バレンタインに七夕人形? 恋のキューピッド、カータリくんとは!?
2017年02月08日
松本市博物館。
入口を入ってすぐのミュージアムショップにこの次期、
バレンタインコーナーが設けられています。

で、そのバレンタインコーナーのメーンが、話題を呼んでいるんです。
七夕人形。しかも、あまりお目にかかったことのない人形が・・・。

カータリくんストラップ。
なにこれ?
スタッフの保坂佳子さんにうかがいました。
「こちらは、七夕人形のカータリをモチーフにしたストラップです。
恋のキューピッド、ということで、バレンタインにぴったりの商品なんです。」

これが? 七夕人形? で、なぜ恋のキューピッド??
ストラップの梱包の中に説明が書いてある紙を発見。
こんなふうに書いてありましたよ。
カータリとは。
松本の七夕の特徴のひとつに「七夕人形」があります。
木や紙で作った織り姫とひこ星の人形を、軒先に吊るして七夕をお祝いします。
そんなまつもとの七夕人形の中に、ちょっと変わったキャラクターが出てきます。
それは「カータリ」といい・・・(中略)、織り姫、ひこ星と一緒に軒先にぶら下がっています。
この「カータリ」は、実は大事な役目を背負っています。
織り姫とひこ星は天の川に隔てられ一年に一回しか会えません。
そんな大事な日に、雨が降って天の川が増水してしまったら、二人は会えなくなってしまいます。
そんな悲しい日にならないために、「カータリ」は待機し、
七夕様を背負って増水した天の川を渡り、対岸まで送り届けます。
「カータリ」という名前も、「川渡り」から来ていると考えられ、
他にもカワゴエ(川越え)、アシナガ(足長)と呼ばれる形態もあります。
この「カータリ」は、全国でも松本にしか登場しません。
なぜこの松本で登場したのかは定かではありませんが、
今年も「カータリ」は、織り姫とひこ星の恋心を届けるために、軒先に吊るされます。
まさに、恋のキューピッド「ナイスガイ カータリくん」です。
(松本市立博物館)
なるほど! そういうことだったんですね!
「このカータリくんストラップを購入した東京の方が、
娘さんにプレゼントしたところ、その娘さんが良縁に恵まれたそうで、
再びここを訪れて私たちスタッフにそれを話してくれて、
またもう一つ買ってくださったんです。
こんな嬉しいことはないですよね~。
それはバレンタインにぴったりだ、ということになりまして、
コーナーを作ってみました。」
新聞などで取り上げられたことから、見に来る人が多くなっているそう。
取材をしたこの日も、若い女性が見に来ていました。
「こうしたことをきっかけに、松本の文化に触れてもらいたい、
知ってもらいたい、という願いから、ストラップを作りました。
もし興味を持ってくださったなら、ぜひ、館内もご覧いただきたいと思います。
博物館の中には、本物のカータリ人形も展示していますし、
お声掛けいただければ、学芸員が説明します。」
カータリは松本だけの独特の文化。
なかなか粋な発想ですよね。
でも、知っている人は少ないようです。
七夕が近づくと、松本ではあちこちで、織り姫とひこ星の七夕人形が見られますが、
カータリはなかなかお目にかかることはありません。
季節は違うけれど、こうして文化に触れることは大事なことだな~と思います。
この機会にぜひ、博物館の中もご覧くださいね。
入館料は大人200円、中学生以下100円です!
入口を入ってすぐのミュージアムショップにこの次期、
バレンタインコーナーが設けられています。

で、そのバレンタインコーナーのメーンが、話題を呼んでいるんです。
七夕人形。しかも、あまりお目にかかったことのない人形が・・・。

カータリくんストラップ。
なにこれ?
スタッフの保坂佳子さんにうかがいました。
「こちらは、七夕人形のカータリをモチーフにしたストラップです。
恋のキューピッド、ということで、バレンタインにぴったりの商品なんです。」

これが? 七夕人形? で、なぜ恋のキューピッド??
ストラップの梱包の中に説明が書いてある紙を発見。
こんなふうに書いてありましたよ。
カータリとは。
松本の七夕の特徴のひとつに「七夕人形」があります。
木や紙で作った織り姫とひこ星の人形を、軒先に吊るして七夕をお祝いします。
そんなまつもとの七夕人形の中に、ちょっと変わったキャラクターが出てきます。
それは「カータリ」といい・・・(中略)、織り姫、ひこ星と一緒に軒先にぶら下がっています。
この「カータリ」は、実は大事な役目を背負っています。
織り姫とひこ星は天の川に隔てられ一年に一回しか会えません。
そんな大事な日に、雨が降って天の川が増水してしまったら、二人は会えなくなってしまいます。
そんな悲しい日にならないために、「カータリ」は待機し、
七夕様を背負って増水した天の川を渡り、対岸まで送り届けます。
「カータリ」という名前も、「川渡り」から来ていると考えられ、
他にもカワゴエ(川越え)、アシナガ(足長)と呼ばれる形態もあります。
この「カータリ」は、全国でも松本にしか登場しません。
なぜこの松本で登場したのかは定かではありませんが、
今年も「カータリ」は、織り姫とひこ星の恋心を届けるために、軒先に吊るされます。
まさに、恋のキューピッド「ナイスガイ カータリくん」です。
(松本市立博物館)
なるほど! そういうことだったんですね!
「このカータリくんストラップを購入した東京の方が、
娘さんにプレゼントしたところ、その娘さんが良縁に恵まれたそうで、
再びここを訪れて私たちスタッフにそれを話してくれて、
またもう一つ買ってくださったんです。
こんな嬉しいことはないですよね~。
それはバレンタインにぴったりだ、ということになりまして、
コーナーを作ってみました。」
新聞などで取り上げられたことから、見に来る人が多くなっているそう。
取材をしたこの日も、若い女性が見に来ていました。
「こうしたことをきっかけに、松本の文化に触れてもらいたい、
知ってもらいたい、という願いから、ストラップを作りました。
もし興味を持ってくださったなら、ぜひ、館内もご覧いただきたいと思います。
博物館の中には、本物のカータリ人形も展示していますし、
お声掛けいただければ、学芸員が説明します。」
カータリは松本だけの独特の文化。
なかなか粋な発想ですよね。
でも、知っている人は少ないようです。
七夕が近づくと、松本ではあちこちで、織り姫とひこ星の七夕人形が見られますが、
カータリはなかなかお目にかかることはありません。
季節は違うけれど、こうして文化に触れることは大事なことだな~と思います。
この機会にぜひ、博物館の中もご覧くださいね。
入館料は大人200円、中学生以下100円です!