「え?それで作られた自転車ってあるの?乗れるの?」

一体、何で作られた自転車なんでしょうか?

伺ったのは、こちら!

リンゴ畑の中にある、ちょっとおしゃれな建物

この自転車を作っているのは、箕輪町にあるAtelier Kinopio(アトリエ キノピオ)

一体何で作られているのか、オーナーの 安田マサテルさんに伺いました。

こちらは、オーダーメイドの自転車を中心に製造を手掛ける工房なんですが、

様々な材料の中で、珍しいのが「木」なんです。

木で作られた自転車、どんな感じか想像してみてください。


私の想像は、ちょっとゴツゴツしていて、音もゴトゴト、ゴロゴロいうような重たい自転車

でも、安田さんに伺うと意外と軽いんだそうです。

木の自転車というのは、ネットで調べてみると2007年に日本でも作られた事例があると記載がありましたが、安田さんはそれよりもっと前

1999年に、初号機を作っているんです。

その初号機が、あるという事で、拝見させていただきました。

それがこちら!

思ったよりもスタイリッシュ☆

どんなものを想像していたのか?って感じですが・・・(笑)

これ、よくみるとおしゃれにストライプ模様になっているんです。

これがこの自転車の大事なポイント!

これは、 硬さや重さなどそれぞれに特性の違う、様々な種類木を重ねて作られる集成材

これを、お客さんの用途に合わせて、一から作り上げんです。

木を切るところから始まるという事もあるようで、全てが安田さんの手作りによる自転車作りです。


安田さんは関西出身

実は、この木の自転車作りに適した場所として、わざわざ長野を選び

移住してきて、箕輪町で自転車作りをしていらっしゃるんです。

その思いは、「キノピオ」という屋号にも込められていました。

「キノピオ」なんか気になりません?

なんか似たような名前、聞いたことありますよね〜

そうなんです。

この名前、この木の自転車を考えた時、あの童話の「ピノキオ」が心に浮かび

それを言おうとしたとき「ピノキオ」を間違えて「キノピオ」って言ってしまったそうなんです。

そこで、そのまま「キノピオ」がその木の自転車の愛称になり、そのまま、アトリエの屋号になったそうなんです。


物語の中で、ジュセッペおじさんによって、木で作られたピノキオは、どんどん成長していきますよね。

この木で作られた自転車も、作って終わりではなく、買っていかれた方が作るその後のストーリーを演出したい。

その物語に、安田さんは、思いを馳せていたりするんです。

素敵ですよね。

さらに、どうして木で自転車を作ろうと思ったのか?

そのきっかけも面白いものでした。

それは、イタリアに自転車を学びに行きたいと思った安田さん、

このめずらしい自転車を持って行くことで、「なんか面白い奴が来たぞ!」

と注目され、修行場所が見つかりやすくなるんじゃないかと思って作ったということなんです。


イタリアに修行に行くというだけでも、発想がスゴイですよね。

どうせ見るなら世界を!という感覚。

ここからも分かるように

実は、安田さん、ただの自転車職人ではないんです。


魂に刻まれた、本来の・・・そんなベースになっている職業?才能?が

もう一つあるんです。


その感性から生まれたのが、この木の自転車。

その意外な真実とは何なのか?

来週お届けしたいと思います。

お楽しみに!!!

 私が乗ったら、ヒビが入らないか心配な 西村容子 でした。



40分間一本勝負!熱い戦いが茅野で行われているらしい!

【 当日の写真をアップします 】

◇ステージに飾られたトロフィーとカップ!



◇運営側も真剣です!



◇ズラリと並んだお釜たち!



◇湯のみ茶碗に盛って運ぶ!



◇記録係です!



◇テーブルの上の様子です!



◇会場を前方からパチリ!



◇会場の後方からパチリ!



◇集計板はこんな感じです!



◇ただいま集計中!



