10/27噂・上田警察署、特殊詐欺撲滅のユニークな作戦とは!?
2014年10月27日
オレオレ詐欺、儲かります詐欺などの特殊詐欺は増える一方です!
SBCでもたびたびキャンペーンなどで注意を呼びかけています。
これらの特殊詐欺の被害は、県内だけでも本年4月末現在で62件、
被害総額は既に4億円を超えており、
過去最悪の被害額を記録した昨年(195件、被害総額:約10億9千万円)を
大幅に上回るペースで、極めて深刻な状況にあります。
長野県警でも様々な防止策の取り組みを行っているところですが、
私の地元、上田警察署でも
ユニークな取り組みを行っております。
名付けて「だまされま川柳大作戦!」これは一体なんでしょう。
上田警察署 生活安全課 山田 文夫課長に聞きました。
「上田警察署管内の特殊詐欺被害は今年1月から8月末までに
13件7600万円余にのぼっており、今後の啓発活動に役立てる為
『だまされま川柳大作戦』と銘打って全所員から川柳を募集することにした」そうです。
きっかけは「上田警察官友の会員」の(株)清蘭堂の専務さんの提案だったそうですが、
このユニークなネーミングは山田課長です。
元々は、山田課長が諏訪警察署在任中に一般公募で始めたそうですが、
上田署への転任で立ち消え。
それをせっかくの提言を機会に、今度は上田警察全署員から川柳を募集しました。
なぜ、警察署員だけから集めたのかをお聞きすると
「やはり、詐欺の手口を熟知し、正義感に燃えた警察官ならではの秀作が集まる期待があった」とのこと。
まさにねらい通り、最前線にいる現場の警察官ならではの川柳が、全部で155点集まりましたが
どれも秀作揃い。
これらの中から署長が選んだ最優秀作は、
「家族みんなの合い言葉 絆も深めて詐欺撃退」
合い言葉を決める。これが対抗手段として有効ではないかといういことです。。
そして、30代40代50代などお子さんの世代がしっかり対策を取って、
年老いた両親を守ってあげて下さいとのことです。
この最優秀作品は上田警察署一階ロビーに額装されて掲示されているので
誰でも見ることが出来ます。

このほかもちょっと紹介すると、「家族との 会話が防ぐ 特殊詐欺」や、
「両親が 財産取られて いいのかえ! 決めておこうよ 合言葉」など、
普段から家族で防止策を話し合っておく大切さを訴えるものが多くありました。
このほか「俺だ俺 誰だお前は 詐欺師だな」
「風邪引いた 番号変わった それは詐欺」
「『儲(もう)かります』 濡(ぬ)れ手に粟(あわ)は 詐欺手口」
「ありません 恋と競馬の 必勝法」など、
だまされないように注意をうながす内容もありました。
上田警察署では、これら川柳を講習会や様々な啓発の場などで活用していく方針だそうです。
どうぞ皆さん、しっかり合い言葉も決めて、又家族で話し合って卑劣な特殊詐欺被害に遭わないよう
気を引き締めて注意しましょう。
脇が甘いので今回の取材は参考になった・根本豊でした
SBCでもたびたびキャンペーンなどで注意を呼びかけています。
これらの特殊詐欺の被害は、県内だけでも本年4月末現在で62件、
被害総額は既に4億円を超えており、
過去最悪の被害額を記録した昨年(195件、被害総額:約10億9千万円)を
大幅に上回るペースで、極めて深刻な状況にあります。
長野県警でも様々な防止策の取り組みを行っているところですが、
私の地元、上田警察署でも

ユニークな取り組みを行っております。

名付けて「だまされま川柳大作戦!」これは一体なんでしょう。
上田警察署 生活安全課 山田 文夫課長に聞きました。

「上田警察署管内の特殊詐欺被害は今年1月から8月末までに
13件7600万円余にのぼっており、今後の啓発活動に役立てる為
『だまされま川柳大作戦』と銘打って全所員から川柳を募集することにした」そうです。
きっかけは「上田警察官友の会員」の(株)清蘭堂の専務さんの提案だったそうですが、
このユニークなネーミングは山田課長です。
元々は、山田課長が諏訪警察署在任中に一般公募で始めたそうですが、
上田署への転任で立ち消え。
それをせっかくの提言を機会に、今度は上田警察全署員から川柳を募集しました。
なぜ、警察署員だけから集めたのかをお聞きすると
「やはり、詐欺の手口を熟知し、正義感に燃えた警察官ならではの秀作が集まる期待があった」とのこと。
まさにねらい通り、最前線にいる現場の警察官ならではの川柳が、全部で155点集まりましたが
どれも秀作揃い。
これらの中から署長が選んだ最優秀作は、
「家族みんなの合い言葉 絆も深めて詐欺撃退」
合い言葉を決める。これが対抗手段として有効ではないかといういことです。。
そして、30代40代50代などお子さんの世代がしっかり対策を取って、
年老いた両親を守ってあげて下さいとのことです。
この最優秀作品は上田警察署一階ロビーに額装されて掲示されているので
誰でも見ることが出来ます。


このほかもちょっと紹介すると、「家族との 会話が防ぐ 特殊詐欺」や、
「両親が 財産取られて いいのかえ! 決めておこうよ 合言葉」など、
普段から家族で防止策を話し合っておく大切さを訴えるものが多くありました。
このほか「俺だ俺 誰だお前は 詐欺師だな」
「風邪引いた 番号変わった それは詐欺」
「『儲(もう)かります』 濡(ぬ)れ手に粟(あわ)は 詐欺手口」
「ありません 恋と競馬の 必勝法」など、
だまされないように注意をうながす内容もありました。
上田警察署では、これら川柳を講習会や様々な啓発の場などで活用していく方針だそうです。
どうぞ皆さん、しっかり合い言葉も決めて、又家族で話し合って卑劣な特殊詐欺被害に遭わないよう
気を引き締めて注意しましょう。
脇が甘いので今回の取材は参考になった・根本豊でした