どう見ても綺麗な実〜〜〜って感じだったんですね
でもでも、その正体は・・・
こちら

海を渡るアサギマダラのさなぎでした~~~~~
実は、アサギマダラのさなぎを見られるのはとても珍しいらしく
そもそも、見つかりにくい場所でさなぎになるので、自然界で見つけるのは結構大変
ではなぜここではさなぎを見ることができるのかというと
5年前に、蝶の企画展をやったのがはじまり
その時に、観察飼育をしてみないかと専門家の方に提案されて始めたそうです
その観察飼育
っていうものをしているところが県内では珍しく
5月の終わり〜6月の初め頃にメスの卵を持った蝶を連れてきてもらって
卵を産み、卵から羽化した幼虫が大きくなるまで2週間
それがさなぎになって1週間
1ヶ月ほどの飼育です
でも、その飼育活動は1ヶ月だけで終わるわけではありません
この1カ月のために1年かけて、アサギマダラが食べる草を育てます
1年かけて育てた草をモリモリ食べて大きくなった幼虫がさなぎになり
ここには30を超えるさなぎがあちらこちらに点在しています
ここにも
ここにも 
こんなとこにも

こんなとこにも

管内のあちらこちらで美しい宝石のようなさなぎを見ることができます
そんな観察を続けていると
自然の神秘を感じることや
生命の不思議を感じる出来事に
驚かされることがいっぱいあるそうです
さなぎの中は液体
一カ月間一緒にいると
誤って幼虫を踏んでしまったり
さなぎを壊してしまったりすることがあって
その時、幼虫の中には緑の液体がある事
さなぎの中身は透明の液体である事がわかるそうです
蝶は、芋虫から蝶になるまでに
一旦液体になって姿かたちを変えていくんです
この日は、最後の幼虫がさなぎになったばかりの日
今朝さなぎになったばかりのちょっと柔らかめのさなぎを見ていると
北林さん、アサギマダラの幼虫の面白い行動の話をしてくれました
アサギマダラはさなぎになりたくなると
自分の好きな場所を探して
大好きな葉っぱから離れて長い旅を始めるんですね
ですから、葉っぱから離れて動いている幼虫を見ると「あ〜さなぎになりたいんだな〜」って分かるそうなんですが
場所を決めると
ぶる下がるためにその接着面に糸を張ってそこに足を引っ掛ける
マジックテープにような要領でぶる下がるそうなんです
そしてそのあと…
北林さんが言うには
「服を脱ぐそうです」
そして
その服がさなぎの下におちているんです
こちら!

幼虫のきれいな模様と触覚、頭、本当に脱いだ後の服のようになっています
さらにこのさなぎをよく見ると
真ん中に本当に綺麗な金色のぽつんがあるんです

芸術作品のような模様ですが
これは蝶になるときはなくなり
残ったからにも残らない
まさに神秘という感じなんだそうです
本当に、この美しさは虜になってしまうほどの輝きを放っていて
魅了されてしまいます
お話ししてくださる北林さんの話も分かりやすく、腸への愛も滲み出ていて興奮しきりの調査でした
今日電話をさせていただいたところ
まださなぎは20個ほど残っているということで、
この美しい姿、この週末あたりまでならなんとか見られそうということです
興味のある方、ぜひ阿智村のはゝ木ぎ館にお越しになってみてください
もうさなぎの虜になってしまった 西村容子 でした♡
それは海を渡ってくるものに関係していて
一般的に目にするアレとは
全く違うものに見えます
私も友人のFBの写真で見てビックリ!
これ何?
って感じだったんですが
長野県内でもこの姿を簡単に見られるところは珍しく
しかも、見られる期間もたったの1週間ほどという
超レアなもの
あれのアレがこちら!!!

さあこれはなんでしょう?
多くの方が
「キラキラした宝石みたい」
といいます
お話いただいたのは
園原ビジターセンター はゝ木ぎ館の北林夏布さん
私が最初に見せてもらったのはこちらだったので

どう見ても綺麗な実〜〜〜って感じだったんですね
でもでも、その正体は・・・
こちら

海を渡るアサギマダラのさなぎでした~~~~~
実は、アサギマダラのさなぎを見られるのはとても珍しいらしく
そもそも、見つかりにくい場所でさなぎになるので、自然界で見つけるのは結構大変
ではなぜここではさなぎを見ることができるのかというと
5年前に、蝶の企画展をやったのがはじまり
その時に、観察飼育をしてみないかと専門家の方に提案されて始めたそうです
その観察飼育
っていうものをしているところが県内では珍しく
5月の終わり〜6月の初め頃にメスの卵を持った蝶を連れてきてもらって
卵を産み、卵から羽化した幼虫が大きくなるまで2週間
それがさなぎになって1週間
1ヶ月ほどの飼育です
でも、その飼育活動は1ヶ月だけで終わるわけではありません
この1カ月のために1年かけて、アサギマダラが食べる草を育てます
1年かけて育てた草をモリモリ食べて大きくなった幼虫がさなぎになり
ここには30を超えるさなぎがあちらこちらに点在しています
ここにも


こんなとこにも


こんなとこにも

管内のあちらこちらで美しい宝石のようなさなぎを見ることができます
そんな観察を続けていると
自然の神秘を感じることや
生命の不思議を感じる出来事に
驚かされることがいっぱいあるそうです
さなぎの中は液体
一カ月間一緒にいると
誤って幼虫を踏んでしまったり
さなぎを壊してしまったりすることがあって
その時、幼虫の中には緑の液体がある事
さなぎの中身は透明の液体である事がわかるそうです
蝶は、芋虫から蝶になるまでに
一旦液体になって姿かたちを変えていくんです
この日は、最後の幼虫がさなぎになったばかりの日
今朝さなぎになったばかりのちょっと柔らかめのさなぎを見ていると
北林さん、アサギマダラの幼虫の面白い行動の話をしてくれました
アサギマダラはさなぎになりたくなると
自分の好きな場所を探して
大好きな葉っぱから離れて長い旅を始めるんですね
ですから、葉っぱから離れて動いている幼虫を見ると「あ〜さなぎになりたいんだな〜」って分かるそうなんですが
場所を決めると
ぶる下がるためにその接着面に糸を張ってそこに足を引っ掛ける
マジックテープにような要領でぶる下がるそうなんです
そしてそのあと…
北林さんが言うには
「服を脱ぐそうです」
そして
その服がさなぎの下におちているんです
こちら!

幼虫のきれいな模様と触覚、頭、本当に脱いだ後の服のようになっています
さらにこのさなぎをよく見ると
真ん中に本当に綺麗な金色のぽつんがあるんです

芸術作品のような模様ですが
これは蝶になるときはなくなり
残ったからにも残らない
まさに神秘という感じなんだそうです
本当に、この美しさは虜になってしまうほどの輝きを放っていて
魅了されてしまいます
お話ししてくださる北林さんの話も分かりやすく、腸への愛も滲み出ていて興奮しきりの調査でした
今日電話をさせていただいたところ
まださなぎは20個ほど残っているということで、
この美しい姿、この週末あたりまでならなんとか見られそうということです
興味のある方、ぜひ阿智村のはゝ木ぎ館にお越しになってみてください
もうさなぎの虜になってしまった 西村容子 でした♡