以上、熱く燃える会場の様子でした

 

「下條村で、なんとも大きな焼肉大会が行われたらしい!?」

焼肉といえば、もうすでに「南信州の文化」になっているものでもあるんですが

 

まだまだ、「なんで文化なの?」

って思っている方もいるかもしれないのでご紹介しておきますが

飯田市が日本一の焼肉の街と呼ばれるようになってもう何年にもなりますね

人口当たりの焼肉店の数が全国一多いというのがその理由

 

これは、飯田市に限ったことではなく

実は、飯田下伊那全体に言えることで

焼肉は、飯田市のみならず、南信州の文化でもあるんです。

 

そんな中、下條村で「なんとも大きな」焼肉大会が開かれるらしいという噂を聞いて

当日、お邪魔してきました。

 

 

さあ何が大きいのかの?

 

さっそく、答え!

 

なんと!村民全員に呼びかけた焼肉大会!

村人全員が参加可能な焼肉大会なんです。

 

当日の人数、なんと800人!!!!!

 

下條村の人口は令和元年8/1現在 3712人

全人口の、およそ5分の1、5人に1人が参加ということになります。



 

下條村は今年130周年の記念の年

実は、125周年の時に同じ規模の焼肉大会を初めてやって

話題となり、村民からも大評判で、130周年なら今回も!

という、村民の強い希望もあって、今年開催になったそうなんですが

村民あげての焼肉大会と言うのはちょっとびっくりしますよね。

 

でも、800人もの焼肉大会ってどうやってやるんだろう?

って気になりません?

 

この焼き肉大会の準備を仕切られた総務課長の吉村善郎さんにお話伺うと・・・

 

「とにかく大変ですよ〜」が第一声だったんですが、

何が大変だったかを伺うと、

地域の文化ともいうべきものがまた一つ浮き彫りになりました。

 

それは、人数把握と、コンロの調達。

その数92セット

 

当然、100個近いコンロのセットを地元の業者さんを中心に何社かに頼むわけですが、

一度に、100個のコンロが集められる地域がほかにあるでしょうか?

 

これは、「手ぶら焼肉」という飯田特有の文化で、

各お肉屋さんがお肉と一緒にコンロのセットを貸し出してくれて、

手ぶらで焼肉が食べられる文化があるからできることで

 

今回私も初めて知ったんですが

そのお肉屋さん同士が、大きな焼肉大会が行われる時はみんなで協力しようという

協力体制が整っているようだという噂

 

どこまで、焼肉文化が育っているのでしょう(笑)

 

お肉の量も、800人ですから200kg以上

ビール800本、ウーロン茶200本

とにかくすごい量です。

 

 

準備が大変なら、もちろん、片付けも大変!

片付けの手間を少しでも楽にするための工夫がいろんなところにあって、

すごく参考になったんんですが

 

その一つが、鉄板の使い方

 

100枚近い鉄板を、最後の洗うのは重労働

洗わず返すこともシステム的にはできるんですが、そうすると手数料がかかる

それも100枚分ですから自分たちで、となるんですが

 

洗う手間を省くために

鉄板の上に敷かれたのが「アルミホイル」



アルミホイルの上で焼肉をすれば、鉄板事態への焦げ付きが少なくできるというわけ。



それでも、高圧洗浄機で、全ての鉄板を洗い終わるのに40分と

やっぱり片付けも大変ですが

 

ほぼ全ての役場の職員と各分館からのお手伝い合わせて60人で準備して片付けた

800人の焼肉大会

大変だけど、みんなの楽しそうな笑顔を見るとやってよかったと思うと話してくださいました。

 

 

さらに今年は、村民運動会が終わった後にセッティングされたこの焼肉大会

面白い趣向が凝らされていました。

 

実は、この日の分館対抗の村民運動会の景品が「肉」だったんです。

 

優勝チームから、好きな肉を選べるようになっていて

上カルビから始まって、タン、さがり、肩ロース、ロース、カルビ、ホルモンと



その日の成績で、ちょっと豪華さに差があったんです。

 

でもそれは勝負の世界

皆さんそれぞれに楽しそうでしたよ。

この大規模な焼肉大会も、この南信州の二つの文化が融合してこそ

開催できたものなのではないかと吉村さん話してくださいました。

 

一つは、先ほどから出てきております

「分館」という言葉

南信州は全国的に見ても「公民館活動が活発な地域」で

その人と人、地域と人との繋がりがあって

 

そこに、もう一つの焼肉大好き文化が合わさって

800人もの村をあげての焼肉大会ができるわけなんです。

 

