あの大御所漫画家が松本市四賀へやってきた!
2014年07月21日

美しい田園風景が広がるのどかな町、
松本市四賀。
ここに、やってきたのは・・・

・・・を描いた大御所漫画家、ちばてつや さんです!
わかる人はわかる。
久保さんはわかる。
けど、きっしーはどうかなぁ・・・。
私は、ちょっとよくわからない(嘘)
ちばてつやさんは、ここ松本市四賀地区へ来て、
小・中学校の子供たちを対象に漫画教室を開いたんです。

教室では、子どもと大人の描き分け方、表情の作り方を教えてくれたり、
それから、一人のモデルさんを見て、みんなで描いて、見せ合うような場面も。
「横顔っていうのはこうやって描くとね・・・」
なんて言いながら、手元にカメラを置いてササっと描いてくれたのがこちら!

ジョーと力石徹!
会場の大人たちから、感動のため息が聞こえてきましたよ。
でも子供たちに聞いてみたら・・・
「最初は、ちばさんってどんな人なんだろうって、よくわからなかったんですけど、
ジョーとか描いてくれるのを見て、すっごい人なんだって思いました。
すごく楽しかったし、勉強になりました。」

さて。本題です。
なぜ、ちばさんは松本市四賀の子どもたちに漫画を教えに来てくれたのか。
実は、この松本市四賀地区には
東京電力福島第1原発事故の影響を避けて、福島からやってきて、
寮生活をしながら小中学校へ通う、
「まつもと子ども留学」の子どもたちが8人、いるんです。
ちばさんは、
「親元を離れて見知らぬ土地で頑張っている子どもたちを励ましたい、
それから、彼らをあたたかく迎え、支えてくれている、
四賀の子どもたちに感謝したい。」
との想いから、漫画教室が実現したんです。
寮生活を送る8人と彼らの学校の仲間たち、
そして保護者の皆さんが40人ほど参加しました。
ちばさんは、
「福島が本当はどうなのか、ということについては私はよくわからない。
ただ、子どもたちは守ってあげたいと思うんです。
まつもと子ども留学の8人は親元を離れているんですから、
辛いでしょう、寂しいでしょう。
でも、みんな元気に頑張っていて、感心しました。
この子たちを受け入れてくれている学校の仲間たち、
地域の皆さんには、心から感謝です。
またここへきて、みんなとお話したいと思っています。」
と話していました。
漫画教室の後は寮を訪ね、1時間以上、子どもたちとお話していました。
寮は、今年4月にNPO法人「まつもと子ども留学基金」が運営を始めました。
留学する子どもたちの負担をできるだけ減らすために、
運営資金の大半は、一般からの支援でまかなわれています。
お米や野菜なども大歓迎!!
なにか力になりたいな、と思っていらっしゃる方、
ぜひお問い合わせしてみて下さい。
事務局は 080-4716-2011 です。
ホームページものぞいてみてね。
こちらです。http://www.kodomoryugaku-matsumoto.net/
ジョーの血液型はA型なんだって!
A型に憧れるB型の、松本調査隊員 塚原 正子でした。