噂の調査隊がきっかけ?白い人参ができちゃった!?
2017年01月05日
人参といえばその色は?
人参は赤いもの
って誰もが思ってますよね
でもその常識が覆る
白い人参が採れるようになった
そんな連絡を下さったのが
飯田市上久堅 小野子地区の皆さんの手によって
復活した小野子人参クラブの会長さん 長沼善朗さん
そもそも小野子人参とはどんな人参かと言いますと
この小野子という地で、昭和30年くらいまで盛んに作られていた長人参で
当時はその鮮やかなオレンジ色と香り高く、甘味の強い味わいで
南信州でも名の知れた人参だったそうです
でもその長さゆえ
堀取りに手がかかることなどから
専業農家の減少とともに、作られなくなり
忘れ去られようとしていたそうです
それを憂いた有志の皆さんによって
平成17年に小野子人参クラブが結成され
小野子人参が復活したというわけなんです
今日の本題はその鮮やかなオレンジ色が特徴の小野子人参に
白い人参が誕生した
ということなんですが
そのきっかけを作ったのが、この噂の調査隊の取材だったと言うんです
実は2年前
小野子人参の話題を取材したことがあったんです
毎年必ず広〜〜〜い畑から2〜3本はでていた白い人参
でも私が伺うまでは、毎年当たり前のように捨てていたそうなんです
それが私がお邪魔して
「すごいすごい!珍しい!!!」
と喜んだことで
種の栽培が始まり
種を蒔いた2畝全部から白い人参が採れたと言うことなんです
une-dai2
でもこれ、
白い人参から種を取って、その種を蒔いてまた白い人参が採れるようになるには
5年〜10年かかると言われていたのに
たった2年で蒔いた種全部が白くなるなんて
すごいことなんですよね
2年前の調査の時も、そのメカニズムや可能性を探るのにすごく苦労したんです
それは、長野県ではにんじんという極めてポピュラーな野菜の研究は行われていないという事で、
専門的な事が正確に言えない、ということで
地元の農業試験場から農業普及センター、
県の野菜の種を専門に調べている機関に、種屋さんに至るまで、全員出演拒否!でした。
でも、皆さん丁寧にいろんな事を教えてくださって、そのお話を総合すると…
まず、赤いにんじんが白くなるのに考えられる理由は2つ。
一つ目は、まさに突然変異。
オレンジ色を作る「カロテン」という色素成分が、突然作れなくなってしまった為に起こる。
二つ目は、「先祖帰り」といって、にんじんの先祖には、元々白や紫や黄色いものがあり、
100万本に1本くらいの確率で、先祖の色を出す事がある。
種には、純系と言って1種類の種からできているものもあれば、
F1(雑種)といって、何種類かの種を掛け合わして作られているものもあり、
雑種の場合は、そう言うものが出る可能性をもっている。
んだそうです。
でも、それが毎年何本か出るというのは珍しく、もしかしたらもっと違う理由があるのかも?
という事でした。
ただ、何度も繰り返して種を採って蒔いてと続けているうちに、
白いにんじんが栽培できるようになる可能性も考えられる。
でも、それは根気のいる作業で、最低でも5〜10年はかかるだろうという風に言われていたんです
ですから、2畝に蒔いた種の全てが
2年目にして全部白い人参になったことはこれまたすごいことなんです
その人参がこちら!!!
kouhaku-dai2
ただ、気になるのは味
白い人参の味はどうなんでしょうか?
それが赤い人参と同じく
とっても甘~~~い!!!
実は調査中
偶然、商品開発担当の住民の方がいらっしゃって
この紅白の小野子人参の売り出し方を長沼さんの相談し始めたんです
2s-dai2
それによると「人参」
という言葉に注目
「人が参る」と書いて、人参と読みますよね
これに意味をもたせて、早速今年のお正月に向けて売り出すようですよ
img_3905
こんな風に使えるように!!!
2年前の番組の最後に久保さんと
10年後、またこの番組で
白い人参ができました!!!
って放送できるといいね!
でも、二人ともいくつになってる?