さらに、そんな大人数の焼肉をできる設備も地域あげて揃える絆ができている。

 

本当に面白い地域ですね 南信州

 

皆さんが「食べてきないよ!」と声かけてくれるのが嬉しかった 西村容子 でした♡

 

「えっ?本当!? 天龍村にゴジラが出現するらしい!?」

今日は、すごい噂を聞いて、天龍村まで行ってきました。

でも、これは天龍村の人でもどれくらいの人が知っているか?
というくらいな、レアな情報
あ〜〜なんか聞いたことはある!という人はいても
どこで見られるかを知っている人はどれくらいいるだろう?
というくらい。

その噂をよく知る人は、役場のすぐ隣にあります自慶院というお寺のご住職様だということで
早速お邪魔して、ご住職様の盛 正賢さんにお話し伺ってきました。

東京湾ばかりでなく、天龍村にも出るというゴジラ
いったいどういうことなのでしょうか?

天龍村に出現するゴジラって・・・どんなゴジラ?

さらになぜか、夕方に出現するっていうんですよね。

それにしても、なぜ夕方なんでしょうかね~?

とにかくそのゴジラを見てみたい!
ということで、ご住職様に案内してもらいました。

歩くこと1〜2分

お寺の背にして役場の建物をくぐるように地下の駐車場を通り過ぎて
もう一段下の駐車場に降りていくと、綺麗な景色が広がるんですが、
ゴジラらしきものは出現してきません

でもご住職様の言葉に従ってお寺の方を振り返ってみると・・・



本当に、口を大きく開けて、いまにも火を吹きそうなゴジラが

目の前に!

 

しかも大きい!

 

さあ!このゴジラの正体はいかに!

 

ご住職様に伺ってみると、その正体は

お寺の境内の奥の方に植えられた樫の木

ゴジラの顔の部分はその樫の木で作られています。

そこに回りの木が加わって、体の部分を作り出しているんですよね。

 

ですから昼間だと、それぞれの木の姿もちゃんと見えるし

それを一つの物体としてみるのが感覚的に難しい

でも夕方になると、その全ての木が夕日をバックにして影になるわけです

それで、夕方になると現れる

というわけなんです。

 

でも、周りの人達はほとんど気がついていない。

多くの役場の職員の方が車を停めるであろう駐車場から見えるのに・・・

 

ちょうどその時、ちょっと遅めに役場の仕事を終えられた職員の方が

帰宅の為に駐車場にいらしたので、お話を聞いてみると・・・

 

「ゴジラなんて知らない。」

でも見てもらうと

「本当にゴジラですね~」

と、最初は私の質問に怪訝そうな顔をしていた職員の方でしたが

ゴジラを見るなり

声のトーンが上がって、最後は笑顔でお話ししてくださいました。

 

みんなを笑顔にする

素敵なゴジラとの出会いでした。

 

でも、これは全て自然がなせる技

いつ枝が枯れてしまうかもわからないし

台風の風や、雪の重みで折れてしまうかもしれません

だから、ご住職様も、

「いつまでも生きていてほしいな〜」

としみじみ話してくださいました。

 

天龍村の役場の駐車場からしか見えない大きなゴジラ

夕方を目指して、ご覧になってみてください。

場所がピンポイントですから、探すのも楽しいかとも思いますが

お話がとっても楽しい、自慶院のご住職様

訪ねていかれてもいいかもしれませんね。

 



このゴジラに魅せられてしまった 西村容子 でした♡

「私たちがよく使うアレが、カモシカの習性を維持するのに役立っているらしい? Part2」

先週の続き、カモシカとアレ(割り箸)の不思議な関係♡



カモシカの縄張りを示す マーキング行動に使われる

カモシカの目の下から出る分泌物を運ぶために使われた割り箸

 

その割り箸のおかげて、一匹になってしまってからなくなってしまった

マーキング行動が即座に復活した たけしくん

 

この一連の取組が、大きな賞をもらったと言うのです。

 

それはどんな賞なのか?

