噂の調査隊「楽天でグランプリ!市田柿が大変身したその姿とは?」

北信は雪みたいですが、飯田はきれいな青空が広がって、この季節、長野県の広さを実感します☃

年末になりますと、様々な業界で一年を振り返るグランプリや年間ランキングなどが発表されますが、今年最後の木曜日「噂の調査隊」は、この時期にふさわしく、あるグランプリの話題を調査しました。

そのグランプリとは、「楽天 冬のスイーツグランプリ」
楽天では、スイーツのグランプリというのは今回が始めてという事で、記念すべき第1回のグランプリを獲得したという事になります。

そのグランプリに輝いたスイーツというのがこちら!!!

itida mirufyi-yu

高森町のマツザワさんが手がけた「市田柿ミルフィーユ」

今回の楽天スイーツグランプリは、
「王道スイーツ部門」「手土産スイーツ部門」「サプライズスイーツ部門」の3つに分けてグランプリが選ばれました。
「市田柿ミルフィーユ」がグランプリをとったのは、「サプライズスイーツ部門」

応募総数13000店舗の中から、まず書類審査で各部門10品に絞り、
次に一般ユーザーからのネットでの投票によって、最終審査に進む3品を選び、
12月8日、表参道の青山セントグレース大聖堂で、特別審査員4名と一般ユーザー50人ほどによって最終審査が行われました。

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         会場からして、おしゃれ♡♡♡
             itida mirufyi-yu kannbann
2次審査に当たる一般ユーザーによる投票では、2位以下を大きく引き離す31%という圧倒的な支持を集めた、市田柿ミルフィーユ。

最終審査のプレゼンに全てを託したわけなんですが・・・

その前日、実際そのステージに立つスタッフの方を調査させていただくと
「今回はどうかな〜」とちょっと自信なさげ・・・

なぜかというと、2011年ちょうど3年前に同じ楽天で行われた、お取り寄せグルメの日本一を決める「O-1グランプリ」のスイーツ部門で大賞を取っている事もあり、こうした大きなグランプリを決めるイベントは楽天では今回が2回目。
違う賞と言えば違うんですが、もし受賞すれば2回連続ということもあり、そんなに上手くはいかないでしょ~という感覚もあったようでした。

プレゼンが行われる会場をのぞいてみると、レイアウトからとっても素敵!!!

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マツザワの開発営業グループ リーダーの森本 康雄さんにプレゼンの様子を伺ってみると・・・

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「とにかく、ほかの出展商品の中で「市田柿ミルフィーユ」は特殊な商品だったのかな~」と森本さん。
それは地元で昔から愛されてきて、江戸時代は将軍様にも献上された江戸時代からのスイーツ。
それを現代風にアレンジした見た目のサプライズ。
そして、歴史の深さにもサプライズ。

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さらに、
「干柿苦手な方も食べてみてください!きっと好きになれますよ!!」
のプレゼンのごとく、試食のお皿は完食!!!
その時点で、手ごたえを感じたそうです。

特別審査員の方もこの表情!

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で、実際どんなスイーツとグランプリを競ったかと言いますと・・・
1つは、蜜で煮込んだりんごが丸ごと一個は言った壷型のバームクーヘン
もう1つは、「風船プリン」といって風船をプチンと割ると外見と中身2つの味が楽しめる卵形のプリンが現れると言ったもの。
(上記の商品レイアウトの写真を見てみてね☆)
どちらも、見た目のサプライズは目を見張るものがあります。
その2つを押しのけてのグランプリ受賞。
どの辺りが評価されたのか、楽天市場 イベント企画グループ リーダーの湊 園子さんに伺ってみると・・・

「伝統ある市田柿にバターを加えた意外性、この食感食べたことがない!という驚き。
さらにワインにも合うよね~、お酒に合うスイーツだね~という声がよく聞かれました。
幅広い年代の方に支持をいただいて、
今回はあまり干柿召し上がらないような若い方が、
この組み合わせ、意外でおいしいというコメントが沢山寄せられました。」

という事でした。

このおいしさの秘密を森本さんに伺ってみると・・・

この味と食感をを出すために欠かせないのが、プレスする事。
特殊な機械を使ってしっかりプレスし、あのミルフィーユの層をきれいに出すんだそうです。
そして、バターは国産の加塩バターを使用。
この「塩味感」とバター特有のコクが、天然の甘さとマッチして、なんとも言えない味わいを醸し出すんだそうです。

さらに、柿を採る所から干して製品にして、その市田柿を開いて重ねて、そのすべてが手作りなんだそうです。
プレゼンでも、
「農家さんの愛がいっぱい詰まってます」
と添えたそうです。

森本さん、このグランプリはうちが取ったんじゃない「地域が取ったんだ」とおっしゃって下さったんです。
その地域の重み、歴史の重み、そこに込められた全ての過程の生産者の愛情の深さがその味を作り出している。
きっとその全てに深いものを感じて下さっての評価だったんじゃないかな~と思いました。

その実力は、このグランプリだけでは収まらず、出品が難しいと言われている、長野県のアンテナショップ「銀座Nagano」への出品もあっという間に決まったんだそうです。
すでに、リピートの注文が多く来ているそうですよ☆

今回のグランプリにつながったのは、
30代〜40代の一般ユーザー
さらに、意外と多かった酒好きの男性ファン
の支持。

市田柿の消費者層の年齢拡大が課題となっている中、この「市田柿ミルフィーユ」が市田柿に革命を起こしてくれるかもしれませんね。

itida mirufyi-yu

  
そうそう!今日は今年最後の放送になりました。
一年間、お聞きいただきましてありがとうございました。
来年も、伊那谷の温かい話題、えっと驚く話題をあなたの元にお届けしたいと思っています。
本当に一年間ありがとうございました♡

        市田柿ミルフィーユファンの 西村容子 でした。



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日替わり調査員

月曜日 根本 豊 東信担当

寺山修司の演劇実験室「天井桟敷」に所属していた演劇人。
福島出身で標準アクセントがいまだに身につかない。無類の酒好き。

火曜日 竹井 純子 北信担当

SBCのラジオカーレポーターを経て、調査隊員に。
中野市出身、豪快な笑い方が特徴。愛用の手提げバッグのデザインが下品と評判。

水曜日 塚原 正子 中信担当

ロック好き。電話するとだいたいエレベーターに乗っている。謎多き女性。
松本市出身。中学・高校のあだ名は「かっぺ」。

木曜日 西村 容子 南信担当

元民放テレビ局のアナウンサー。3人の子どもを育てながら、おもしろいネタがないかとアンテナを張りめぐらしている。への字まゆげがチャームポイント。飯田市出身。

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