7/20噂・文部省唱歌「ふるさと」四番プロジェクト!ってどういうこと?
2015年07月20日
童謡というのは、いつ聞いても、いくつになって聞いても心が癒されますよね。
何十年前に覚えた唄でも、歌詞がつい口をついて歌えますから不思議です。
特にあの文部省唱歌「ふるさと」は日本らしさを実感することができ、
懐かしさを感じることができる、日本人の心のよりどころともいえる唄ですよね。
さてこの「ふるさと」は中野市出身高野辰之が作詞しました。
唄の誕生から101年目を迎えますが、このふるさとの歌詞は3番までです。
その歌詞の背景と現在の風景を照らし合わせて、
現代の高校生が4番の歌詞を考えてみようという
「ふるさと」四番プロジェクトというのがあるんです。
これは具体的にどういうプロジェクトなんでしょう?
高野辰之が卒業した高等小学校があった飯山市の飯山高校、
社会科教諭 藤沢重徳先生に聞きました。
「100年前、高野辰之が目にしたあの風景とは様変わりしたような現代で、
時代に即した歌詞を、高野が作詞した三番に続けて
現代の高校生が四番を考えて地域社会を見つめ直してみようという試み。
これは替え歌でも地域PRソングを作ることでもない、文化的な学びのプロジェクト」
だそうです。
(下は構想中の飯山高校探求科の皆さんと
、思案中の歌詞)
平成21年に、東京の麻布高校で、外部講師を務める西島央先生(首都大学東京准教授)が
「自分たちの心のよりどころとなるふるさとの4番の歌詞を作ることで、
なぜふるさとが日本人の心のよりどころになっているかを
歌詞の内容から読み解きながら、国家とは何かを考えるきっかけとしたい」
と考え始まったそうです。
(下は歌詞を考えるヒントを探しに校外へ取材に行った様子)
東京都や兵庫県、高知県で実施されている活動で、今年初めて、
その作った歌詞を発表する全国大会が
「ふるさと」作曲者の岡野貞一の出身地鳥取で開催されることになりました。
飯田放送局の西村容子隊員からも先月報告がありましたが
長野からは松川高校と飯山高校の2校が今月26日、
鳥取での全国大会に出場します。
まずは飯山高校探求科一年、飯山市が地元の常田純悟さんグループのキーワード
歌詞。
次にもう一グループ、探求科一年、木島平村が地元の三人、
青木友輔さん、本山柚月さん、山崎雅貴さんグループのキーワード
歌詞。
(左から青木さん・山崎さん・常田さん・本山さん)
今回は7月26日(日)、鳥取で行われる大会に全国から8校が参加。
一位二位などの順序はつけないそうですが
それぞれ地元の良さと21世紀の日本や高校生自身が住む
地域社会にふさわしい歌詞を発表しあうそうです。
飯山高校内で生徒同士の採点で最優秀賞などを選んだ結果、
一位の歌詞は
「郷(さと)の愛に気づかず、都会(まち)を求め旅立つ、雪を見ればふと思い出す、
胸の中に故郷(ふるさと)」
に決まりました。
全国大会に行けるのは本来一位の1チームだけで、
木島平村グループは惜しくも二位だったそうですが、先生に聞くと
本当に三位まで甲乙つけがたい出来映えなので、
何とか彼らも鳥取の全国大会の会場まで連れて行ってやれるよう検討中とのこと。
今回のこのプロジェクトは、彼らが日本や、
自分たちの住む地域を見つめ直すとても良い機会でしたし、
次の時代を担っていく高校生たちが新しい地域社会を作っていく
きっかけともなったと思います。
みなさんも、ふるさとの4番、考えてみませんか?
「故郷は遠きにありて何想う」・ジンとくる根本豊でした
何十年前に覚えた唄でも、歌詞がつい口をついて歌えますから不思議です。
特にあの文部省唱歌「ふるさと」は日本らしさを実感することができ、
懐かしさを感じることができる、日本人の心のよりどころともいえる唄ですよね。
さてこの「ふるさと」は中野市出身高野辰之が作詞しました。
唄の誕生から101年目を迎えますが、このふるさとの歌詞は3番までです。
その歌詞の背景と現在の風景を照らし合わせて、
現代の高校生が4番の歌詞を考えてみようという
「ふるさと」四番プロジェクトというのがあるんです。
これは具体的にどういうプロジェクトなんでしょう?
高野辰之が卒業した高等小学校があった飯山市の飯山高校、
社会科教諭 藤沢重徳先生に聞きました。
「100年前、高野辰之が目にしたあの風景とは様変わりしたような現代で、
時代に即した歌詞を、高野が作詞した三番に続けて
現代の高校生が四番を考えて地域社会を見つめ直してみようという試み。
これは替え歌でも地域PRソングを作ることでもない、文化的な学びのプロジェクト」
だそうです。
(下は構想中の飯山高校探求科の皆さんと
、思案中の歌詞)
平成21年に、東京の麻布高校で、外部講師を務める西島央先生(首都大学東京准教授)が
「自分たちの心のよりどころとなるふるさとの4番の歌詞を作ることで、
なぜふるさとが日本人の心のよりどころになっているかを
歌詞の内容から読み解きながら、国家とは何かを考えるきっかけとしたい」
と考え始まったそうです。
(下は歌詞を考えるヒントを探しに校外へ取材に行った様子)
東京都や兵庫県、高知県で実施されている活動で、今年初めて、
その作った歌詞を発表する全国大会が
「ふるさと」作曲者の岡野貞一の出身地鳥取で開催されることになりました。
飯田放送局の西村容子隊員からも先月報告がありましたが
長野からは松川高校と飯山高校の2校が今月26日、
鳥取での全国大会に出場します。
まずは飯山高校探求科一年、飯山市が地元の常田純悟さんグループのキーワード
歌詞。
次にもう一グループ、探求科一年、木島平村が地元の三人、
青木友輔さん、本山柚月さん、山崎雅貴さんグループのキーワード
歌詞。
(左から青木さん・山崎さん・常田さん・本山さん)
今回は7月26日(日)、鳥取で行われる大会に全国から8校が参加。
一位二位などの順序はつけないそうですが
それぞれ地元の良さと21世紀の日本や高校生自身が住む
地域社会にふさわしい歌詞を発表しあうそうです。
飯山高校内で生徒同士の採点で最優秀賞などを選んだ結果、
一位の歌詞は
「郷(さと)の愛に気づかず、都会(まち)を求め旅立つ、雪を見ればふと思い出す、
胸の中に故郷(ふるさと)」
に決まりました。
全国大会に行けるのは本来一位の1チームだけで、
木島平村グループは惜しくも二位だったそうですが、先生に聞くと
本当に三位まで甲乙つけがたい出来映えなので、
何とか彼らも鳥取の全国大会の会場まで連れて行ってやれるよう検討中とのこと。
今回のこのプロジェクトは、彼らが日本や、
自分たちの住む地域を見つめ直すとても良い機会でしたし、
次の時代を担っていく高校生たちが新しい地域社会を作っていく
きっかけともなったと思います。
みなさんも、ふるさとの4番、考えてみませんか?
「故郷は遠きにありて何想う」・ジンとくる根本豊でした
この記事へのコメント
故郷 私も作詞してみました。真の4番
若き時代(とき)は過ぎ去り
背負い物は増えゆく
日々に暮し想うは
心ありしふるさと
Posted by 21世紀ヲヤヂ at 2015年07月23日 08:45