飯田動物園の飼育員 前 裕治さんに伺いました。

 

受賞したのは

市民Zooネットワークが主催する、

「エンリッチメント大賞2019」の奨励賞

大賞の次の賞だそうです。

 

「環境エンリッチメント」

あまり聞かない言葉ですが

動物園では、動物が快適に暮らせるためにたゆまぬ努力をしているようなんです。

その取り組みについて評価する賞

なんとなく心が温まる取り組みですね。

 

そんな中で、今回のどこが評価されて賞につながったのか?

 

それは、

匂いを使った取組が少ない事と、他の動物園と協力した点が評価されたそうです。

今回の取組は、眼下腺という目の下から出る分泌物を使って

そういった行動をとる動物が少ない上に

その割り箸を持って獣舎に入ったときの、

たけしくんの行動の豹変ぶりがすごかったそうで

実際は審査に、飯田動物園を訪れた審査員も驚きを隠せないくらい

大興奮だったそうです。

 

いろんな意味で、多くを興奮させるその臭い

実は、私もカモシカになった気分で嗅がせていただきました。



でもね、

この袋に書かれた日にちを見て下さい。

どれも半年以上前に採取された匂いです。

 

どこまで香るのでしょうか?

 

私が嗅がせていただいたのはこちら!



そっと鼻を近づけてみると・・・

 

私の鼻でも、それほどクンクンしなくても臭ってくる爽やかな香り

すし酢?

いや・・・それに、柑橘系ちょっと混ぜた感じ

以外にいい匂いでびっくりしました。

 

私、カモシカになれるかもwwwww

 

眼下腺のかさぶたに気づいて

なんとかしてあげたいと工夫したこの取組

 

これも全て前さんの、カモシカ大好きな愛情がなした技

前さんはカモシカのどんなところが好きなのか伺ってみると・・・

 

家畜っぽく、馴れ馴れしくならず

クールに野生を守っているところがすごくいい

 

というんです。

なんかかっこいいですよね。

 

今回は、割り箸一本で、姿一つ見えなくても反応してしまう可愛さと

自然の生き物の、生きるための強さみたいなものを感じるおもしろい調査でした。

 

カモシカの臭いがやけに気に入ってしまった 西村容子 でした♡

 

10月17日の記事

今日は、県獣にも指定されているカモシカを調査してきました。

 

お邪魔したのは「飯田動物園」

ここにいるカモシカが、私たちがよく使うあるものを必要としていると言うこと

 

カモシカが、何をどのように必要としているんでしょうか?

まずは、その噂の現場、飯田動物園を訪ねてみました。

お話を伺ったのは、飯田動物園のカモシカ担当の飼育員 前 裕治さん。

 

前さんによると

カモシカの習性を維持するというのは、野生に帰す!ということだということで

その園舎のなかに、秘かに置かれているあるものが、小さいけれど役立っているようなんです。

 

それは、どんなものなんですか?と伺うと

「こちらにくっついております」と指差した先に見えたのはこちら!



わかります?

白く見えているこちらです!



小さすぎてわからないですかね~

 

白く横に見えているもの

これ、「割りばし」なんです。

私たちがよく使う割りばし、この一本の割り箸が、カモシカの野性味を取り戻すのに

大いに役立っているということなんです。

 

さらに、他の動物園も関わっているとか・・・

では、そもそも、カモシカのどんな習性と割り箸が関係しているんでしょうか?

 

その習性とは、マーキング!

動物園にいるカモシカは、何頭か一緒に飼育されているときは

当然のごとく、自分の縄張りを示すマーキング行動はしていたんですが

2年前に1頭だけになってしまった「たけしくん}

1頭しかいないので、縄張りを主張する必要もなく

その必要性がなくなってしまったために

本来持っている習性を忘れてしまうということになってしまったんでしょうか?

 

カモシカは、そのマーキングに、目の下から出る分泌物を使うということで

使われなくなった分泌物が、かさぶたと言う形で、気がつきやすかったようなんです。



(これがかさぶたになってしまったたけしくんの写真)

目の下から出る分泌物を使うというのは、動物の中でも珍しいらしく

毎日顔を見ている前さんが、その変化に気つき、何とかしなければと言うことで

何頭かカモシカを飼育している、埼玉の動物園と協力して

飯田動物園の「たけしくん」の本来持っている習性を取り戻そう大作戦が始まったのです

 

でもでも、何故そこで割り箸が登場するのか?

