「泰阜村の中学校では、県内では珍しい〇〇の授業が行なわれているらしいPart2」
2016年11月17日
県内では泰阜中学校ともう1校でしか行われていない
弓道の授業
平成24年の4月から全国の中学校で実施されるようになった
武道の授業の一環として行われているもので
泰阜中では全生徒が2年次と3年次、2年間にわたって、この授業を受けます
2年生は壁に穴を開けながらも
楽しそうに取り組む姿を先週は調査しましたが
今日はその先
3年生のさらにワンランクアップした
弓道の世界を調査します
まず、
この弓道
泰阜村の松島貞治村長の熱い思いから
武道の授業に取り上げられたんですが
そこには弓道という競技が持つ
奥深い世界がありました
相手が人ではなく
的なので
向き合うのは自分自身
そこに弓道の奥深さがあるようなんです
「全て人のせいにはできない、自分の責任」
たった9時間の授業で
その弓道の真髄がどれだけ生徒さんに通じるのだろう
と思いながら調査を続けたのですが
生徒さんたちの驚きの答えの数々に
驚愕させられることになるんです
ほとんどの授業は
学校の体育館で行われるんですが
3年生は最後、村にある本格的な弓道場で
矢を放つことができるんです
img_3837
この日は
弓道の授業最後の日
学校から弓道場にバスに乗って出かけました
まずは礼から始まるこの授業に
img_3841
和に心に触れた
と改めてその素晴らしさに気付いたという生徒さんや
集中力が高まったという生徒さん
img_3864
最後の授業に
「自分が的にとらわれないようにしたい」
なんて大人顔負けな事を言う生徒さんもいて驚きました
img_3869
それにしてもなぜ武道に弓道を選んだ学校が
今回ご紹介した泰阜中学校と
同じ南信州 お隣の喬木中学校
2校しかないんでしょうか?
img_3853
そこには歴史的に見ても
この地で弓道が選ばれる納得できる理由があったんです
遠州三河の文化の影響を受ける南信州では
古くから弓道が盛んで
長野県一番の弓士の数を誇っているそうなんです
確かに
元善光寺などには、矢を放つための場所があるのは結構印象に残っていて
注意深くみれば各所で見つけることができるかもしれませんね
かつて弓道は、神仏に奉納するものだったんだそうです
そんな文化の中で始まった弓道の授業
img_3842
生徒さん達は、様々なことを学んだそうです
戦うのは自分自身という弓道の世界には
普段の学習ではなかなか身につかない
深い学びがあることを感じました
img_3870
村長さんの
「弓道は自分の弱さを知り、許すことから始まる」
人は弱いものなんだという事を学ぶこと
学校では
清く正しく美しく
と教えるが
そんなにうまくいかないのが現実
それを認めそこからスタートする
それが大事な事なんだ
という言葉が印象的でした
img_3879
あまりの深さに
学校のぶどうの授業の意義を
つくづくと感じる調査になりました
身が引き締まる思い・・・実際に身が引き締まりたい 西村容子 でした♡
弓道の授業
平成24年の4月から全国の中学校で実施されるようになった
武道の授業の一環として行われているもので
泰阜中では全生徒が2年次と3年次、2年間にわたって、この授業を受けます
2年生は壁に穴を開けながらも
楽しそうに取り組む姿を先週は調査しましたが
今日はその先
3年生のさらにワンランクアップした
弓道の世界を調査します
まず、
この弓道
泰阜村の松島貞治村長の熱い思いから
武道の授業に取り上げられたんですが
そこには弓道という競技が持つ
奥深い世界がありました
相手が人ではなく
的なので
向き合うのは自分自身
そこに弓道の奥深さがあるようなんです
「全て人のせいにはできない、自分の責任」
たった9時間の授業で
その弓道の真髄がどれだけ生徒さんに通じるのだろう
と思いながら調査を続けたのですが
生徒さんたちの驚きの答えの数々に
驚愕させられることになるんです
ほとんどの授業は
学校の体育館で行われるんですが
3年生は最後、村にある本格的な弓道場で
矢を放つことができるんです
img_3837
この日は
弓道の授業最後の日
学校から弓道場にバスに乗って出かけました
まずは礼から始まるこの授業に
img_3841
和に心に触れた
と改めてその素晴らしさに気付いたという生徒さんや
集中力が高まったという生徒さん
img_3864
最後の授業に
「自分が的にとらわれないようにしたい」
なんて大人顔負けな事を言う生徒さんもいて驚きました
img_3869
それにしてもなぜ武道に弓道を選んだ学校が
今回ご紹介した泰阜中学校と
同じ南信州 お隣の喬木中学校
2校しかないんでしょうか?
img_3853
そこには歴史的に見ても
この地で弓道が選ばれる納得できる理由があったんです
遠州三河の文化の影響を受ける南信州では
古くから弓道が盛んで
長野県一番の弓士の数を誇っているそうなんです
確かに
元善光寺などには、矢を放つための場所があるのは結構印象に残っていて
注意深くみれば各所で見つけることができるかもしれませんね
かつて弓道は、神仏に奉納するものだったんだそうです
そんな文化の中で始まった弓道の授業
img_3842
生徒さん達は、様々なことを学んだそうです
戦うのは自分自身という弓道の世界には
普段の学習ではなかなか身につかない
深い学びがあることを感じました
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村長さんの
「弓道は自分の弱さを知り、許すことから始まる」
人は弱いものなんだという事を学ぶこと
学校では
清く正しく美しく
と教えるが
そんなにうまくいかないのが現実
それを認めそこからスタートする
それが大事な事なんだ
という言葉が印象的でした
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あまりの深さに
学校のぶどうの授業の意義を
つくづくと感じる調査になりました
身が引き締まる思い・・・実際に身が引き締まりたい 西村容子 でした♡