9/21噂・上田市の古い映画館が、地元出身の監督作品で久々の封切館として復活するって?!!

上田市には、「上田映劇」という味のある古い映画館が今でも営業しています。
現在は雨漏りもひどく老朽化が進み、単発のイベントなどはやっていますが定期上映もなく、
売り上げからの修復費用の捻出もできず、存続が危ぶまれています。
そこでこの「上田映劇」再生の為に立ち上がったのが
地元出身の若き女性監督です。
配給会社などと立ち上げた「上田映劇再生プロジェクト」について
映画監督鶴岡慧子さんに伺いました。9/21噂・上田市の古い映画館が、地元出身の監督作品で久々の封切館として復活するって?!!

「私は町の映画館『上田映劇』で育った。
老朽化した故郷の映画館を復活させたいと思い、
『上田映劇再生プロジェクト』を組織し、ネットなどでクラウドファンディング方式で
修復の為の募金を募ろうと思っています(クラウドファンディング方式とは
不特定多数の人にネットなどを通じて比較的少額の寄付を募る募金方法です。
『上田映劇再生プロジェクト』ではその金額に応じて記念品を贈ったり
椅子や緞帳に名入れなどのリターンをします)」

鶴岡監督は作品が海外からも招待されるほどの若手実力派監督、新進気鋭の26才です。
(立教大学在学中から映画を撮り始め、卒業制作としてつくった初長編監督作品『くじらのまち』(2012)が、
自主映画コンテストPFFアワード2012においてグランプリを受賞、
その後釜山国際映画祭やベルリン国際映画祭など各国の映画祭にて上映される。
2012年に東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻監督領域に入学。
大学院在学中に長編2作目となる『はつ恋』(2013)を監督、同作品はバンクーバー国際映画祭ドラゴン&タイガーアワードにノミネートされた。第23回PFFスカラシップ監督に選ばれ、最新作「過ぐる日のやまねこ」を制作)

「上田映劇」は大正時代から創業100年という歴史があります。
上田の中心市街地にありますが2011年にシネコンが出来てからは衰退の一途。
彼女は、初の劇場長編作品「過ぐる日のやまねこ」をこの映劇で封切り公開することを選択しました。
9/21噂・上田市の古い映画館が、地元出身の監督作品で久々の封切館として復活するって?!!


(東京でも一館ロードショーがあります)

幼い頃から慣れ親しんだ「上田映劇」は地元出身の彼女が映画監督を目指す原点の場所だった。
そんな彼女の地元、菅平高原の原風景をフィルムに切り取ったのが
彼女の最新作、9月19日(土)封切り公開の「過ぐる日のやまねこ」です。9/21噂・上田市の古い映画館が、地元出身の監督作品で久々の封切館として復活するって?!!

映画は大切な人を失った男女が長野の田舎町で出会い、失ったものの先にある何かを見いだし、
癒され、そしてその先には・・・という物語。9/21噂・上田市の古い映画館が、地元出身の監督作品で久々の封切館として復活するって?!!

上映収益の一部は「上田映劇」の修繕費に充てられます。

監督は「映劇のために何かできればいいとずーっと思っていた。
デビュー作で少しでも力になれるならうれしい」と熱く語っていました。

この上田映劇は上田駅から徒歩9分、中心市街地にあり地域のエンターテイメントを支えてきた映画館です。9/21噂・上田市の古い映画館が、地元出身の監督作品で久々の封切館として復活するって?!!

現在外観は、劇団ひとりの監督作品「晴天の霹靂」ロケ地だった為、
浅草雷門ホールのセットがそのまま残っており、今後も現状保存するようです。9/21噂・上田市の古い映画館が、地元出身の監督作品で久々の封切館として復活するって?!!

上田映劇は、大正6年(1917年)に芝居小屋として建てられました。
ホール内には、関東大震災(1923年)に焼け落ちる前の旧帝国劇場と同じ天井(格天井)が
創業当時のまま現在も残っており、その細やかな造形は歴史を感じさせてくれます。
「過ぐる日のやまねこ」も公開中!ぜひ足をお運びください。
クラウドファンディングで再生プロジェクト協力しようと思う方はネットで
「makuake」と検索して下さい。
https://www.makuake.com/project/uedaeigeki/

こんな素晴らしい歴史ある「上田映劇」!一見どころかずーっと残す価値ありです。

PS.
鶴岡監督が昔「上田映劇」で見た映画の記憶は平山秀幸監督「学校の怪談」、
尊敬する監督は故・相米慎二監督だそうで、
相米さんも平山クンも昔のワタシの助監督仲間でした。
相米さんは亡くなる数週間前に、彼から相談があると呼び出され
シーザーと3人で飲み明かしたことが昨日のように思い出されます。

  今回の取材は、見えない糸に引き寄せられた・・・?・根本豊でした。

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月曜日 根本 豊 東信担当

寺山修司の演劇実験室「天井桟敷」に所属していた演劇人。
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SBCのラジオカーレポーターを経て、調査隊員に。
中野市出身、豪快な笑い方が特徴。愛用の手提げバッグのデザインが下品と評判。

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