 

実はマーキングを促すために

埼玉の動物園のカモシカたちの、目の下の分泌物を採取して

その臭い付きのものを飯田動物園に送るという事をしなければいけませんでした。

 

その際、臭いを付けやすく、郵送もしやすく、しかもコストがかからないもの

と考えたとき、思い浮かんだのが割りばしだったんだそうです。

 

カモシカは、自分と違う匂いを感知すると

その上に塗り込んで自分の匂いをつけるように

目の下の分泌物が出るところを、その匂いの元に擦り付ける

と言うことをするそうなんです

 

ですから、綿などのようなものだと匂いはしみこんでもマーキングがしにくいし

埼玉の動物園にその匂いを採取するときも

あちらのカモシカも匂いをつけにくい

 

割り箸なら、自然界に当たり前のようにある木の枝と似た感覚で

あまり違和感なく、マーキングもしやすいそうなんです。

 

調査に出かけた日も、園舎の柵のところに1本だけ、割りばしがくくりつけてありましたが

このたった1本の割り箸をつけただけで

カモシカの行動に大きな変化が現れたそうなんです。

 

やはり野生の動物なので、嗅覚が鋭くて

普段はとっても大人しい「たけしくん」も

その割り箸を持って、前さんがカモシカの園舎に入るとすぐに

鼻をクンクンさせて、動きがすごく活発になったそうです。

 

さらに、埼玉で匂いをつける際

その匂いがオスであるかメスであるかで「たけしくん」の行動にも変化があったそうなんです。

 

オスの臭いの時は、何度も自分の臭いをその割り箸に付けたり

その他の場所にもマーキングしたりしたそうで

メスの時には、繁殖期に出す、小さな鳴き声を出すという姿も見られ

前さんはその声を聞けたときはとてもうれしかったと話してくれました。



(観察をする前さんの様子)

物体として、他のカモシカが目の前にいなくても

匂いだけで、本来持っている野生の習性が取り戻せる

ってすごい!

 

以前にも、この番組でも取り上げさせて頂きましたが

飯田動物園というのは

それぞれの本来の生態に近い形で園舎の構造を工夫したりする

「生息環境展示」に取り組んでいる動物園なんです。

 

ペンギンやコンドルなど、日本では生息しない動物も

本来住んでいる地域の生息している場所に近い環境を作り出して

野生に近い行動が取れるように配慮しています。

 

どの動物も似たような檻の中に入っているという飼育の仕方をしていません

 

実際に、カモシカも岩場を軽々登っていく姿を見たことがある方いらっしゃると思いますが

そんな環境に近づけるためにわざと切り立った岩場を作っていて

しかもその背景には、本来住んでいる南アルプスが見えるように設計されていて

これから雪が頂くようになると、懐かしそうにカモシカ君が眺めているように見える時もあるそうです

 

そんな、飯田動物園だからこそ

野生に近い形を取り戻してもらうことには積極的に取り組んでいて

今回のような取組も積極的に取り組むことができたようでした。

 

さらにこの取組、大きな賞も取られたということで

どんな賞を取られたのかなど

この続きは来週お届けしたいと思います。

 

私もカモシカになった気分も味合わせていただきました。

どうぞお楽しみに!!!

 

カモシカの話をする時の前さんの笑顔に魅せられた 西村容子 でした♡

 

 

 

 

 

バストいちごがドッキング?そこに隠された謎に迫る!

バスとイチゴがドッキングしたという噂の発信源は伊那市

ということで、伊那市に調査に出かけてきました。

 

インスタやツイッターなど、いろんなところで、話題になってるということで

早速、伊那市でバスといえば、伊那バスさん

常務の藤澤宏正(ひろまさ)さんにお話伺いました。

 

9月28日からお目見えしたのがこちら!



いちごのラッピングバス。

赤い高級感漂うバスが写真を見てお分かりいただけます通り、新宿に向けて走っているそうです。



でも、ただ、イチゴのラッピングバスを走らせているわけではありません。

なぜいちごなのか?しかもこの時期に???

藤沢さんの口から、「えっ?」という言葉が・・・

 

「伊那バスがイチゴを栽培しているんです」

 

え?????