なんて話していたんですが
ばあさんや〜〜になる前にちゃんと放送ができました
ちょっと今回は、感激です
28年一番のうれしいニュースに喜びいっぱいの 西村容子 でした♡
人参は赤いもの
って誰もが思ってますよね
でもその常識が覆る
白い人参が採れるようになった
そんな連絡を下さったのが
飯田市上久堅 小野子地区の皆さんの手によって
復活した小野子人参クラブの会長さん 長沼善朗さん
そもそも小野子人参とはどんな人参かと言いますと
この小野子という地で、昭和30年くらいまで盛んに作られていた長人参で
当時はその鮮やかなオレンジ色と香り高く、甘味の強い味わいで
南信州でも名の知れた人参だったそうです
でもその長さゆえ
堀取りに手がかかることなどから
専業農家の減少とともに、作られなくなり
忘れ去られようとしていたそうです
それを憂いた有志の皆さんによって
平成17年に小野子人参クラブが結成され
小野子人参が復活したというわけなんです
今日の本題はその鮮やかなオレンジ色が特徴の小野子人参に
白い人参が誕生した
ということなんですが
そのきっかけを作ったのが、この噂の調査隊の取材だったと言うんです
実は2年前
小野子人参の話題を取材したことがあったんです
毎年必ず広〜〜〜い畑から2〜3本はでていた白い人参
でも私が伺うまでは、毎年当たり前のように捨てていたそうなんです
それが私がお邪魔して
「すごいすごい!珍しい!!!」
と喜んだことで
種の栽培が始まり
種を蒔いた2畝全部から白い人参が採れたと言うことなんです
une-dai2
でもこれ、
白い人参から種を取って、その種を蒔いてまた白い人参が採れるようになるには
5年〜10年かかると言われていたのに
たった2年で蒔いた種全部が白くなるなんて
すごいことなんですよね
2年前の調査の時も、そのメカニズムや可能性を探るのにすごく苦労したんです
それは、長野県ではにんじんという極めてポピュラーな野菜の研究は行われていないという事で、
専門的な事が正確に言えない、ということで
地元の農業試験場から農業普及センター、
県の野菜の種を専門に調べている機関に、種屋さんに至るまで、全員出演拒否!でした。
でも、皆さん丁寧にいろんな事を教えてくださって、そのお話を総合すると…
まず、赤いにんじんが白くなるのに考えられる理由は2つ。
一つ目は、まさに突然変異。
オレンジ色を作る「カロテン」という色素成分が、突然作れなくなってしまった為に起こる。
二つ目は、「先祖帰り」といって、にんじんの先祖には、元々白や紫や黄色いものがあり、
100万本に1本くらいの確率で、先祖の色を出す事がある。
種には、純系と言って1種類の種からできているものもあれば、
F1(雑種)といって、何種類かの種を掛け合わして作られているものもあり、
雑種の場合は、そう言うものが出る可能性をもっている。
んだそうです。
でも、それが毎年何本か出るというのは珍しく、もしかしたらもっと違う理由があるのかも?
という事でした。
ただ、何度も繰り返して種を採って蒔いてと続けているうちに、
白いにんじんが栽培できるようになる可能性も考えられる。
でも、それは根気のいる作業で、最低でも5〜10年はかかるだろうという風に言われていたんです
ですから、2畝に蒔いた種の全てが
2年目にして全部白い人参になったことはこれまたすごいことなんです
その人参がこちら!!!
kouhaku-dai2
ただ、気になるのは味
白い人参の味はどうなんでしょうか?
それが赤い人参と同じく
とっても甘~~~い!!!
実は調査中
偶然、商品開発担当の住民の方がいらっしゃって
この紅白の小野子人参の売り出し方を長沼さんの相談し始めたんです
2s-dai2
それによると「人参」
という言葉に注目
「人が参る」と書いて、人参と読みますよね
これに意味をもたせて、早速今年のお正月に向けて売り出すようですよ
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こんな風に使えるように!!!
2年前の番組の最後に久保さんと
10年後、またこの番組で
白い人参ができました!!!
って放送できるといいね!
でも、二人ともいくつになってる?
なんて話していたんですが
ばあさんや〜〜になる前にちゃんと放送ができました
ちょっと今回は、感激です
28年一番のうれしいニュースに喜びいっぱいの 西村容子 でした♡