現代版 大正琴の響きは、駒ヶ根で生まれた?
2016年06月09日
大正の響き
一体何のことでしょう
大正の響き
といえば思い浮かぶもの
これしかないかな〜というものなんですが
そこに行けばその謎が解けると
伺ったのが、こちら

玄関に近づくと・・・

こんな会社名
「日本バイオリン研究所」
バイオリン?????
大正の響きとどんな関係があるんでしょう?
その下に書かれた文字に注目!
「大正琴全国普及会」
そう!
大正の響きとは・・・「大正琴」
の事だったんです

大正当時の大正琴

古賀政男の大正琴
でも、大正琴とバイオリン
やっぱり繋がりませんよね
日本バイオリン研究所 大正琴全国普及会 代表取締役の北林篤さんにお話伺いました。
先代が創業したこの会社
戦時中、明日の命も分からない特攻隊の青年たちが
蓄音機で楽しそうに音楽を聴いている姿を見て
どんな時でも人の心を和ませる音楽の力を実感し
戦後、木曽にあった「鈴木バイオリン」
という会社に就職
バイオリン職人として
飯島町で独立創業したそうです。
しかし
バイオリンだけではうまくいかず
大正琴にたどり着くまでには
おもちゃのバイオリンを作ってみたり
ミニチュアのバイオリンを作ってみたり
外国人のお土産などとして人気が出た
演奏可能な小さな琴や三味線を作ってみたり
してきたそうですが
先代が、当時話題となっていた大正琴に注目!
そこまでの技術を生かして
大正琴は、実際売られている大正琴をそのまま真似て作る形で
製造が始まりました。
そして、今回
現代版 大正の響き
と表現させていただきましたが
日本バイオリン研究所では
今までの大正琴とは、違う魅力を引き出していくことになります
現在、大正琴の世界では「琴伝流」という流派として広がっている
こちらの会社の大正琴
今では大正琴人口の40パーセントほどを占める
国内最大規模の流派に成長しました
急速な発展を見せたわけ
それは、アンサンブル演奏♪
今まで、1音域しかなかった大正琴に
ソプラノ、アルト、テナー、ベースと
4音域の新たな大正琴を誕生させたことにあるんです
今では流派を超えて、主流となっている
これらの楽器の誕生には面白い秘話があったんです。
ある時、バンドマンのある社員が
ちょっとした思い付きで
もっと音域があるといいな~と
ギターやマンドリンの太い弦を
大正琴に張ってみた
つま弾いてみるといい音♪
そこで
バイオリンにも4重奏ってあるし
大正琴でも4重奏できたらいいねと
4音域の別々の大正琴を作ってしまった
本当にちょっとした遊び心から生まれたんですと北林さん
社員のバンドマンの遊び心から生まれた楽器が
今、流派を超えて全国の大正琴の主流になっているというのは面白いですよね。
実際に、それぞれどんな風に違うのか?
その楽器を拝見させていただきました。

まず違うのは長さ

70cm~1mまで、音が低くなるほど長く作られています
弦の数と太さも違います

メロディーラインを主に弾くソプラノは
5~4本の弦が貼られていますが
アルトは2本、テナーは1~2本、ベースは1本
弦の太さもどんどん太くなっています。
音は、1オクターブづつ低く作られていて
この4台で美しいハーモニーが奏でられます
こうして、アンサンブルが楽しめるようになったことで
大正琴=唱歌・演歌
というイメージは払拭され
今では
AKB48の曲まで弾かれるようになっています。
益々多くの皆さんがこの音色に魅力を感じてくれるといいな~
と北林さんおっしゃっていました
駒ヶ根で生まれた
現代版 大正の響きは
バイオリン製造ベースに、ギターなどからの発想を加えて作られた
大正琴界に新風を巻き起こした、画期的な大正琴でした

山ちゃんと智ちゃんと大正琴のアンサンブルするの楽しみな 西村容子 でした♡
一体何のことでしょう
大正の響き
といえば思い浮かぶもの
これしかないかな〜というものなんですが
そこに行けばその謎が解けると
伺ったのが、こちら

玄関に近づくと・・・


こんな会社名
「日本バイオリン研究所」
バイオリン?????
大正の響きとどんな関係があるんでしょう?
その下に書かれた文字に注目!
「大正琴全国普及会」
そう!
大正の響きとは・・・「大正琴」
の事だったんです

大正当時の大正琴

古賀政男の大正琴
でも、大正琴とバイオリン
やっぱり繋がりませんよね
日本バイオリン研究所 大正琴全国普及会 代表取締役の北林篤さんにお話伺いました。
先代が創業したこの会社
戦時中、明日の命も分からない特攻隊の青年たちが
蓄音機で楽しそうに音楽を聴いている姿を見て
どんな時でも人の心を和ませる音楽の力を実感し
戦後、木曽にあった「鈴木バイオリン」
という会社に就職
バイオリン職人として
飯島町で独立創業したそうです。
しかし
バイオリンだけではうまくいかず
大正琴にたどり着くまでには
おもちゃのバイオリンを作ってみたり
ミニチュアのバイオリンを作ってみたり
外国人のお土産などとして人気が出た
演奏可能な小さな琴や三味線を作ってみたり
してきたそうですが
先代が、当時話題となっていた大正琴に注目!
そこまでの技術を生かして
大正琴は、実際売られている大正琴をそのまま真似て作る形で
製造が始まりました。
そして、今回
現代版 大正の響き
と表現させていただきましたが
日本バイオリン研究所では
今までの大正琴とは、違う魅力を引き出していくことになります
現在、大正琴の世界では「琴伝流」という流派として広がっている
こちらの会社の大正琴
今では大正琴人口の40パーセントほどを占める
国内最大規模の流派に成長しました
急速な発展を見せたわけ
それは、アンサンブル演奏♪
今まで、1音域しかなかった大正琴に
ソプラノ、アルト、テナー、ベースと
4音域の新たな大正琴を誕生させたことにあるんです
今では流派を超えて、主流となっている
これらの楽器の誕生には面白い秘話があったんです。
ある時、バンドマンのある社員が
ちょっとした思い付きで
もっと音域があるといいな~と
ギターやマンドリンの太い弦を
大正琴に張ってみた
つま弾いてみるといい音♪
そこで
バイオリンにも4重奏ってあるし
大正琴でも4重奏できたらいいねと
4音域の別々の大正琴を作ってしまった
本当にちょっとした遊び心から生まれたんですと北林さん
社員のバンドマンの遊び心から生まれた楽器が
今、流派を超えて全国の大正琴の主流になっているというのは面白いですよね。
実際に、それぞれどんな風に違うのか?
その楽器を拝見させていただきました。

まず違うのは長さ

70cm~1mまで、音が低くなるほど長く作られています
弦の数と太さも違います

メロディーラインを主に弾くソプラノは
5~4本の弦が貼られていますが
アルトは2本、テナーは1~2本、ベースは1本
弦の太さもどんどん太くなっています。
音は、1オクターブづつ低く作られていて
この4台で美しいハーモニーが奏でられます
こうして、アンサンブルが楽しめるようになったことで
大正琴=唱歌・演歌
というイメージは払拭され
今では
AKB48の曲まで弾かれるようになっています。
益々多くの皆さんがこの音色に魅力を感じてくれるといいな~
と北林さんおっしゃっていました
駒ヶ根で生まれた
現代版 大正の響きは
バイオリン製造ベースに、ギターなどからの発想を加えて作られた
大正琴界に新風を巻き起こした、画期的な大正琴でした

山ちゃんと智ちゃんと大正琴のアンサンブルするの楽しみな 西村容子 でした♡