 

伊那バスさんって、バス会社ですよね~???

 

さらに調査してみると

伊那バスさん、バス会社さんなのに、「アグリ事業部」という部署があるんです。

 

そのアグリ事業部部長の青木一徳(かずのり)さんにお話伺いました。

なぜバス会社でイチゴ栽培なんでしょう?

 

じつは、伊那バスさんは、今年、創業100周年

皆さんへに感謝の気持ちと、ご恩返しで、地域に貢献できることがしたいと

このイチゴ栽培を始めたそうです。

 

伊那バスさんが栽培しているイチゴの名前は「恋姫」。

この恋姫、伊那でバス会社をしている伊那バスさんにとって、実は、特別ないちごなんです。

 

単に農業で地域貢献

そして、たまたまいちご栽培というわけではなく

 

このいちごだったから、バス会社がいちご栽培を始めたという感じなんです。

ではそのいちごは、どんなイチゴなのか?

 



この伊那バスさんが栽培している「恋姫」は

地元 信大農学部で生まれたいちごで、「信大BS-8-9」といういちごなんです。

このいちごは、夏秋イチゴで

夏秋イチゴは味がもう一つというのが一般的なんですが

この恋姫は、夏秋イチゴなのに、春いちごに負けず劣らずの甘さがあり

こんなに優秀ないちごで、しかも地元で生まれたいちごなら、やはり地元で力を入れて育てていきたい!

という思いがあり、イチゴ栽培を始めたそうです。

 

 

でもでも、このイチゴ、地元伊那市でも、ほとんどお目にかかれない

幻、憧れ、プレミアムなイチゴなんです。

 



この高級感!見ただけでもわかりますよね。

 

ではどこで売られているかと申しますと

東京、大阪方面の高級フルーツパーラー

新宿高野さんや、資生堂フルーツパーラーさん、帝国ホテルさんなどからの発注で生産が間に合わないほどだそうです。

 

そういうこともあって

都会へのアピールのために一番消費されている新宿行きのバスに

このラッピングバスを投入

この真赤な美味しそうなバスが

都会で話題になっているということなんです。

 

さらに、都会との関わりはこればかりではなく

このラッピングバスのデザインは

伊那市と新宿区が友好提携都市ということもあり

新宿区にある宝塚大学の新宿キャンパスの生徒さんにデザインを依頼

四季折々の伊那市を感じるために、何度も視察に来て

伊那が大好きなった皆さんがデザインしているので特別ば温もりに満ちています

 

そして、もう一つ、このイチゴ、大きな特徴があるそうなんです。

 

それは「香り」

この香りが、フルーツパーラーなどのパテシエから評判が良いようで、うれしい悲鳴という感じなんでしょうね。

 

長野県内ではなかなかいただくことができないこのイチゴ、恋姫

ふるさと納税の返礼品に出たことがあるくらいで

いただける可能性があるのは、その方法だけ

 

あとは、イチゴのバスに乗って、新宿高野フルーツパーラーなどでいただくしか方法がありません

 

さらに、そのバスには、秘密が隠されていて

乗ってみた人にしかわからない演出がバスの中に施されているそうです。

 

中に入ると、わ〜と思ってちょっとした当たり感覚を味わうことができるというもの

駒ヶ根発 バスタ新宿行き 1日1往復

時間は決まっていないので、会えたらラッキー

そこにもプレミアム感を演出しているのが、伊那バスさんのすごいところ

 

外からでも一度眺めてみたいですね

 

あまりの高級感に、味見が言えず、香りだけを楽しませていただいた 西村容子 でした♡

 

「キッザニアで全国唯一の人が、南信州にいるらしい」

先週は、県内最大級のキッザニアみたいなイベント

「南信州 お仕事キッズタウン」

の話題をお届けしましたが

実は、その取材の最中に

私すごい人の噂を耳にしまして

早速調査に出かけて来ました。

 

お邪魔したのはその方のお宅

ロマンスグレーのボブスタイルの女性の方が優しい笑顔で迎えてくださいました。

キッザニア アドバイザーと言う肩書を持つ

飯田市在住の高間陽子さん

そのアドバイザーとはどんなお仕事なのか?伺うと・・・

 

アドバイザーとは、社長の応援隊

キッザニアの見回りや来た子供たち、親御ざん、従業員に至るまで

みなさんのサポートをするのがお仕事

でも、そのすべてが、ボランティア

しかも、社長さんのご友人の方しかなれないという事で

特別な仕事という事が言えそうです。

実は、高間さんのご主人が、キッザニアの社長の大学時代のご友人でいらっしゃるということで

お二人揃って、アドバイザーの名刺を持っていらっしゃいました

 

社長のお友達が務めている

ということはどう考えても高間さんご夫妻だけではなさそう

 

 

では、何が日本唯一なんでしょう?

 

それは、アドバイザーでありながら、出前授業をしていらっしゃる

全国唯一の人なんです。

 

特に、この高間さんご夫妻のこの活動のきめ細かさは、ほかに類を見ないものなんだそうです。

今現在、出前授業自体をしているのは奥様の陽子さん

でも、この出前授業は、ご主人 成之(なりゆき)さんの熱い想いから始まったそうです。

 

Uターンで帰ってきて、地元愛がこうじて

地元の子供たちに最高の修学旅行の思い出を残してあげたい

ということで、

一番最初にご主人の母校でもある上郷小学校の4クラスから始まって

飯田下伊那全ての学校を回って、その素晴らしさを伝えました。

その年は23校がキッザニアを修学旅行に組み込んでくれたそうです

 

そしていざ、行くことになった学校に、事前活動として出前授業を届けに行くそうです

 

手作りの模造紙に、手作りの資料、全てに愛情がこもっています

 

高間さんは、出前授業をするだけではなく

修学旅行当日は、前日から東京入りし、子供達のバスをお迎えして

本来のアドバイザーのお仕事でもある見守りサポートをして

バスをお見送りするまでやってくれるそうです。

出前授業を受けた子供たちは既に高間さんの顔を知っているので

わからないところを聞いて来たりするのにお答えし

現地でもより、子供たちが楽しめるようにサポートしてくださるんだそうです。

 

長野県の子供達のために、全国唯一の活動をしてくださっている高間さんご夫妻

 

本当に、素敵で豊かな生き方だなぁ〜と心から思いました。

 

私も子どもだったら行ってみたいな~と思った 西村容子 でした♡

 

長野県にキッザニア?長野県最大級の体験イベントが飯田で開かれるらしい!?

キッザニアはご存じですか?

 

お子さんがお仕事体験をすることができるレジャー施設

いまはキッザニア東京とキッザニア甲子園と全国に2つあるんですが

 

それと間違えてしまいそうな体験イベントが飯田市で開かれるということで

どんなものなのか?

調査してきました。

 

早速、そのイベントの実行委員長 田中真司さんにお話伺ってみると

なんと!このイベント、参加者が2,000人を超えるんだとか!

 

これ実はたった1日のイベントで、しかも10:00〜15:00までと言う

たった5時間で2000名って凄くないですか?

 

そのイベントとは、

南信州青少年育成プロジェクトが主催する

「南信州お仕事キッズタウン」



今年は、今度の日曜日9月8日に

旧飯田工業高校跡地のS-BIRDで行われるんですが

 

その規模の大きさなどは

実は、キッザニア関係者さんのお墨付きもいただいているんです。

 

飯田市にお住いの、キッザニア アドバイザーの高間陽子さんは

「出店数もキッザニアの60に近い55ブース

キッザニアではできない、自衛隊を呼んでしまったり、消防車を持って来たり

本当にすごい!みんなで力を合わせてやっている所がすごくいい」

とお話し下さいました。

 

副実行委員長の 熊谷渉(わたる)さんによりますと

このイベントは今年で8回目、今年は素敵なゲストも呼んで、オープニング前の待ち時間も楽しんでいただけるように企画しているとか・・・

 

そのゲストというのは

柔道家の篠原信一さんと地元出身のアーティストCoba-Uさん

もちろん、お二人ともお仕事体験をさせてくださるそうで

 

篠原信一さんは、「柔道家体験」と言う事で、世界で活躍した柔道家と言うお仕事を体験させてくれます

飯田市出身のレゲエ歌手のコバユーさんは

「童謡レゲエを一緒に歌おう」と題してタレント体験をさせてくれます。

 

その他にも

屋外体験として、消防車、パトカー、クレーン、ショベルカーなどに実際に乗れたり

自衛隊の車や、輸入車にまで乗れてしまったり

屋内では、紹介しきれない数々のお仕事を体験できます。

 

詳しくは、お仕事キッズタウンのHPを見てね!

http://kids-town.jp/?page_id=11

さらに、今年は

超〜リアル体験がたくさんなんです

実際、実行委員長の田中さんの会社も…

実際に使う材料を使って、鉄筋の組み込み体験をさせてくれるそうです。

その他にも水道の水漏れを実際に直す、水漏れ修理体験などリアル体験も盛りだくさんです。

 

朝は、このキッズタウンを楽しみにしている子供さんたちで長い列ができるほどの人気らしく

本当に多くのお子さんが楽しんで行かれるそうです

 

人気ブースは予約ができるようですので

55社もありますので、南信州お仕事キッズタウンのHPを見て、事前に何をやりたいか決めてお越しください

 

毎回、県外からの参加者もいらっしゃるようなので、北信、東信、中信の皆さんもきになる方は是非

 

今度の日曜日9月8日 10:00〜15:00

旧飯田工業高校跡地のS-BIRDで行われます

参加費は500円

 

いっぱい夢を描いてください!

 

地元にもいっぱい仕事があっていっぱいの人ががんばっているんだな~

と感じ、子供みたいに感動している 西村容子 でした♡

よこね田んぼに主?案山子じゃないよ!反対に読むと?

日本の棚田100選に選ばれている南信唯一の棚田「よこね田んぼ」

 

9月23日までの予定で、「NPO法人里山ベース」と「よこね田んぼ保全委員会」主催で行われている

よこね田んぼ案山子コンテスト

今年20回を迎える、毎年恒例のコンテストですが

数年前から、案山子ではない名前の投票も来てしまうという噂

 

それは一体なんなのか?

調査して来ました。

 

飯田市の地域おこし協力隊で、「NPO法人里山ベース」の事務局長 上原祐二さんによりますと、

今年20体以上の案山子が、棚田のところどころに点在していてとってもいい雰囲気

これを見にきて気に入った案山子に一票を投じてもらい、グランプリが決まります

 

でもでも、この投票箱になぜか案山子でない名前が入っていることが毎年あるそうです

 

それが、こちらの猫



その下に目をやると・・・



「横寝の猫よ」?

ひらがなにお直すと・・・

「よこねのねこよ」

 

これをを反対から読んでみて!!!

 

よこね田んぼの「よこね」を反対に読むと「ねこよ」なんですよね~

 

この「横寝のねこよ」の発案者 清水智(さとし)さんによるとゆるきゃら代わりにこの猫を作ったとか

5年前に登場した「横根のねこよ」はなかなか人気のようで、特に若い子たちにはインスタスポットに!

 

さらにこの猫にはテーマソングまでできていて、

清水さんは、山村歌手ということで、清水さん作詞作曲の曲を聞かせて下さいました。

 

とっても楽しい、よこね田んぼの主でした

 

案山子コンテストの投票は、9/23まで、よこね田んぼのトイレの前に投票箱がありますので

そちらで是非投票してください

 

「横寝のねこよ」

って書かないようにご注意を!



 

初めて知ってビックリだった 西村容子 でした♡

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日替わり調査員

月曜日 根本 豊 東信担当

寺山修司の演劇実験室「天井桟敷」に所属していた演劇人。
福島出身で標準アクセントがいまだに身につかない。無類の酒好き。

火曜日 竹井 純子 北信担当

SBCのラジオカーレポーターを経て、調査隊員に。
中野市出身、豪快な笑い方が特徴。愛用の手提げバッグのデザインが下品と評判。

水曜日 塚原 正子 中信担当

ロック好き。電話するとだいたいエレベーターに乗っている。謎多き女性。
松本市出身。中学・高校のあだ名は「かっぺ」。

木曜日 西村 容子 南信担当

元民放テレビ局のアナウンサー。3人の子どもを育てながら、おもしろいネタがないかとアンテナを張りめぐらしている。への字まゆげがチャームポイント。飯田市出身。

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